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七面山で足慣らし

2012年09月16日 | 登山

リハビリ第二弾として高度差1500mの七面山に登りました。

【9/13、200名山の七面山-1989m】

当日の晴天を確認して自宅を4:30に出発。
早朝の中央高速を走って甲府南ICを経由し、身延山の手前で右折して南アルプスの谷に入ります。

真っ直ぐに行くと農鳥岳、間の岳、北岳の下を通って広河原に通じていますが、早川町で左折。
七面山の「表参道」登山口に
は門前町のような宿坊と土産屋さんが並んでいました。
平日のためか、ガラガラの駐車場に車を止めて6:45から登山開始。

七面山の登山口は、神社の参道入り口になっています。

案内図を確認し、最初に「羽衣・白糸の滝」を見学します。

羽衣橋を渡ると突き当りが白糸の滝です。

徳川家康の側室・お万の方の銅像で法華経信仰が厚く、
この滝で身を清め七面山の女人禁制を解いたことでも知られているそうです。

傍には着替所があり滝に打たれる修行場にもなっています。

滝を見学して戻り、登山口-510mを7:00に出発。
今日はトレーニングのため標高差1500mを登って山頂を往復します。

【表参道→遥拝台→七面山→1989mピーク→七面山→遥拝台→敬慎院→表参道】

石段の参道を登り始めてすぐに一丁目を通過。

二丁目の神力坊を通過。
七面山は日蓮宗身延山の奥の院ということになっていて白装束の登山者をたくさん見かけます。

参道の傍には壱丁目から50丁目まで石柱が立っていて、
信者が寄贈した屋根付きのベンチ等がよく整備されています。

途中には○○坊という建物がいくつかあり、参拝者には適度な休憩所になっています。
13丁目辺りで肝心坊を通過。

23丁目の中適坊を通過。

石柱は登りの目安になりますが、参拝者には厳しい修行の参道です

途中に開けた展望の場がありましたが、昨年登った櫛形山でしょうか。

36丁目辺りの青雲坊を通過。
この時間でのすれ違いは5名ほどで宿坊からの下山者ですね。
杖を持たずによく登ってきましたねと言われました。

参拝道の周囲に花はほとんど咲いていませんでした。

  

40丁目を通過、残り10丁となりましたが厳しい登りでした。

修復中の和光門を通過すると参道も終盤です。

その先を登ると立派な鐘楼台と山門の前に出ました。
補修業者の軽トラックが走ってきて関係者限定の林道になっていますね。

ここを左折して登ると49丁目・遥拝台-1700mで、9:50に到着。

残念ながら湧き上がるガスで展望なし。
案内板では正面に富士山が見られるようで残念。

ここから先は標高差300mの登山道になります。
前方にガレ場と山頂方面が見えてきました。

穏やかな山道を進んでいくと、やがて最後の急登になります。

10:40に七面山山頂に到着。

稜線の一角といった感じで、ピークはなく展望もほとんど無し。

方位盤があり、西の方角に難関の200名山・笊ケ岳が見えるようです。

山頂には二組四名の登山者がおり、宿坊に泊まった方達のようです。
200名山の記念撮影をお願いしました。

昼食後に山頂の先にある本当のピークに向かいます。

藪漕ぎ10分ほどでGPSの示す最高点-1989mに到着。
踏み跡も何もありませんでした。

山頂に戻って11:15に下山開始。

少し下って東壁が大きく崩れてガレ場になっている「ナナイタガレ」を覗きました。
ここが山名のいわれとなっているようです。

七面山の登山道はほぼ樹林帯に覆われているため、
快晴ながら涼しい山行になりました。

  

遥拝台の広場にある大きな隋身門から敬慎院に立寄ります。

そこから石段を下ると、立派な敬慎院があります。

50丁目の敬慎院に参拝します。

その奥にある大きな二ノ池を見学。

1700mの山中に厳かな寺院と立派な伽藍などがありました。
高低差1200mの厳しい参拝道を維持するためにも、
身延山のようなゴンドラやロープウェイ建設は無しですね。

境内には宿坊で使用した布団が多数干されており、平日も人気のようです。
そこに
軽トラックが大量の登山ザックを積んで入ってきました。
空身で登る登山者が利用しているようです。

12:00に敬慎院を後に下山開始。

青雲坊を通過。ポツポツと白装束の参拝者が登ってきます。
中にはお経を唱えたり、お経テープを聞きながら登る信者も見受けられます。
肩身の狭い登山者としては「ご苦労様です」と挨拶しながら道をゆずりました。

中適坊には140名の団体参拝者が昼食中でした。
聞くとさらに100名位が登ってくるとのことです。

2丁目にある神力坊では30名程の参拝者に遭遇。
参道登山が厳しい方はこちらでお祈りしているようです。

高度差1500mを下って13:50登山口に帰着。
約6.5時間、31,000歩のキツイ山行になりました。

よく整備された参道で、途中の水場やトイレには感謝の小銭が置かれていました。

河原の水で体を拭き、14:20に昭島に向かいました。

幸い高速渋滞もなく16:40に自宅に帰着。

今回のダメージは結構きつく、9/15のディキャンプでは筋肉疲れでヨロヨロと歩きました。


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