最近、松木正さんの「自分を信じて生きる インディアンの方法」を 読んでいいなと思った言葉から考えたこと。
「この大地に生きるものにとって1番大事なものはFaith(信頼)だ」、というラコタ族の言葉。
彼らは「Faith(信頼)のないところには何も起こらない」と言います。そして、Faith(信頼)に最も近いのはAccept(受け入れること)だといいます。
信頼は、すべて受け入れることから始まる。
ラコタの人々は、輪になって座ってゆっくり話し合う分かち合い(sharing)の時間を大切にしている。
本来「分かつ(sharing)」とは一つにまとまっているものを切り離すということ。輪の中で誰かが話をしているときに、それを自分のこととして受け取らないで
彼(彼女)のこととしていったん切り離して聴く。判断を間に挟まずに相手を理解することに全力を傾ける。
それが分かち合うこと(sharing)であり、その理解を示すことが「受け入れる(Accept)」ということ。そして互いに理解したことを「示しあう(Communication)」ことで、同じイメージを心の中で思い描いていることがわかる瞬間がある。
それが「共感(Sympathy)。
共感は人と人の間につながりを、安心を、癒しを。そして信頼を生む。
うん、本当にそうだなぁ。
信頼のないところには何も生まれない。それは自分に対してもそう。
いろいろなことがあると、迷ったり落ち込んだり悩んだりして、自分に自信がなくなったりすることもあるけれど。
でもまず、自分が自分を信頼すること。自分の人生を信頼すること。
それは自分のハートの声を聴いて生きる、ということと同じなんだろうな。
受け入れること、手放すこと。信頼すること。
ことはとてもシンプルなはずなのに、日々の生活の中で自分で勝手に複雑にしたり見えなくしてしまったりしていることって実は多いような気も。
まずは、しっかりとグラウンディングして。
自分のまん中を見つめて、ハートの声に耳をすませて。
で、時が満ちたと思ったら行動を始めること。
行動した結果、起きてくることは自分の責任としてきちんと引き受けていく覚悟を決めること。
最近の、わたしのテーマです。
人は会うべき時に会うべき人と会う、というし。
物事は起きるべき時に起こるべき場所で起きる。
だから、大丈夫。
そんな風に、まずは信じてみることで始まる何かが、あるような気がします。
明日も素敵な1日を☆