噛噛堂しみじみ備忘録

鞄に本。リュックに本。
遅読、乱読、併読、積ん読、それでも中読。いえ中毒。
どうにもこうにも本とのハナシ。

安楽園 その3

2006年07月25日 | がつがつ飲食記

滅法、レトロに弱い。
そんなアタシの琴線に触れるところで、まずはかる~くジャブ、それは急須。
まだまだ、売ってます、買えます。
でも。
「ここ」で出てくるから、 価値があるんです。


「噛噛、トイレトイレ!トイレ行って!」
と、指令。
どおやら、アタシを喜ばすレトロモチーフがあるらしい!
中庭の、鯉と見まごう丸々と太ったランチュウを右手池に見ながら、トイレへGo!




これだ~⊂(´∀`⊂



さて。さすがにジモピーも躊躇する店構え、知る人ぞ知るな店なわけで…
日曜の外食ゴールデンタイムに、
「えっ。お客さん、もしかしてアタシたちだけ?!」……

てなわけで、店内散策を許されました!
二階に直行!



「いや~、ここ貸し切りで宴会して~な~」
「大奥みたいにさ、パーン!パーン!て、襖開けるのやってみたい!」
「座布団カバーに『安』マーク入ってるよ~」




レトロ…。
しかも、レトロもレトロ、
こりゃ大トロ!⊂(゜∀゜*⊂


ちいと昔まではねぇ、こんなんでしたよ、鍵って。ねぇ。
指紋認証?声紋認証?虹彩認証?
けっ。

こんな鍵でセキュリティーが成し得るってことこそ、文明社会ですがな。



磨きこまれた、この階段。
板の一枚一枚が文化財です。
尚、階段下りて突き当たりの台の右横には、それこそ、
無形文化財的 高齢者雇用安定法的 仲居さんが、
椅子に座って居眠りしてました……シーッ!( ̄b ̄)



今回使わせていただいた個室の装飾です。
ま、これだけならどうということもありませんが、ふとその下を見ると…


こういうノリが好きです。


ま、ノリっつうかなんつうか。
こいつを配置することについて、恐らく何も考えてませんね。
この 弛緩 ぶりが魅力です。

「安楽園」。以降、横浜市民として、中華好きとして、サポーター宣言です!


尚、宣伝したいのは山々ですが、横浜中華街オフィシャルホームページにも、
「店舗の希望により情報を掲載しておりません」
とな。


スローフードどころか…
スローレストラン?
時代の最先端です。