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今日はどこへ行こうかな 

上高地・紅葉の徳本峠

2014年10月07日 | 登山

快晴を見越してアルプス最後の200/300名山・霞沢岳に出掛けました。

【9/28、昭島駅-新宿駅BT-さわやか信州号-上高地BT-河童橋-明神-徳本峠分岐-徳本峠小屋泊り】

7:00に新宿駅前の高速バスターミナルに到着。

 

予約した7:20発のさわやか信州号一号車に乗車。

中央道を走行して上高地に向います。快晴の諏訪湖SAにて。

12:10に上高地バスターミナルに到着。初日は高低差640mの徳本峠越えです。

 

昼食と登山支度を終えて上高地BT-1504mを12:25に出発。

快晴の日曜日です。賑わう観光客や登山者の中、5分で河童橋に到着。 

 

目前に明神岳が聳えています。予想以上に紅葉が進んでいました。

河童橋から岳沢-穂高連峰を撮影。透明感がイマイチでしょうか。

背後には焼岳が見えています。

河童橋の頭上に、今回登る霞沢岳の稜線が見えます。

 

梓川に沿って明神に向います。

左手の木々の間から明神岳の岩壁が望めます。

行き交う観光客の合間に軽装の登山者とすれ違います。
外人さんも目立ち、人気の上高地ウォークを楽しんでいます。

明神岳の紅葉が見事です。穂高連峰や涸沢の紅葉は週末がピークでしょうか。

13:10に明神に到着。ここまでが一般観光エリアです。

 

穂高奥宮と背後の明神岳を撮影。穂高の山並みに雲が掛かってきました。

この先から人混みが消え、5分程で徳本峠分岐に出ました。

 

右折して徳本峠に向います。ひっそりとした林道になりました。

緩やかな登り坂の砂利道を進みます。

 林道終点に軽トラック。徳本峠小屋の営業車ですね。

 

ここから狭い登山道に入ります。

時折り下山者とすれ違いますが、熊鈴は不要でしょう。

砂利林道から沢沿いの登山道に入り、傾斜が増してきます。

 

背後の明神岳をチラ見しながらゆっくりとジグザグ道を登ります。 

前方の樹林帯に日が当ると七色に輝きます。

陽射しが強く、木陰になると涼しさにほっとします。

 

最後の水場がありました。沢水のためパスして14:30に通過。 

 

よく踏まれた道で重装備でも安心して歩ける「歴史の峠道」です。

 

背後の明神岳を見て標高差を確認できます。

 

14:50に徳本峠分岐を通過。左折して徳本峠に向います。 

 

午後の陽射しがきつく、汗をかかない様にゆっくりと登り詰めます。

14:55に徳本峠-2140mに到着。初日は高低差640m、2.5時間の登りでした。

 

長野県松本市の常念山脈南部に、標高約2,140 mの徳本峠(とくごうとうげ)がある。梓川の支流の
島々谷川南谷(峠沢)及び黒沢源流部の分水嶺となっている。江戸時代の寛文年間から、島々から徳本峠を
越える道は木材の搬出や炭焼きなどの生活を支えるルートであった。弘化年間に徳本峠から上高地へ下った
白沢出合に「徳吾の小屋」の牛番小屋があったことが、「徳本峠」の名称の由来の一説とされている。
 

峠のテント場から明神岳が望めます。

徳本峠小屋の受付と支払いを済ませて新館二階に案内されました。 

1923年(大正12年)に上高地温泉株式会社が徳本峠小屋を開業。1927年(昭和2年)に上高地が日本新八景
に選定されると、徳本峠越えの上高地へのルートがメインルートとし多くの人に利用された。1933年(昭和8年)
に上高地にバスが乗入れられると、徳本峠を利用する人は少なくなった。その後、徳本峠小屋は「昔ながらの
峠の小さなランプ小屋」として親しまれ、2010年(平成22年)に新館が旧館の隣に新設され、大正時代の旧館
は資料館として改修維持されている。その旧館(休憩所)は2011年に国の登録有形文化財に登録された。

旧館と新館が並ぶ徳本峠小屋。満室に近いようで、一人80cm程の寝床です。

 

17:30の夕食まで周辺を散歩します。

昨日満杯だったというテント場。今日は二張りで霞沢岳に登っているようです。

霞沢岳-明神岳当りの標高が、紅葉真っ盛りという印象です。

 

西側近くに「スタジオジャンクション」と呼ばれる穂高岳の見晴らしの良い展望地があります。

 

樹林帯が開けて西穂-ジャンダルム-奥穂-明神-前穂が一望できます。

奥穂高岳のガスが晴れるのを一時間程待ちました。

ポツリポツリと登山者が霞沢岳から下山してきます。
昨日は小屋泊りの方で、御嶽山の噴煙を見て不思議に思っていたそうです。

峠の南側の景観、小嵩沢山とあります。

17:30から夕食。噴火被災者のニュースを見ながら保険はどうなるか等が話題になりました。

夕食の間に夕暮れとなり、夕焼けは見られませんでした。 

新館二階の寝床です。旧館にも宿泊している混み具合でした。

 

20時に就寝。寝つきは静かでしたが徐々にイビキが響いてきます。

深夜のトイレでついでに夜空を撮影。明日も快晴ですね。

明日は霞沢岳を往復して上高地BTに下り、直行バスで日野BS経由で昭島に帰ります。


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