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Excel VBA達人への道(デジタル署名の付け方)

2016-12-28 10:54:44 | パソコン講座

マクロが含まれたExcelブックを開くと初期設定では

マクロが無効になって開きます。

 

それはマクロのセキュリティの設定が

「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」になっているからです。

そこでExcelを自動処理するときにマクロが無効になっては困る場合があります。

警告が出ないように「デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする」

設定にしてみました。

当然、このままではデジタル署名されていないのでマクロが無効になります。

デジタル署名というのがまた分かったようでよう分からんので整理しました。

コンピュータの世界のハンコであり主に他の人に送るファイルにくっつけるデータで

「そのファイルは〇〇さんが作ったやつですよ~」と「そのファイルは悪い人に改ざんされていませんよ~」を証明するもの

 

デジタル署名はパブリック認証局(CA)から買うとお金がかかります。

技術力のある人は、プライベート認証局を構築してオレオレ認証しします。

今回は、「VBA プロジェクトのデジタル署名」を使うことにします。

 

VBA プロジェクトのデジタル証明書の作り方

Office 2010 までは[スタート] →[すべてのプログラム] →[Microsoft Office]→[Microso ft Office ツール]→[VBA プロジェクトのデジタル証明書] で、実行すればOKだった。

Office 2013ではそれっぽいものが上記のように追って行っても存在しない。Office 2013 の「デジタル証明書の作成」が C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15\SELFCERT.EXE にあることを発見する。

このSELFCERT.EXEをダブルクリックするとダイアログボックスが開きます。

適当な名前を付けて「OK」

確認したら「OK」

インターネットオプションで今、作ったデジタル証明書を確認する。

「コントロールパネル」→「インターネットオプション」→「コンテンツ」タブ→「証明書」

 

これでデジタル署名が完成です。

そしたら次はVBEで「ツール」メニュー→「デジタル署名」→「選択」

 

Windowsセキュリティダイアログボックスで証明書を確認して「OK」

署名されたのを確認して「OK]

これでこのマクロ付きExcelブックにデジタル署名さがれました。

最後にマクロの設定を「デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする」にチェックを入れる。

そうしていったんブックを閉じて再度開くと警告なしでマクロが有効になって開く

以上がマクロブックをデジタル署名するやり方です。

Officeのバージョンが変わってSELFCERT.EXEを探すのが大変でしたが

もし良く使うのであればこのファイルを右クリックしてショートカットを作成し、

スタートメニューなど任意の場所に追加するといいです。

 


空手家のWordpressを立ち上げる

2016-12-23 04:05:06 | パソコン講座

近所の空手道場主からWordpressを立ち上げたいと申し出がありました。

もともとホームページやFaceBookなどをうまく活用されている方なんですが

道場日記をブログ風にして道場生やその親御さんにお伝えしたいという事でした。

道場日記にりんく

 

この道場は子供を中心に多くの方が通われていますが特に保護者の方にその様子を

お知らせする場合 FaceBookだとアカウントを持ってない方や実名や顔写真をさらしたくない

という方が多く今回こういう形になりました。

 

ホームページを載せているレンタルサーバーがWordpress対応だったのでインストールがスムーズでした。

道場主の投稿を主とするのでユーザー登録はほとんどしないという事からスタートしました。

FaceBookで迷惑コメントにだいぶお困りだったようで今回は外部のコメントはなるべく避けるようです。


コピペ

2016-11-21 21:07:12 | パソコン講座

コピペとはコピー&ペースト(コピーして貼り付ける事)の略称です。

パソコンではよく行われる作業の一つです。

打ち込む手間が省けて作業の効率化になるメリットはありますが

コピー元が間違っていると間違ったものをそのまま流用してしまうので

注意が必要です。

 

また安易に多用するとプログラム学習においてスキルが身に付きにくい場合が

ありますのでなるべく打ち込んで学習しましょう。

 

この前、訓練生から学習スピードが速くコードを打ち終わる前に解説が始まるので

理解が不足しがちなんですがスピードを遅くしていただけませんでしょうか

という意見をいただきました。

 

そこで私は「いい解決方法があります。」と答えました。

「コードを打つのに正確に速く打つのに越したことはございません。

タイピングソフトで練習して打つスピードを早めることです。

毎日空き時間を利用して20分でもいいからタイピングの練習をすれば3ヶ月後にには

キーボードの上を蝶が舞うようにタイピングができるようになるはずです。」と答えました。

そうすることによって解説を十分に聞けるはずです。(なんと鬼のような答え)

やはり訓練ですから低め低めに合わせるより高め高めに合わせた方が学習効果が上がると思います。


Excel VBA達人への道7(データだけのコピー)

2016-10-25 14:21:40 | パソコン講座

Copyメソッドはセル内のデータだけではなく書式も含めてセル全体をコピーします。

たとえば下図のような表があった場合

 

標準モジュールに

Sub Sample()
    Range("A1:E12").Copy Destination:=Range("G1")
End Sub

のようにコードを打って実行すると書式も含めてセル全体をコピーします。

ところが、セルをコピーするとき「データだけでいいんだけど」という場合があります。

そのときはマクロ記録で選択して貼り付けの「値」で記録すると

5行ぐらいのマクロコードになってしまします。

「どうのこうのSelect、どうのこうのPaste」と実用的ではありません。

そういう時はCopyメソッドは脇に置いて発想を代え

Valueプロパティで代入式を使えばすっきりしたコードになります。

Sub Sample2()
    Range("G1:K12").Value = Range("A1:E12").Value
End Sub

書式のないデータだけが貼り付きます。

ただし注意としてValueプロパティを省略せずに指定して

さらにコピー元と貼り付け先は、同じ大きさのセル範囲でなければなりません。

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