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BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

食物繊維が大切なわけ

2007-07-22 18:27:20 | Weblog
例えば、馬に人参ばかり食べさせてカイバ(飼い葉と書けば意味が良く分かると思いますが、馬や牛などに食べさせる干した草のことです)を与えないと、食物繊維が不足して馬は糞が作れなくなり、腸が詰まって死んでしまいます。

食物繊維が大切なわけはといいますと、その一番は腸内の善玉菌を育てて大便を作る働きです。

そして又、体内を巡って毒素を集めてくるといった働きもするものです。
本来体内に蓄積される性質のものは別にして、基本的には多くの有害物質は食物繊維の働きで排泄できるように身体は作られています。

もう少し具体的に言いますと、ほうれん草や牛蒡などの食物繊維の豊富な緑黄色野菜と根菜類、そして葉緑素の多いクロレラ、スピルリナなどを多く摂ることにより、体内に入ったダイオキシンなどの有害物質を徐徐に減らすことができるのです。

言葉をかえて言いますと、食物繊維には解毒作用があるということです。
当然のことですが、肉食では食物繊維を摂ることは不可能です。

体内の老廃物を除去し、毒素を解毒して体外に排泄することは正しい栄養を摂ることと合い等しく大切なことであります。

日本人の大腸の長さは食物繊維を十分に消化、吸収するなどして活用できるように歴史的に長くなっているのですから、毎日の食生活で食物繊維を多く摂るように心掛けることを惜しんではなりません。

しかし、現在、食物繊維がいっぱいといううたい文句のドリンク類が数多く出回っていますが、これ1本で一日分の食物繊維が摂れるという宣伝を信じていては後で後悔すること請合いです。

今の世の中、いやなことが多すぎますが、お互いに健康で楽しく、長生きしようではありませんか。
そのためには、最低限の努力をすることが不可欠であることをお忘れなく。


脂もしかり

2007-07-14 10:54:02 | Weblog
基本が草食動物である人間にとっての肉食の害の中には鳥獣の脂も大きな要因として含まれています。

それは人間の体温が鳥獣のそれより3℃ほど低いことによるものです。
素人感覚でのイメージとしては、体温差により鳥獣の脂が人体内で冷えて固まりやすく、その分血が粘っこくなって血管を詰まらせることとなり、血管障害ひいては心臓疾患、脳疾患などを引き起こすといったところでしょうか。

肉食が癌や心臓疾患の誘因であることは、いくつもの調査で明らかにされてきていますし、実際、日本でも肉食の増加に伴なって大腸癌、乳癌、心臓疾患などが急激に増加していることは周知のことです。

個人の勝手な解釈ですが、以上のことは各種の繁殖、養殖ものに関する問題、事故等が次から次へと沸き起こってきている昨今、地球上で最も勝手な生き物である人間がエスカレートする一方の商業ベースの考え方を元に他の生き物を大量に「生産、殺戮」するという自然への冒涜ともいえる行為(=自然界の摂理に反する行為)に対する人間以外の自然界全体の反抗の狼煙という気がますます強くしてくるものであります。

肉食の害と恐ろしさ

2007-07-07 12:06:16 | Weblog
人間の腸は、口から肛門まで連なる一本の管になっている一連の消化器官類の中でもその先端部分の口の中にある歯と同様に大量の肉を消化するようには出来ていません。

肉を食べますと、どうしてもそれは長時間にわたって腸内にとどまってなかなか排泄されません。

そうなりますと動物性の蛋白質である肉は腐敗していろいろな有毒成分を発生します。
その毒素は腸から吸収されて血流に乗って体中をめぐり、各種の体内成分との相乗りにより弱いところを見つけては細胞を攻撃し、遺伝子を破壊する(これがもうみなさんご存知のガン化ですね)など多くの悪さをはたらきます。

そして体内ではそれに対する防御反応としてその毒素を解毒しようとしますが、その時に大量のミネラルが消費されます。
そうしますと体内はミネラル不足になり、その分だけ免疫力が低下して更にガン化されやすくなるという理屈になります。

今でも私が中学校時代といいますからには今から50年ほど前に「秦」というお名前の保健体育の先生から教えられたオリンピックの話のことを思い出します。

その要点は
「日本人の腸は祖先が日本列島に住みついて以来の長年にわたる米、野菜、大豆、小魚類を主とする食生活の影響で肉類を多食する欧米人の腸より(どれくらいかというのは思い出せませんが)ずーっと長さが長いから、肉類を食べることには適していない。」
というお話でした。

今になってみるとよく理解できますが、根本は人間だけでなく生き物はそれぞれの種が代代にわたる想像をこえる長い長い年月の間に、それぞれが住む土地の気候風土に適応して変化してきたということの解説だったのです。

穀物がとれないアフリカなどでは、家畜に草を食べさせてその肉や乳を人が食します。
又、エスキモーはアザラシの生肉を食べて栄養を摂ります。
それらはその土地で生きていくには他に方法がないためにしてきたことなのですが、その間に体が適応してきた結果であり、生き続けてくることができたという証明でもあります。

日本人は日本列島という温帯多雨の気候帯にあって海に囲まれた居住に適した土地に住み、豊かな穀物、果実や魚介類に恵まれて生きてきました。
その結果、日本人はそれら恵まれた海の幸、山の幸を食べてこそ健康でいられるような体の仕組みになっているのです。

