Excelのクリアには5個のクリアがあります。
- すべてクリア
- 書式のクリア
- 数式と値のクリア
- コメントのクリア
- ハイパーリンクのクリア
このうちよく使う「すべてクリア」「書式のクリア」「数式と値のクリア」を解説いたします。
表の範囲選択をしてから「すべてクリア」の場合下図のようになります。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)
表の範囲選択をしてから「書式のクリア」の場合下図のようになります。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)
表の範囲選択をしてから「数式と値のクリア」の場合下図のようになります。(Deleteキーを押したのと同じ)。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)
次にVBAでやってみます。
まず先ほどの表を3枚のシートに複製する(クリアした後元に戻せないので)
これらをVBAで表すと次のようなコードになります。
'「すべてクリア」
Sub Sample1()
Range("A1").CurrentRegion.Select
Selection.Clear
Range("A1").Select
End Sub
'「書式のクリア」
Sub Sample2()
Range("A1").CurrentRegion.Select
Selection.ClearFormats
Range("A1").Select
End Sub
'「書式と値のクリア」
Sub Sample3()
Range("A1").CurrentRegion.Select
Selection.ClearContents
Range("A1").Select
End Sub
実行するたびにExcel側で複製したシートをアクティブに切り替えてやるとよいでしょう。
なおVBAで行う場合、範囲選択はコード上で行っています。前の記事に「連続したセルを範囲選択する」がありますので参考にしてください。
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