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Excel VBA達人への道5(Excelのクリアいろいろ)

2016-10-06 16:30:01 | パソコン講座

Excelのクリアには5個のクリアがあります。

  • すべてクリア
  • 書式のクリア
  • 数式と値のクリア
  • コメントのクリア
  • ハイパーリンクのクリア

このうちよく使う「すべてクリア」「書式のクリア」「数式と値のクリア」を解説いたします。

表の範囲選択をしてから「すべてクリア」の場合下図のようになります。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)

表の範囲選択をしてから「書式のクリア」の場合下図のようになります。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)

表の範囲選択をしてから「数式と値のクリア」の場合下図のようになります。(Deleteキーを押したのと同じ)。(その後「元に戻す」ボタンで戻すとよいでしょう)

次にVBAでやってみます。
まず先ほどの表を3枚のシートに複製する(クリアした後元に戻せないので)
これらをVBAで表すと次のようなコードになります。

 

'「すべてクリア」
Sub Sample1()
    Range("A1").CurrentRegion.Select
    Selection.Clear
    Range("A1").Select
End Sub
'「書式のクリア」
Sub Sample2()
    Range("A1").CurrentRegion.Select
    Selection.ClearFormats
    Range("A1").Select
End Sub
'「書式と値のクリア」
Sub Sample3()
    Range("A1").CurrentRegion.Select
    Selection.ClearContents
    Range("A1").Select
End Sub

実行するたびにExcel側で複製したシートをアクティブに切り替えてやるとよいでしょう。

なおVBAで行う場合、範囲選択はコード上で行っています。前の記事に「連続したセルを範囲選択する」がありますので参考にしてください。

 


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