まめまめ日記

身近な小さな幸せを探して綴っていきます。
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【転記】牡鹿(おしか)プロジェクト

2011-05-16 23:59:00 | 震災ボランティア
社内用にボラセン宣伝のブログを立ち上げています。
その記事を転載します。
ブログ用に多少編集しています。当時の想いの記録です。



5/13に東別院を出発した人々は 3つのグループに分かれ、
①湊小学校での、サラダ炊き出し、医療チーム、キッズコーナー
②気仙沼はまセンでのがれき撤去
③牡鹿半島、避難所回り
③グループはさらに3つに分かれ牡鹿半島に向かいました。

牡鹿半島は津波の被害がひどく、いまだ支援の手が行き届いていない地域です。
トータル8避難所を回り、今まで集めてきた物資を配ってきました。

そこで分かったことは
・高齢者が多い
・幼児、子供などがあまりいない
・もともと食料品店が地域にない
ということでした。

牡鹿地区はLPガスで、ライフラインの心配はないようですが、
お買い物ルートの心配がありそうです。

80人の小学校では、こちらの持っていった物資があっという間になくなったと聞きました。
1つ1つの避難所は30人ほどの規模とも聞いています。
いままでボラセンでは大きな箱にたくさん詰め込んで持っていっていましたが、
これから小さな箱をたくさん作る、必要な内容物の箱をお渡しして次へ向かう という
流れになると思います。

いままでみなさんに丁寧に行って頂いていた仕分けが活きてきます。

もともと食料品店が地域にない、という話は 牡鹿半島の東側、泊での話です。
震災前までは、女川からの移動販売で食料品を購入するという生活スタイルだったそうです。
女川の震災被害により、移動販売車が回ってこなくなり、
震災から2ヶ月経過する今もおにぎりとカップラーメンだそうです。
同じ日本と思えず、心が痛いです。

ボラセンでは宮城生協で何かお野菜などを買ってお届けしたいと考えています。

名古屋のみなさんからは調味料を応援物資として募集することになりました。
明日と明後日は、各工場での応援物資の収集日。
みなさん好意的にご協力頂いていて、
人の気持ち、優しさ、できることに限りはないなあと感じています。