HAPPY LIFE ~月のリズムで暮らす ゆるりゆるりと~

Lokah Samastah Sukhino Bhavantu
全ての人が自由で平等にしあわせでありますように☆

エンドレスサマー

2010-08-31 21:14:10 | 日記

 エンドレス・サマーといえば、ずいぶん前に公開されたサーフムービー。邦題は「終わりなき夏」です。

 終わりなき夏といえば、今年の夏。夏好きとはいえ、ちょっとひるむような連日の暑さですが、でもやっぱりなんだか夏ってうれしいし、元気になります。

 夏野菜や、洋服やなどビタミンカラーで街が彩られるのもあるのかな♪

 社会人になってから、久しぶりに夏休みシーズンに10日ほどのお休み。満喫♪です。・・・とはいえ、お休みはあっという間。

 今日は大人の(?)夏休み、最終日、です。うーーん、、、なごりおしいなぁ。

 なにをしよう?と思ったけど、起きたら暑かったのでここはひとつ夏を満喫することに。まずは、ずっと行ってみたかった鵠沼海岸のかき氷屋さん埜庵さんへ♪

 いただきました、白桃♪

  

 白桃ミルクもあるんだけど、そちらはあらかじめ練乳ミルクがかかっていて。こちらは練乳ミルクがついてきて、白桃のみとミルクがけと両方の味を楽しめるのでお勧め♪ここのかき氷は天然氷を使っていて、やさしい味わい。頭にキーンとこないのです。常連の方は2、3杯食べちゃうみたい。

 季節ごとにメニューに変化があって、白桃は9月中旬まで。9月からはぶどうと梨がお目見えのようです。(埜庵では1年中、かき氷が楽しめます♪)暑さも、まだしばらく続きそうだし、またいかなくちゃ

 その後、海沿いを江の島方面へテクテク。

 

 結婚して埼玉に引っ越してから海から遠ざかってしまっていたので、久しぶりの鵠沼にわくわく。でも平日なのに、相変わらず混んでるなぁ。

 人が多くて、ぶつかりそうで怖くてなかなか波に乗れないんだよね・・・・ ま、アウトに出る腕前がないというのが1番の原因ですが。

 いつも人が多くて。波乗り向きとは言えないけれど、スクールをしてもらった場所だからかなんとなく好きな場所の一つです。しばらく間が空いちゃったから1から出直しだろうけど引っ越して海が今よりも少し近くなったらまた波乗りも再開したいな。

 暑さで溶けそうになりながら、江の島に到着♪

 で、江の島から江ノ電に乗って。車窓の海を眺めながら鎌倉へ。

 そこから横須賀線で、大好きな逗子へ。逗子はいつか住みたい街の一つです。あの空気感がなんといいんだよね。

 森戸神社の木陰で、海をみながらたそがれるのが大好き☆沖縄でもそうだけど、海で何をするわけでもなく、波の音を聞きながらただただぼーっと海を眺めて過ごす時間は極上の時間です。

 

 この葉山の穏やかな海が好きです。何度でも、何度でも眺めたくなる。

 海って素敵。穏やかなときもあれば荒れ狂うときもあったり。ただそこにあるだけで人を元気づけたり、慰めたり、励ましたり、楽しませたり。

 海のような女性になりたい。海に行くたびにいつもそう思います。

 海はいいな。夏はいいな。帰り道、立ち寄った自然素材の洋服を扱うお店のご主人と仲良くなってしばし、まったり。海辺の人らしく穏やかですてきな方でした。

 

 そんなこんなで、気が付けば夕暮れ時。1日海辺で過ごした贅沢な休日。明日からのエネルギーをたっぷりもらって幸せを感じた1日だったのでした♪

 

 昨日は、学生時代の友達が娘ちゃんを連れて遊びに来てくれて。娘ちゃんにパワーをたくさんもらって。友達ともいろんな話をして。楽しくてうれしかった。

 一昨日は、ヨガのTTの仲間たちとパーティで。義父母たちとの旅の後も、なんだか8月は幸せな時間をたくさん過ごしてしまいました。

 いろいろな人がいてくれて。同じ時間を過ごしてくれてほんとうに幸せだなぁ、と思います

 出会ってくれてありがとう。

 

