横濱から発信☆婚礼と大人女性の美容の世界観

ブライズビューティ、着物、ヘアメイク、エステなど大人女性のレトロでモダンな美容の世界観をお伝えします。

レトロ着物を着こなす~レトロ着物のお手入れ法~

2019年08月28日 | レトロな着物
さて、タンスで眠っていた着物を
取り出して、びっくりするのが
シミや汚れ!


しまうときには目立った汚れも
ないのでそのまま,たたんで
タトウ紙にいれて大事にしまって
いたのに(泣)

着物や長襦袢についてしまった
シミはどうすればよいでしょうか?

実は正絹の長襦袢にてんてんと
ついた茶やうす黒いシミはカビ
です。そして長く放置すればするほど
取れなくなってしまうのです。



長襦袢は特に汗を吸いやすいので
着た後のお手入れはとても重要に
なってきます

着物の場合は襟の折り返しにうっすらと
汚れが付きやすいです。
これはファンディーションや汗シミ、手あか


着物の襟から前身ごろは食べこぼしや
飲み物のシミ

着物の裾は泥はね、床すりなどの汚れ

着物は生きています(正絹の場合)

汚れが見えなくても長年放置すれば
劣化やカビで着れなくなることも多々
あります

いつか着るかもしれない着物を持ち続ける
にはやはり時々タンスから出して着てみる、
点検してみることが大事です
(昔は土用の晴れた日に着物の虫干しを
していました)

着物を着た後は必ずハンガーにかけて
湿気を飛ばしましょう!

長襦袢の襟、脇の下、背中など汗のかいた
部分には、霧吹きで水スプレーをして
乾いたタオルでたたいておくのも
おススメです。

レトロ着物はサイズが合わなかったり、
汚れがついていたりして、着るのを
ためらってしまいがちですが、アイデアと
工夫で楽しく着ることができますよ♪

例えば、着物の襟の汚れがどうしても
取れないときは着つけで襟幅を狭くして
汚れを中に織り込んでしまいましょう。
その代わりおしゃれな半襟をたっぷり
のぞかせてみる


長襦袢のシミがおちなかったら、
クリーニングだけしっかりして、
そのまま着てしまう((^^♪

レトロな着物は劣化している場合が
多いので、取扱は優しく、着付けを
するときはあまりひっぱったり、力を
入れ過ぎたりしないように注意
しましょう!

お手入れはあまり難しく思わないで
着た後のちょっとした心がけで
楽しく長く楽しみましょうね♪


















レトロ着物を着こなす~成人式で母の振袖を着る~

2019年08月27日 | レトロな着物
成人式で着る振袖をどこで
御用意していますか?

振袖専門店で購入
レンタル衣装店でレンタル
母や姉妹が着た振袖

ほとんどの方はこの3通りの
中からのご用意だと思います
レンタルが一番面倒でなくで
良いのですが

母が着た振袖をお持ちでしたら
是非、着てもらいたいものです

思い出がたくさん詰まっていて、
お母さんにとってはとても嬉しい
ことですから

振袖は流行があって、何となく昔の
振袖は古くさいから、恥ずかしい!
と思って言いませんか?

でも、近頃の振袖はアンティークな
感じが流行っています

お母さんの振袖をちょっと今っぽく
かっこよくコーディネイトして個性的に
着こなしませんか?


コツは小物使いと色の組み合わせです

そこでアンティークな昔の振袖のかっこいい
着こなしをお教えしますね



・半襟は刺繍襟にしてたっぷり出します

・重ね襟は2,3枚組み合わせて大胆な
 色使いにします

・帯揚げは着物とは反対色で素材に凝って
みましょう、見せ方もあえてレトロっぽく

・帯締めがポイント、できれば存在感のある
流行の帯締めに変えるとグ~んとおしゃれ
になります

・帯周りが淋しいようだったら、かかえ帯で
色のバランスをとるのも楽しいです

成人式の振袖スタイルはあえて
レトロな昔風で新日本髪という
王道のスタイルも素敵ですよ!



成人式にはお母さんの振袖を是非
着てくださいね












レトロ着物を着こなす~レトロ着物でお出かけしませんか?~

2019年08月26日 | レトロな着物
レトロな昔着物の楽しみは何といっても
ちょっとした変身願望を満たしてくれること♪

例えば横浜はレトロでハイカラな建物が
たくさんあります。
赤レンガ倉庫や開港記念会館など、観光
するなら、ハイカラさんの格好をして
明治、大正時代にタイムスリップして
お散歩してみませんか?



