ツェルマット六日目、スキー最終日となりました。
【4/8、サースフェー氷河スキーエリア滑走】
集合地点に一旦集合し、世界遺産ベルン観光組はツェルマット駅へ移動。
サースフェー氷河スキー組はジャンボタクシーに乗車。
隣のターシュ駅を経由してサースフェーに向かいます。
車窓をしばらく楽しみます。
サースフェーは、ツェルマットに比較すると寂しい印象の谷でした。
氷結した滝が見えました。
一時間程でサースフェーの駐車場に到着。
サースフェーの町並みを見ながらゴンドラ駅まで徒歩で移動。
ゴンドラ駅にてスキー靴に履き替え、専用スキーパス券を受取。
大型のゴンドラに乗車。
残念ながら雲に覆われて薄暗い天候となりました。
ゴンドラ駅から登山電車に乗り換え。
最高地点Allalin-3500mに到着。
ここのトイレ表示はユニークです。ちょっと躊躇しながら入りました。
前方のStraflforn-4190mは完全に雲の中。
サースフェー遠征組で記念撮影。
いよいよ氷河コースに滑り出しますが、視界不良。
コース周辺には無数の氷河が間近に見られます。
氷河上に造られた固いアイスバーンのコースになります。
せり出した氷河の塊り。
クレパス対策として、スキーを外さない様に注意がありました。
コース両側に見られた氷河のクレパス。
これだけ身近に見られるのがサースフェー氷河の特徴とのこと。
ツェルマットに比較すると急斜面が多いロングコースでした。
全コースを巡る予定で一番左側を滑っています。
まだまだコースが続きます。
やっと町近くまで降りてきました。
ゴンドラに乗って次のコースに向かいます。
狭いトンネルを通ってコースへ出ます。
中間部から見上げた登山電車へのゴンドラ駅。
山小屋レストランで昼食タイム。
悪天候で気付きませんでしたが、結構、お客さんで一杯でした。
子供達からは撮影を拒否されて残念。
大きなハンバーガーとポテトを美味しく頂きました。菓子パンもOK。
午後もガスの中で、青空には会えませんでした。
ナショナルチームのトレーニングバーンに登ります。
長いTバーリフトにしがみ付いて尾根-3010mに辿り着きました。
固いアイスバーンを滑走開始。
昨年のドロミテのトンバコースに似た競技バーンでした。
中央部コースを更に下ります。
標高が下がると、コースが緩んできました。
残るは右側のコースになります。
ゴンドラで登ってツルブリッケンが練習したというロングコースに到着。
休憩組を残して一本目の滑走。
暴走注意のため、一時停止して安全確認しながら滑走。
ダウンヒル練習に最適な変化のある一枚バーンです。
徐々に緩んでゴール付近はグズグズになります。
二本目の前に山小屋で私達もティータイム。
午後4時集合で、残り時間が少なくなりました。
小屋の展望台からWeissmies-4017mを撮影。この方面には青空が広がってきました。
二本目は、今回のスキーツアーの滑り納めになります。
集合地点に向けてツルブリッケンコースをスタート。
私の二本目はオフビステに挑戦。
6日間の疲れでしょうか、固い凹凸に膝がもたず中盤からコースに戻ります。
コース下部は更に緩んできました。
林道を滑ってサースフェーの町に移動。
スニーカーを預けたゴンドラ駅に到着。
ここで靴を履き替え、タクシーが待つ駐車場まで歩きます。
小さな店しか無いため、駐車場でしばし談笑。
午後4時にジャンボタクシー到着。
サースフェーの谷間を戻ります。
一時間でツェルマットに戻り、皆さんスイスフラン使い切りの買い物に出ました。
ここの物価は120%のようで、本当に高く感じます。
夕食時には小雪になり、深夜まで降り続きました。
四つ星ホテルの食事には量・質ともに満足でした。
アメリカで増えた体重は2kgオーバーまでダウンできました。
夕食後、スキー道具や荷物をまとめて早朝の出発に備えます。
残念ながらサースフェーはスキーライン未加入で、滑走記録無し。
6日間推定で リフト 80、滑走距離 210 km、標高差 33.000 m 程度になります。
志賀高原のフリースキー時に比較すると半分ですが、マッターホルン展望と食事で
贅沢な時間を過ごせました。天候は三勝三分で、海外スキーの晴天率は78%に少し下がりました。
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