・・・みんな毎日いろんなことと向き合いながら、日々変化して乗り越えて。人生という海を航海中の仲間なんですよね。

 海はとてもとても広くて。時々不安になるけれど、同じ方向に向かって伴走したり、行く道を照らしてくれる灯台のもとに集ったり。

 一緒に航海してくれている師や仲間や友人、家族たちの存在があるから、勇気を出して荒れた海でも乗り出していける気がします。

 たまにしか会えないけど、たまに会って話をするだけで勇気や元気をくれる友達。エネルギーチャージをしてくれるお気に入りの場所や風景。そういうものに支えられて、今日もまた帆をあげて航海を続けています。

 明日からもまた、みんなの素敵な旅が始まりますように☆

 BON  VOYAGE

 

 

 

 

 

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ゆくり

2010-08-28 21:52:54 | 日記

ゆくり、とは「縁(ゆかり)」の古語で、人の縁という意味の言葉だそうです。なんとなく、ほんわりと包み込んでくれるような温かみのある言葉ですよね。

沢山の人や土地と出会ったり、ただすれ違ったり通り過ぎたり。

出会って、友人になったり家族になったり兄弟になったり、恋人になったり。そこに住みついたり、何度も訪れたり。

そういう人や土地とはやっぱりご縁が深いのだろうなぁなんて思ったりします。

ヨガをするようになって、いろいろなものとのつながりを深く感じるようになってから「ご縁」ということを切に感じるようになりました。

 旦那のご両親ともなんだかご縁が深い感じ。初めてお会いした時から、その温かい雰囲気が大好きで一緒にいて違和感が全然なくて。

 もしかしたら前世のどこかで親子だったことがあるのかな…と思うぐらいです。そんな義理の両親ももう83歳と77歳。二人とも元気でいてくれることが何よりありがたいことです。

 元気とはいえ、いろいろ思うところのあると思われる義父の希望で、夏休みをとった旦那と、義父母と4人で数日間かけて新潟巡りをしました。

義父の両親のお墓がある糸魚川と、生まれ故郷の高田、義母の姉の嫁ぎ先の岡沢へ。

 岡沢は自然豊かな場所。見渡す限りどこまでも田んぼです。お山に見守られてなんか牧歌的な風景。

なんだか気持ちがおおらかになります。ほんとうに、「ふるさと」という感じ。お水もきれいで、せみが力いっぱい鳴いていて。陽の光を受けて用水路の流れがキラキラ輝いていました。こんな風景に身を置いていると、夏休み、って感じです。

  

 嫁いだおうちのルーツに触れる旅。そんな旅のお供をさせてもらえて幸せなひと時でした。こんな時結婚って、いいものだなぁ、、、と思います。

 出会いは、必然。会うべき時に会うべき人や場所と人は出会っていくのでしょう。今は、素直にそう思います。ひとつひとつのゆくりを大切に紡いで、また次の「ゆくり」につないでいくことができたらいいなぁ。

 そんな風に、ハシワタシをしたり、心の中に種まきをしていけるような生き方をしていきたい。今まで出会った人たちが、私が今の私になれるように、たくさんの種をココロの中に蒔いていってくれたみたいに。

 大好きだった、義父母がもっと好きになり絆の深まった素敵な時間でした。そんな時間を贈ってくれた夫との出会いにまずは感謝をして。そして、そもそも、この世に送り出して素敵な出会いをたくさんアレンジしてくれた両親に感謝して。

 いろいろなつながりと、幸福を実感した旅の日々だったのでした。

 泥の中に深く、深く根を下ろし、美しい花を咲かせる蓮のように。いつか美しく花開いていきたいな。

 出会ってくれた、素敵な人たちにお返しできるように。なんだか、とても素敵な夏になりました。感謝

 

 夕方には秋風が吹くようになり、暑かった夏ももうすぐ終わり。

 秋は秋でまた、楽しんでいけるといいですね。お子さんたちは夏休み最後の週末。

 明日もおひさまの光をたっぷり浴びて、素敵な1日を

 