レトロな着物を着るときはヘアセットも
とっても大切です!
長い髪はゆったりと大きく結い上げた
束髪スタイル
大正ロマン風なイメージでコーディネイト
して楽しみましょう




着物の下にはハイネックのセーター
半幅帯に大胆な柄の羽織
足元はブーツ、ハイヒールでも素敵です
昭和初期のイメージですが、モダンで
とってもおしゃれです。



まだまだレトロな着物遊びは無限大の
楽しみがありますよ♪







レトロ着物を着こなす~レトロ着物の着方のコツ~

2019年08月25日 | レトロな着物
さて、ではいよいよタンスに眠っている
レトロな昔の着物を着てみましょう!

ここで大きな問題としてそもそも着付け
ができない(悲)

着付けについてはやはり基本を覚えて
何回も自分で着てみるしかないです

例えば動画をみたり、基本の部分だけ
着付け教室に通ってみたり

でも最初は美容室に行ってプロに
着つけてもらうのがいいですよ

プロの着付け師さんはどうやって
着付けするのか?
どうしたら着崩れないのか?
苦しくない着付けはどうするのか?
など、よ~く見て観察するのも
参考になります

着物は見て楽しむよりまずは自分で
着て楽しむものです。
それには、慣れるしかありません!

特に昔の着物を着ようと思ったら
ちょっとしたコツがあります。

いきなりパーティに着ていくのは
ハードルが高いので、和に関した
イベントや飲み会などに着てみま
しょう!

タンスの中で選ぶ着物は全体に柄
が入っている柔らかい素材の小紋
がベストです。


着物の柄や色が派手だったら帯で
渋さをだしましょう。帯は袋帯でも
名古屋帯でも半幅帯でもなんでも
OKです
近頃は半幅帯が人気なんですよ
(半幅帯なら自分でも簡単に締めら
れますよ)

帯締め帯揚げは自分の感覚で
コーディネイトしちゃいましょう
色合わせにルールはありません

今は全体にグレー、紺などの縞柄
や何学模様、無地など渋い着物も
帯も同系色で、モノトーン感覚の
コーディネイトが流行っています

でも着物の楽しさは色、柄合わせ
だと思っているので、たとえ派手
な色でも大きな柄でも着てみま
しょう

昔着物のコーディネイトのコツは

・派手な着物には地味な帯を合わ
せる
・羽織やコートを着てみる
・帯締め、帯揚げ、半襟をちょっと
変わったものに替えて個性的にする
・バックはトート、ショルダーバックで
なければ和装にこだわらなくて大丈夫、
古くてもおしゃれなバックを持ちましょう!























レトロ着物を着こなす~着物の種類を確認しましょう!~

2019年08月24日 | レトロな着物
母の着物や若い時に購入した着物。
着たいけど、古くてもう着れない。
どうしたらいいかわからなくてタンスに
眠っている着物を取り出してみましょう!



たぶん出てくる着物は
成人式に着た振袖
ブルーやピンクの訪問着や色無地
細かい柄が全体にいきわたった小紋
ちょっと固い生地の紬やウールの
アンサンブル

または留袖や喪服もあるかもしれません
こんなレトロな昔着物を着るにはちょと
したコツがあります

そこで、着物の知識がほとんどないことを
前提に着物を選ぶ基準をお伝えしますね

着物を選ぶ基準は色と柄、生地が固いか
柔らかいかの3点です!

柔らかい着物は少しフォーマルで優しい
感じ。

固い着物はおしゃれでカジュアルな街着


イメージは洋服のワンピースかジーンズ
という感じで選んでください

なのでパーティには基本固い紬やウール
は着ません

色と柄は着物を着る一番の楽しみです♪
着物と帯、帯締め、帯揚げ、半襟の色
合わせは好きなように合わせて楽しみ
ましょう!

レトロな昔着物を着るときは無難な
合わせ方をしてしまうと、逆に野暮ったく
なります。


ある程度の派手さは洋服にはない
大胆さが許されます。但し大人女性
が着るレトロ着物はコーディネイト
された品の良さが絶対必要です!



