取り敢えず

ZEISS IKON Super Ikonta 531 Schneider-Kreuznach Xenar 75mm f3.5　400TX

 

 

取り敢えず、カメラだ。

休眠していたカメラを目覚めさせなければならない。

だから、全てのカメラにフィルムを通すことから。

全てのレンズに絞りリングとピントリングを回すことから。

そして思い出したのはこのブログの最初の頃。

写真も好きだけど古いカメラはもっと好きだと

写真を撮っていた頃。

いま、同じ状態だなあ。

でも、意識は全く違う。

それが面白いし、同時になんだかざわついて落ち着かない。

やりたいことが降り注いで来そうな感じではあるし、

何が降り注いでくるのかわからないもやもやと言うか

それらを全部出来るのかという焦りのような感情とか

それもまた面白い。

返す返す残念なのはプリントに専念する事が頓挫してしまった事。

まあ、取り敢えず全てのカメラにフィルムを通すことから始めよう。

 

上の写真は夕方の並木通りのショーウィンドウ。

いかにも古めかしい風貌のイコンタを持ったら気分もこのカメラの製造時期の1930年代に戻ってレンズを向けた、これまたレンズに合いそうなショーウィンドウ。

スキャン画像もそんな雰囲気になったのが面白かった。

そして以前は嫌悪していた横一線どうにもならないようなネガ傷も何故か愛おしくさえ見えてしまうのも面白い

 

取り敢えず面白い事だらけw