Daily-Beagles

お空へ旅立ったビーグル犬のアンディとマーブルスの楽しい思い出を。

ありがとう、アンディ&マーブルス

2024-04-07 | アンディ・マーブルス

今日、アンディが荼毘に付されました。

 

マーブルスと一緒に2009年の11月にアンディは我が家へやってきました。

 

アンディとマーブルス、全く個性の違うふたりはとにかく楽しかった。

アンディはのほほんとしている割に、ドッグランへ行くと変態になったり、家の中では怖がりでダンボールが大っ嫌い。

お散歩へ出るとフレンドリーに対応しても、一緒にいるマーブルスの方が可愛がられアンディはあまり気にして貰えない。

若干、可哀想な一面も感じたけど、そんな事は全く気にしないのもアンディ。

 

病気知らずだったアンディも、昨年の7月頃から顎に腫瘍が出来てみるみるうちに大きくなり、扁平上皮癌に罹患していることが分かり、JERMECで顎を切除する大手術を行って、命を取り戻し元気な姿も戻ってきた。

その後、咬んで食べる事が出来なくなり、液状にしたフードを舌でペロペロと水を飲むように食事を摂りながらも、普通に元気良く毎朝の散歩もクン活も欠かさずに、中途の検査でも再発や転移は見られず安心していた。

2月終わりくらいから元気が少しづつなくなり、食事を減らしていないのに痩せてきたりと心配な状況に。

その頃、首の周りを触ると固い腫瘍のようなものを感じて、単なるできものであればと思いながらも、再度JERMECで検査を行う事となりました。

レントゲンや血液検査の結果から扁平上皮癌の再発であることが分かり、年齢や今回の腫瘍を除去する手術が困難であることから、「投薬による緩和する治療を行っていきましょう」ということとなり、本当は今日が再検査の日だった。

検査時にはそこまで悪くなかったものの、その後食べても吐いたり、食事を摂らなくなったり、最後は水を飲むことすらしなくなり、扁平上皮癌の進行が早かったのかと思われ、最後はため息をついて、スッと静かに息をしなくなりました。

見た目では痛みとかで辛そうな感じには見えなかったので、痛みが出る前に息絶えたのは最後の幸せだったのかも。

 

本当はアンディと一緒に来るはずだった、尾根緑道の桜と菜の花。

桜が咲く前にアンディは息を絶えてしまって見る事は叶わず残念で仕方無い。

 

菜の花は既に終わっていて、この写真を撮っている最中も菜の花を刈っている最中だった。

今年は、菜の花は普通に咲いたけど、桜の開花が遅すぎたような気がする。

二週間前に咲いていたらアンディと見られたのに。

 

アンディを乗せて斎場へ車で向かう際にちょっと遠回りしてこの道を通ったので、車の中からアンディも見てくれたかも。

一応、一緒に桜を見ようという約束は果たせたかな。

 

皆さまからいただきましたあふれる程の沢山のお花に囲まれ、大好きなおやつを持ってアンディは天に駆け上がっていきました。

最後のお別れはすごく悲しかったけど、アンディがお空でマーブルスや沢山の仲間に囲まれて遊ぶ姿を思い浮かべて、気持ち良く送り出せたかなと思う。

先代犬のすぬやマーブルスもみんなここからお空へ駆け上がっていきました。

 

外へ出て建物から薄い煙が出ているのを見て手を振ったよアンディ、見てくれたかな、無事着いたかな。

 

また、マーブルスと一緒に並べたね。

アンディは先代犬のすぬ君には会ったことは無いけど、そっちですぬおじさんを探してみてね。

アンディと一緒に遊んだお友達もいるから、お空で電車ごっこやストーカーをすると良いよ。

でも、あまり変態な事ばっかりしたら、みんなに嫌がれるからほどほどで。

 

お留守番が嫌いで怒り吠えや遠吠えしたり、悲しい声を出したりと普段は大人しいのにお留守番になると騒がしくなるアンディ。

ゆーが怒られていると途端にチェアーの下に隠れたり、自分の所へ震えながら来たりと弱虫全開。

お散歩大好きで、クン活は日課の如く積極的な活動をする。

ビーグルらしいなぁと思う反面、食べる事に関しては結構冷静で食べ物が落ちていても匂いを嗅ぐだけで口にしたり食べたりしない。

まあでも、アンディはドッグランでの電車ごっこやストーカーとか変な奴という印象が一番強いかな。

そんなアンディは病気はあまりせず肛門線が破裂する程度で健康優良児だったのに。

 

一方、マーブルスはさんぽ拒否するとか、顔を舐め出すとしつこすぎたり、ちゃっかり膝の上にぐるんと丸く寝っ転がったり。

ピョンピョン跳ねるように歩く姿や何か言うと顔をガン見したり、アンディに真似て吠え出したり走り回り出したり、弟ぶりが可愛かったなぁ〜。

アンディは自分本位なんだけど、マーブルスは周りを結構気にして行動したり、対称的なふたりは名コンビ。

 

毎朝一緒にお散歩していたのがぽっかりと無くなってしまって寂しいよアンディ。

冬は真っ暗な中お散歩へ出発して、家に着く頃に陽が出てくるとか素晴らしい思い出になったよアンディ。

 

沢山のお花やメッセージ、本当にありがとうございました、アンディも皆さんにとても愛されていたんだなと思いますし、お空から喜んでいると思います。

 

アンディもマーブルスもお空に居るけど気持ちはいつまでも一緒だよ、アンディ!マーブルス!

 

ありがとう、アンディ&マーブルス。


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