先生の“退職&還暦W祝”で久し振りの再会。
2年生の時お付き合いしたI君。
I君は、忙しいのもあってなかなかクラス会&同窓会に参加しない。
でも、今回は出席。
なかなか出席しないのには、訳があったそうです。
半年以上お付き合いしましたが、お別れすることになり、
30年以上前のこと、私も古い人間。
お別れを持ちだし、傷付けてしまって、私はもう関わってはいけないと思い
その後、同じクラスにも関わらず、会話も無くなってしまいました。
そのことが、I君はすっかり嫌われてしまったと思い込んだそうです。
同窓会&クラス会でも、目も合わすことが出来なかった私の態度に
心底嫌われているんだと思っていたみたいです。
しかし、今回は勇気を持って(皆に冷やかされて?)話し掛けてくれました。
私は、もう関わっちゃいけないんだって思っていたことを話し、
決して嫌いじゃなかったし、お付き合いしていた時はとっても楽しかったよ。
だから、何でも覚えてる。あんなこと、こんなことあったでしょ…
家の近くを通れば、今だって、この辺なんだ~っていつも思うし
主人にも『この辺、元彼の家があるんだよ』って言ってるよって…
I君は30年以上のわだかまりも溶けて
「今日は来て良かった」と最高の笑顔でした。
高校の時は別れた後も、視線を感じ、まだ未練あるんだよってI君の友達からも言われ、
チョッと、テンション下がる時もなかった訳じゃないんですが、
びっくりすることが…
別れた後、私は、誰ともお付き合いすることなく卒業しましたが、
I君は、私と別れた後、他のクラスの人とお付き合いし(そこで初kiss体験したそうな)、
その後、ひとつ下の下級生とお付き合いし、
またまたその後、ふたつ下の下級生とお付き合いしたそうです。
そして、結婚相手は、ふたつ下の同じ部活の子だったんです。
あんなに皆に見え見えでスペシャル光線向けていたのに何だったのよって感じです。
同級生もmayuちゃんはIが好きなんだから手は出せないって思っていたそうです。
現に、男子と仲良くお話しているとその子が私の後ろの方を見て、ハッとしたように
急に話やめちゃうってこと何度かあったんです。
その時、後ろを振り返ると必ずI君がいました。
なのに、なのに自分だけ何人もの人とお付き合いしてたんですね~。
I君とお付き合いしていたころの想い出で一番残っていることは…
文化祭の最終日、片付けなどで遅くはなっていたんですが、
I君がバス停まで送ってくれて、椅子に座り話し込み、
バスが1台、2台…と走り去って行き
大分遅いバスにやっと乗って帰った夜。
母はとても心配し、学校へ電話を入れていたようです。
帰宅すると、いつもの母。「おかえり」の他何も言わない。
でも、丁度遊びに来ていた母の友達が
「お母さん、心配して学校に電話掛けてたわよ」
真っ青になり、先生に叱られるの覚悟で翌日学校へ行ったけど何もない…
心の中で「良かった~」と思っていたんですが…
実は、翌日、I君、左門豊作先生に
「お前、昨夜mayuと一緒だったのか?親を心配させるようなことはするな」と
しこたま叱られたそうです。(そのことも先日聞きました)
『やっぱ、叱られてたんだ、ごめんね』
今では本当に懐かしい想い出です。
そんなI君ももうおじいちゃんなんですって!