熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

奥日光の200名山・女峰山

2013年07月15日 | 登山

 3:00に起床して朝食。シェラフカバーだけで熟睡できました。
薄暗い中、3:30に三本松駐車場を出発して志津乗越に向かいます。

狭いながら舗装された林道を登って4:10に志津乗越に到着。
駐車禁止だらけで、スペースを探しましたが、先行車の隣に駐車しました。
登山口周辺では三台が限界のようです。

先行者のテントがありましたが、まだ就寝中のようです。

 

登山準備をして4:30に登山口-1785mから林道歩きをスタート。

【7/11、志津乗越-馬立-女峰山-帝釈山-富士見峠-小真名子山-大真名子山-志津乗越】

今日は高低差750mながら周回コースで四つのピークを越えます。

 日光方面の空が朝焼けてきました。

4:40に林道の通行止め地点を通過。

林道分岐点を左折して進みます。

女峰山の山並みから朝日が登ります。

5:10に馬立登山口への分岐点を通過。

林道から60m程降下して河原に出ました。

ガレ場の沢を渡ると裏見-日光ルートとの合流点があり、
この馬立登山口-1730m地点から唐沢小屋-女峰山に向かって登り始めます。

 

砂防の堰堤沿いの緩やかな斜面を進みます。 

治山工事が頻繁に行われているようです。

徐々に勾配がきつくなり、中斜面になってきました。

 

馬立-唐沢小屋の案内に沿っていくと、6:20にガレた涸れ沢に出ました。

 

ガレた沢を横切ると対岸に登山道標があります。

いよいよ急登になると左側に水場がありました。 

ここが唐沢避難小屋の水場になります。

「女峰の冷泉」という湧き水を三口ほど美味しく飲みました。

 

ガレ場から視界が開けて男体山-大真名子山が見えます。

馬立コースと黒岩コースの合流点に建つ唐沢避難小屋-2240mに 6:45到着。

二階建ての室内を見学し、起床した単独男性に挨拶して小屋を後にします。

 

小屋周辺に石神像と石祠がありました。

 

山頂まで残り200m、樹林帯を進むとすぐにガレ場の急登になります。

ガレ場からの展望です。

樹林帯に入ると残り100mでしょうか。

遭難碑と案内プレートがありました。

 

まもなく女峰山の神社に到着し、左手に山頂が見えました。

 男体山の祭神が大国主命であるのに対して女峰山は妃の一人、田心姫命(たごりひめのみこと)を祭る。
神社が山頂直下にある。二等三角点「女峰山」(標高2,463.5m)が設置されている。

 

7:20に快晴の200名山・女峰山-2483mの山頂に到着。

女峰山(にょほうさん)は日光市の北側、男体山の北東約7km地点にある標高2,483mの成層火山である。
いわゆる日光表連山の東に位置し、日本国内では女峰山より東にこれより高い地点はない。
35万年前ころから噴火をはじめ、平均して1万年に1回の割合で噴火を繰り返したが、
8万6000年前を最後に噴火を停止しており、開析が進んだため山頂は鋭く尖っている。
東の赤薙山、西の帝釈山との間はやせ尾根でつながっている。

 

周回ルートの大真名子山-小真名子山-帝釈山が一望できます。
山頂で冷たい風を避けながら軽食を摂りました。

南側の日光方面です。

高層雲で、急な雷雨の心配は無さそうです。

7:40に帝釈山へのヤセ尾根に向かって出発。

剱峰と呼ばれる急峻な岩場を急降下します。

ヤセ尾根から見た女峰山山頂です。

 

帝釈山の手前に鎖場の小ピークがあります。

「専女山」の標識がありました。

 

専女山から見ると立派なピラミッド形の女峰山です。

 

日当たりが良い尾根には花が豊富に見られました。

8:05に帝釈山山頂-2455mに到着。

帝釈山(たいしゃくさん)は日光連山(日光表連山)の中央、女峰山と小真名子山の間に位置する。
女峰山と繋がる痩せ尾根は「馬の背渡り」と呼ばれ、日光三嶮のひとつに数えられている。
標高2,455mで三角点は設けられていない。

 

北西に日光白根山と太郎山、奥鬼怒、尾瀬方面が望めます。

 

帝釈山から一気に400mを下って富士見峠に降ります。

 

