先日の日曜日、小雨降る生憎の天候ながら門中の晴明(しーみー)に参加してきた。実に40数年ぶりだ。余りにも記憶がかけ離れているので現実味がなかなか感じられなかったが、実は案内のハガキを元に墓を事前に探したのだ。沢岻小学校の近くとあったが、墓地は高い壁に隠れて分かりにくい。ふと見ると「関係なき方はご遠慮下さい」の案内板があった。もしかして?と狭い階段を上ると、正に門中の武姓が眼前に現れて見つけた、40数年を要した。墓地は広い、この辺りでは大きさが際立つ。門中の固い絆が歴史を刻んできたでしょう。沖縄の門中、系図はうさむれー(侍)を主とした構成のため、女子の名前が記載されない。特徴として嫡子の名前、頭に共通の一字が採用される。これによって一族郎党の証が得られるのだな。ブルーシートが張られた墓地では会費を墓前に納め、線香を炊いてウートートー。降雨のため、しかも駐車は路上のみと云う条件下では参加者も多くは望めず、30名余り。当然のように将来を託す子供たちの姿が皆無に近いのは残念。ま、何れにせよ 何百年と続く門中。歴史を止めないよう、継続に努力が求められる。
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