(川上弘美著)
★★★★★(ベアの満足度)
夫の浮気を「現実のもの」と理解するには時間がかかる。
その時間と心の揺れ綴った小説。
夫をまだ愛しているのか?
別れたいのか?
自分の気持ちが、現実をとらえるのは難しい。
ほんわかした可愛い奥さんが、
(まるで江國香織さんの小説に出て来るような奥さん)
一歩を踏み出すまでのお話。
どちらにストーリーが向かうのかわからず、
ドキドキしながら一気に読みました。
主人公の一歩は、結論のでないままの一歩かもしれない。
でも、心の行方は1つではないことが、
決められないままの答えに嬉しくなる。
優しいタッチの文章に他の小説も読みたくなりました。
お褒めいただき、ありがとうございます{ラブラブ}
この感動が伝えきれない~ともどかしく思いながら、
書いたものだったので、
少しでもお伝え出来たとしたら、とても嬉しいです。
本を読んだときの「きゅん」となる感覚が好きなのですが、
この本は、心が動きっぱなしでした。
ともじさんと同じ本を共有できたこともとても嬉しいです!
いつもありがとうございます{ラブラブ}
感激してしまいました。
短い文章で伝わってくるものがしっかりとあります。
ココロに残る文章です。
こんなふうにしっかりと感じて、伝えられるベアさんの聡明さ、ホントに素晴らしいです!
この本おもしろかったです。
ベアさんの感想を読んで、おもしろさに深みが増しました。