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凛とした潔さ

2010-08-16 10:42:53 | 日記

「人間は 誰でも心の底に しいんとした静かな湖を持つべきなのだ

 田沢湖のように深く青い湖を隠し持っている人は

 話すとわかる 二言三言で

 (中略)

 人間の魅力とはたぶんその湖のあたりから発する霧だ」(茨木 まり子)

 

 素敵だなと思う詩人は谷川俊太郎さんや、長田弘さんなど何人かいますが、

 女性で一番好きなのはなんといっても茨木のりこさん。凛として、端正で、厳しいところもあるけれど、でもどこかあたたかくて、いのちに対しての信頼感があふれていて。 

 

    自分の感受性くらい


     ぱさぱさに乾いてゆく心を
     ひとのせいにはするな
     みずから水やりを怠っておいて

     気難かしくなってきたのを
     友人のせいにはするな
     しなやかさを失ったのはどちらなのか

     苛立つのを
     近親のせいにはするな
     なにもかも下手だったのはわたくし

     初心消えかかるのを
     暮しのせいにはするな
     そもそもが ひよわな志にすぎなかった

     駄目なことの一切を
     時代のせいにはするな
     わずかに光る尊厳の放棄

     自分の感受性くらい
     自分で守れ
     ばかものよ

            (詩集「自分の感受性くらい」S52.から)

 

  流されてしまうのではなく、自分と向き合って。自分のこころと、自分の奥深くにある静かなところ、いのちの流れを感じて真摯に生きた人なのだな、と思います。

 彼女の心の中には本当に、深くて澄み切った深い深い碧さをたたえた湖があったことでしょう。

 まいにち毎日、きちんとその静かな湖に立ち返って。丁寧にまっすぐにしなやかに、日々を紡いでいく人間として魅力ある女性。そんな風に生きていきたいと思います。

 そんな女性が同じ日本にいたことがとてもうれしい。

 ヨガや瞑想は、まいにち自分の心の中の静かな場所へ立ち返らせてくれるもの。

 そういうものとのご縁をいただけて本当にありがたいなと思います。せっかくそういうものに出会えたのだから、生かし切って、素敵になっていきたい、と思うのです。

 

 縁は無尽蔵に、無数に行き交っている。自分のいのちにとって必要なこと、ものを見つけて探していると、潮が満ちるように、ベストとしか言いようのないタイミングで必要な縁と出会っていくような気がします。

 人は、会うべき時に会うべき人(モノ・場所)と出会うものなのですよね。

 まずは、自分のまんなかにある静かな場所を知って。その静かな場所にアクセスして自分自身と出会って愛して。

 そこが始まり、だと思います。

 大好きなヨガの先生がクラスで

 「男性は周りを信じればつながれる、女性は自分自身を信じれば救われる」というようなことを言っていました。

 なんかわかる気がしませんか。自分で自分自身を信じられる時ってなんか力が湧く気がします。

 調子が悪いと、卑屈になったり自分の中に閉じこもってしまったりする私ですが・・・自分のまん中、静かなところを信じてまっすぐ進んでいけたらいいのかなと思います。・・・そういえば、この前ヨガのTTCで45分のクラスをやった時、「そのままでいいと思う。そのままけいちゃんらしく突き進んで」というようなコメントをもらいました。

 自分の中の可能性とか、静けさとかまだ信じ切れていなかったりするところがあるけど、自分で自分に限界を設けることなく、内を見つめながら外に向かって開いていけたらいいなぁ。

 さいごにまた、茨木のり子さんの言葉を。

 「いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、
 生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます」

 (茨木のり子)

 本当にそうですね。言葉の力、私は信じています。そうやって、自分が信じられるものを味方に。

 一人一人が自分の中の静けさや幸せを感じて。

 そんな日々の積み重ねで世界が穏やかに幸せになって、生けとし生けるものすべてにとってピースフルな世界になっていくように。自分のできることを少しずつシェアしたり、積み重ねたりしていけるといいな。

 今週も、まだまだ暑い日が続きますが、素敵な1週間を

 

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絵本を抱えて…

2010-08-08 21:35:45 | 日記

朝晩は、少し涼しい風が吹くようになってきましたね。夏真っ盛り!ではありますが、着々と秋に近づいている。そんな淡々と、潔く変化していく季節の巡りにはいつもどこかほっとさせられます。

