先日、幼い時のことを書きましたが、もうひとつ
むかしむかし、そのむかし
家の近所に”駄菓子屋さん”がありました。
いや~ 何でもあったから
”よろずや”さんだったのかな
小さい私は、
”たかんぽ”という、普段の生活にに使うなお金が
入っている竹筒から
”10円玉”をもらい
小さな手に握り締め、その店へ走って行きます
お店に入ると、子供の目の高さに
いろんなお菓子が並べてあります
小さな私は、いつも迷わず
5円の籤を引きます
ガムや飴やお菓子だったかな‥‥
まぁ、外れるんですけど
たまに、一等・二等・三等が当たります
当たると、少しは大きなお菓子になります
後の5円は、
お煎餅やビスケット類が
一枚2円であります。
口の大きなアルミの蓋が付いたガラス瓶に
数種類並んでます。
店のおばあちゃんに
「あれと、あれと‥」と言うと
小さな紙の袋に入れてくれます。
私は、あの頃の
硬く、パサパサした甘ったるい
ビスケットが嫌いで
いつも、お煎餅類を2枚注文し、
残りの1円は
”すずめの卵”2個で1円だったので
それを、お煎餅と同じ袋に入れてもらい、しめて10円
大事に持ち帰り、
大事に食べました。
この話を子供達にすると、たいそう驚きますが
時代が時代でしたから、今の100円位の感覚かな?
だって氷の棒アイスがたしか5円で、ミルクの棒アイスが10円
カップアイスが20円くらいだった記憶があります。
むかし、むかしのお話でした