樹林帯の塹壕の様に深く掘れた沢道を下ります。

倒木だらけで土手の木々の迂回路を利用しながら下ります。 

9:00に富士見峠-2056mに到着。

 

ここから250mを登り返しますが、ガレた砂場でズルズルと滑ります。

向かいの帝釈山との高低差を見ながら、今日一番の頑張りになりました。

直射光を浴びてクラクラしながら樹林帯に入ります。

250mのガレた急登を登りきると電波塔に出ました。

 

10:00に小真名子山-2323m山頂に到着。

小真名子山(こまなこさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。
三等三角点「小真名子山」(標高2,322.9m)が設置されている。第四紀の溶岩円頂丘である。
機関文書では「こまなこさん」と濁らない読み方で記載されているが、一般には「こまなごやま」とも呼ばれる。
また、大真名子山と対で呼ぶ際は「おおまなこ、こまなこ」と濁らないようである。

日光連山(日光表連山)を代表する一峰で、大真名子山と帝釈山の間に位置し、両山間は登山道で
結ばれている。関東地方南部地域からも女峰山と大真名子山の間に隠れるように山頂部の輪郭のみよく見える。
小真名子山という山名は、男体山、女峰山の孫山「愛子(まなご)」に由来すると言われている。
広く関東一円からその山容を見ることができる大真名子山に対し、本山は女峰山と大真名子山の間に
隠れてあまり見えないこと、またその山頂標高もやや低いことから小真名子山と名付けられた。

山頂で昼食を摂っていると、単独のトレイルランの方と遭遇。
雷の心配をされていましたが、あっという間に大真名子山に向かっていきました。

 

10:15に山頂を下って鞍部の鷹ノ巣に向かいます。

15分ほどで鷹ノ巣-2166mに到着。 

ここから最後の登りで高低差200mを頑張ります。

樹林帯の中急斜面ですが、標高が中々稼げません。

やっと緩やかな斜面になり、周回ルートを振り返ります。

 11:25に大真名子山-2375m山頂に到着。

大真名子山(おおまなこさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。
三等三角点「大真名子山」(標高2,375.4m)が設置されている。第四紀の溶岩円頂丘である。
政府機関文書では「おおまなこさん」と濁らない読み方で記載されているが、一般には「おおまなごやま」
とも呼ばれる。また、小真名子山と対で呼ぶ際は「おおまなこ、こまなこ」と濁らないようである。

日光連山(日光表連山)を代表する一峰で、男体山と小真名子山の間に位置し、これらを結ぶ日光連山
縦走路が整備されている。大真名子山周辺の縦走路上には志津峠(志津乗越)や千鳥返しといった
日光連山縦走路の要衝がある。関東地方南部地域からも男体山と女峰山の間にその山容が良く臨まれる。
男体山と女峰山という両親を持つ「愛子(まなご)」であり、北隣の小真名子山は弟(妹)分にあたる。

 

きつい陽射しを浴びながら最後の展望を楽しみます。

 

11:40に男体山を見ながら志津駐車場に向かって600mの下山開始。

すぐに急峻な岩場を急降下します。

 

千鳥返しの標識がありました。

急斜面の連続で、登りに使うと結構ハードなコースになります。
馬立コースを選択して正解でした。 

300mほど降下すると少しジグザグ道になります。

志津林道の標識に沿って左折すると緩やかになりました。

 

いきなり八海山神像の地点に出ました。 

三つの石碑と一つの立派な神像が祭られています。

 

ここから5分程で登山口に出ます。

12:30に登山口の志津駐車場-1785mに帰着。

すぐに車に積んだ飲料水で体を払って着替えます。
さすがに周回後半では暑さで汗を掻きました。

 12:45に昭島に向かって出発、林道両肩の隙間には20台程の駐車が見られました。
皆さん苦労しながら離れた地点で駐車スペースを確保したようです。

 高低差750m、8時間、四つのピーク越えで30,000歩の山旅でしたが、
熱中症を避けるため、ゆっくりと息を整えながら歩きました。お陰で帰路での眠気もなく、
金精峠-丸沼高原-沼田IC-関越道-圏央道を順調に走って16:00に昭島帰着。

しかし、マンション駐車場で車を降りると熱射の地獄が待っていました。
すぐに水風呂に飛び込んで体を癒しましたが、次の山行も降水確立、雷注意報、最高気温と相談です。


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