このことを日本人全員がよーく、考え直してみる必要があると考えます。


本来、人間は草食動物

2007-06-27 18:53:24 | Weblog
その功罪の有る無し、程度の良し悪しは別としまして、人類は霊長類の頂点にあります。
同じ霊長類の中で人類に近いチンパンジーは近い分だけ食生活の面で人間に似通ったところがありますが、ゴリラは山で草を食べ、オランウータンは森で木の実を食べて、穏やかに暮らしています。
一般的な状態に於いては他の動物を殺すことはありませんし、殺して食べることはしません。

人類はエスキモーのように草の生えない極地でも暮らしますから生きて行く必要上、魚介類、鳥、獣などを食べること即ち肉食をしますが、人間の歯には穀類や木の実をすりつぶす臼歯はあっても肉を裂く牙はありません。

菜食主義者が一般の人よりむしろ健康で長寿であることが多いことからも分かるように、人間は本来鳥獣の肉を必要としない、草食の霊長類なのです。

人間がいつ頃から、なぜ通常の生活において肉食をするようになり、どのように変遷してきたかは別の機会にゆずるとしまして、現代人が牛、豚、鳥などを大量に食するのは、何代も何代もに渡り繰り返されてきた幼児期からの生活習慣の教育の結果に他なりません。

人間という動物は、本来は草食動物なのです。

栄養はバランスが肝腎

2007-06-14 16:28:07 | Weblog
6大栄養素って皆さん覚えておられますか?

1)蛋白質
2)炭水化物
3)ビタミン
4)ミネラル
5)脂質
6)食物繊維

専門職或いは関心大なる方は別にしまして、ああっ、こんなのだったなあとうなずいておられる方も多いのではと思います。

細胞に必要な栄養は上の六つです。
これらをバランスよく摂ることが大切であり肝腎なことなのです。
どんなに沢山食べてもバランスが悪ければ、逆に健康を損ねてしまいます。

私も以前は、自然のものを自然に食べていれば栄養のバランスはとれるはずだといった考えでおりましたが、現代の栄養に関する知識レベルで人間社会の歴史と現状を考察していきますと、この考えだけでは自分の栄養、健康を完全に確保することが困難になってきていると考えざるをえない状況にまできていると思います。

人間の知識の進歩、平均的な味覚の変化、生活習慣の変化、これらの複合的且つ流動的な流れの中で我我が口にする食物は姿は変わらずとも内容、味が変わってきているものが数多くあるのが現状です。

また、食用に供する植物、動物の栽培、肥育、養殖等において使用されるホルモン剤や添加物の安全性の基準はその時代、その時時で変わるものであり、自分が食するものの安全性、内容の良し悪し等は法律等でいろいろな規制があるものの最終的には自分自身が判断しなければならないものであります。

例えば、ある調査によりますとこの4~50年の間に多くの日本の農作物からかなりの割合でミネラルが失われてしまっているというデータが出ています。

このようなことから、現代においては自然な状況下でつくられたいわゆる自然物を食するのと併せて不足しがちな栄養素を補給するための栄養補助食品を摂ることが必要であり、また理想の栄養バランスを実現できる合理的な方法ではないかと考えます。


健康と栄養

2007-06-11 16:14:18 | Weblog
「前回の[なぜ今、健康が大切か?!]で健康とはすなわち-細胞の健康-であって、人の体は血も骨も筋肉も、また脳も内臓もすべて細胞の集まりであることから、あなたの細胞のひとつひとつが元気ならば、あなたは健康であり元気なのです。」ということを書きましたが、お分かりいただけたでしょうか。

そのことを70年も昔に証明しようとした人がいます。
その人というのは、アメリカで初めてノーベル賞を受賞したキャレル博士です。
博士は1,930年代にある実験を始めましたが、その実験の内容というのはニワトリの「細胞」を取り出して正しい「栄養」を与えてその「細胞」で発生する老廃物をきちんと除去し続けるということでした。
その結果は驚くなかれ延々なんと37年間、キャレル博士が亡くなった後も生き続けたのでした。

人の細胞も同じことで、正しい「栄養」が届けられてそこで発生する老廃物がきちんと除去されるならば、長く健康であり続けることができるのです。

ひとつひとつが健康に活動している「細胞」の集まりが即ち、健康で元気な人の身体そのものであり、その元はと言えば正しい「栄養」だということです。


なぜ今、健康が大切か?!

2007-06-11 16:10:42 | Weblog
平均寿命はどんどん延びて今では人生80年の時代です。
人生50年と言った頃の常識はすべて七掛けといってよいでしょう。
例えば50歳の人は昔で言えば七掛けの35歳で人生いよいよこれからといったところです。
80歳でやっと昔の56歳、定年を迎える年頃となります。

これは健康であれば大変よろこばしいことです。
しかし逆に60歳そこそこの「若さ」で健康をそこねてしまうと、程度の違いはあれどあまり楽しくない老後が延々と続くということでもあります。

だからこそ今、環境が悪くなる一方のこの時代、40代、50代、60代を自分の健康に関心をもち、「合理的な方法」 で対処しながら暮すことが非常に大切になっているのです。

健康とはすなわち「細胞の健康」です。
人の体は血も骨も筋肉も、また脳も内臓もすべて細胞の集まりです。
あなたの細胞のひとつひとつが元気ならば、あなたは健康であり元気です。
そのあなたの細胞はすべてこの2年ほどの間にあなたが「口から食べたもの」でできていますから、健康の基本は「食生活」にあるのです。