久しぶりにお仕事の話。
今、国道の下を小口径推進機で推進掘削中。
ボーリング調査によれば砂質・粘性土と礫質の境目が管外径の底と30mmのクリアランス。
こりゃ~安全とってTP90を採用するのが正解なんだが、
予算の関係でTP80を採用・・・これが全ての間違いの元。
なんせ災害復旧費の付いた路線は住宅内と来てるもんで、
マンホールが2mも飛び出た土質んとこを再び開削した日にゃ~
家屋を開削側に引っ張っちゃう可能性大!
んで、改築推進と思ったら、あまりの高額でルートを変える事に・・・
ルートを変えちゃうと新設扱いになり、災害復旧費は使えないのよね。
んで市単独予算でなんとかしようとするもんだから、
安い方安い方と考えTP80とか言う、
クリアランス30mmに賭けるような設計を組むハメになる。
立坑施工の際に気になる礫が出ていたが、クリアランス30mmの下だもんで、
TP80で行けると判断。
世の中そんなに甘くなくてさ、、、
玉石だの礫だのって、きっちり平たく分布してる訳ない訳で、、、
念の為、横堀ボーリング掛けてみたら、案の定、16m先と28m先に礫質層が有りやがり、
TP80での施工を断念。
立坑の幅を広げないとTP90で押すのはちと狭い。
だども、なんとかせねばと造り替えるのはしゃ~ないとしても、
TP80ならヘッドの重みで下がるなんつう事はないが、
TP90ともなればヘッドの重みは2.8tも有る。
全線薬液注入で地盤を改良してから推進するんがセオリ~だが、
ななななんと1ヶ月前ほどの国道のオーバーレイが終了してる訳。
掘り返し規制で5年間は表層をいじれない。
んんんん、どないしましょ゚(゚´Д`゚)゚
10月14日までには無事貫通させねば。
いんや前日には終わらせないと、
なんせFREEDにK5を乗っける都合があるかんな。
そんなわだしを気遣ってか?熊本県から応援車両が来てまふ。
わだし 初めて見ました 熊本ナンバー。
復興に向け全国から応援を頂いている事に感謝します!
ありがとうございます。