レトロ着物を着こなすのに、無難だと
野暮ったいし、派手すぎるとチンドン屋
になりかねないしという紙一重のセンス
が重要です。
それがまたレトロ着物のおしゃれの
醍醐味なんですよね♪












レトロ着物を着こなす~着付け小物の断捨離しましょう!~

2019年08月23日 | レトロな着物
タンスの中には着物と帯の他にまだ眠って
いるものがあります。

それは着付けで使う紐、帯板、伊達締め
などの小物類!

あまり着物を着たことがない人はこれら
の小物や紐をどこに使うのか、そもそも
小物の名前すら分からないという方が
大部分です。

うちの美容院にも着付けに使う小物が
分からないのでとりあえず家にあるもの
全部持ってきましたという方、結構いらっ
しゃいます(笑)

着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げの5点は
分かるとしても、タンスに山のように入っている
着付け用の小物を何とかしたいですよね。

そこで、溜まってしまった着付け用の小物類
整理してみませんか?

まず着付けに必要な小物類はこれだけ
ひも4本、 伊達締め2本、 帯枕、 帯板、 
襟芯、 補正用タオル1,2枚、着物ベルト
 

 下着類は裾除け、肌襦袢、足袋


これだけで大丈夫です。

これ以外の着付け小物が出てきたら、
ほとんど必要ないので処分して大丈夫です。

例えば、出来上がりの襟、お太鼓を作る
道具、クリップのついた伊達締め、
手作りの腰紐、分厚い化繊の伊達締め、
丸い枕など

着付け教室で購入した小物は便利
ですが、使いこなせてこそです。
私たち着付け師も見たことがない
ような小物を持ってきていただい
ても使い方が分からなくて困ってしまう
場合もあります。

では、必要な小物をもう少し詳しくお教え
しますね。

同じような小物がたくさん出てきてどれを
使ったら良いか迷ったら参考にしてみて
ください。

・ひも 3本は白かピンクのしっかりした
           モスリン素材
   1本は化繊かシルクの滑りの良い
          もの(お太鼓を作るときの仮紐に
         使います)

・伊達締め 1本はできれば博多織
 (しっかり締まって紐がごろつきません)
  もう一本はゴムベルト(着物の伊達締め
に使いやすくて 便利) 博多織の伊達締め
が2本 あ ったらそれでもOKです

・帯枕 普通のお太鼓枕、枕の厚みが厚
    すぎないこと枕についている細い紐は
外してガーゼをかけて使います

・帯板ベルト付きだと自分で着るときに便利
 
・襟芯 薄手の襟芯1.2本 厚いと首の
            なじみが悪いです

・補正用タオル ウエストに巻く薄手のタオル
    自分用にタオルを2,3分の1に
   折って端に紐をつけておくと使いやすい

・着物ベルトコーリンベルトとも言います
         襟元をきちんと整えるのに便利です

・肌着 裾除けと肌襦袢またはワンピース型
             の物が着やすいです

もう一点注意して頂きたいのが
 ゴムベルトやコーリンベルト、プラスチック
は長く使っていないと劣化して壊れたりする
のであまり古くなったものは処分したほうが
良いです。

以上古い着付け用小物を断捨離してすっきり
してくださいね♪












 











レトロ着物を着こなす~着物がタンスで眠っていませんか?~

2019年08月22日 | レトロな着物
昔の古い着物、皆さんはどうしていますか?

洋服と違い、処分の仕方もわからないし、
そのうちに着るかもしれない。
母が買ってくれた大切な着物だし。
あの頃はすごく高価だったし・・・ と。

色々な理由でタンスに眠ったままの古い着物たち。

何もしなければいつまでたっても着ることはないです!

そんな「タンスの肥やし」状態の可哀そうな着物たちをもう一度外に出してあげませんか?

着物を着るってどうしても非日常になって
しまうので,特別な日しか着ないのが一般
的です。

特別な日の着物はそれなりに着物の格や
ルールがあって余計に昔着たあの着物と
いうわけにはいきませんね。

でも実はちょっとした工夫でタンスにある、あのちょっと派手になってしまった着物もとってもおしゃれに着る事ができるんですよ

コツは小物とコーデネイト。あとはおしゃれ心。

高価な着物をそろえなくても、持っている
着物をおしゃれに着こなすことこそ、着物を着る楽しみだと思います。

柄や色が少々派手でも、全体のコーディネイトでむしろかっこよく現代的に着ること
ができます。

レトロ着物を着こなす第一歩はまずタンス中の着物を全部出して何を持っているのか確認するところから始めましょう♪

掘り出し物がたくさん出てくるかも!
わくわくしますね。♪