さて、昨日はヨガTTCのクラスがいつもと違う、学外大学駅にほど近い貸しスタジオで開催されました。

あまり行かない街に行くと、ついつい、ぶらぶら散策したくなるのは昔からのクセ。古本屋さんや、古道具屋さんがある街と聞いていたのでひそかに楽しみにしていました♪

わくわくしながらお昼休みにぶらりとお散歩してみると素敵な出会いがありました。

いくつか好きなお店がありましたが、一番は何と言っても古本屋さん☆絵本が充実していて思わず釘付け探していた絵本もあったのでうれしくなって何点か購入。

 大好きなバーバラ・クーニー、ガブリエル・バンサン、レオ・レオニさんの絵本たち。

 どれもシンプルなんだけど端正で凛としたところがあってとっても好きです。

 まずは、バーバラ・クーニーの「ちいちゃな女の子の歌 私は生きてるさくらんぼ」。 

 「わたしは いつも わたしでしょう」。そして「わたしは いつも あたらしくなるのよ」、というシンプルだけど潔い一節がとても好きです。大人になって大きな組織の中で働いていると、「私は私」と言ってばかりはいられない場面も出てくるけれど。こういう1節に出会うと、なんだか生きていく勇気が湧いてくる感じがします。

 そうだ、わたしはいつもわたしなんだよね、って。

 それから、ガブリエル・バンサンのくまのアーネストおじさんシリーズの「雨の日のピクニック」と[セレスティーヌ」、「かえってきたおにんぎょう」。

 ガブリエル・バンサンの絵本は大人っぽいというか、「アンジュール」みたいに悲しみとせつなさに満ちたものもあるけれど。このくまのアーネストおじさんシリーズは、そういう日常の中にある、せつなさや悲しさを全部ぎゅっと抱きしめて包み込むやさしさと温かさに満ちていて。いろいろなハプニングときちんと向き合って、やさしくハグしながら深い絆を結んでいくアーネストとセレスティーヌのお互いに慈しみあう様子がとても好き。

 こんな風に穏やかに温かに丁寧に日々を紡いでいくことができるようになりたい、と思う絵本たちです。

 もう1冊は、レオ・レオニさんの「ペテェッイーノ じぶんをみつけたぶぶんひんのおはなし」。

 いつもいつも自分はとるにたらない未完成の存在で、もしかしたら誰かの部分品なんじゃないかと思っている主人公が自分自身を見つけるために旅に出るお話。

 主人公がとても愛おしく思えて、読み終わった時に自分自身とこの世界が前よりもちょっぴり好きになるような。心の奥にそっと灯りをともしてくれるような1冊です。

 絵本って、こどものものと思われがちだけど、かつて子供だった大人たちが読んでも深いメッセージが伝わってきて、そっと背中を押してもらえるような感じがする。

 本当は大人にこそ必要なものなのかもしれないですね

 そしてもう1冊は、大好きな詩人の谷川俊太郎さんの写真付き詩集、「あさ・ゆう」。

 その中に大好きな「朝のリレー」という詩が載っているのでシェアしたいと思います。

 

 「朝のリレー」 (谷川 俊太郎)

 カムチャッカの若者が きりんの夢をみているとき

 メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている

 ニューヨークの少女が 微笑みながら寝返りをうつとき

 ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする

 この地球では いつもどこかで朝がはじまっている

 僕らは朝をリレーするのだ 経度から経度へと

 そうしていわば 交代で地球をまもる

 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている

 それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 

 なんかうれしくなりませんか?この詩を読むといつも、遠い昔に旅先で出会った人や、今も遠い国に住む友人たちを思い出したりして。

 遠くで、近くで同じように朝を迎えて。一日を過ごしているんだなぁ、と思うとなんだかつながっているような気持ちになって。行き詰ってしまったようなときにも、同じ瞬間に畑を耕しているかもしれない遠くの友人のことを考えると、ふとほっとして世界はここだけではないんだよな、と思えたりします。

 もうすぐ今日も終わり。

 世界中の誰かから送ってもらう、素敵な朝のために今夜もぐっすり眠りましょう

 そして、明日からも素敵な1週間を

 

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