０９’バーレーンＧＰ（ネタバレあり）

今日はＦ１バーレーンＧＰがありました。
予選ではトヨタのフロントロウ独占。
こうなれば初優勝を期待しちゃいますよね。


そんな中でレーススタート。
予想通りＫＥＲＳ搭載のハミルトンのスタートは良かったですねぇ～
５位からあわや２位になりそうな勢い。
トヨタ勢は１位２位だったのですが、ベッテルが遅れ、バトンもハミルトンの後ろ。
ただ、今年のバトンは一味違いました。
すぐにハミルトンをオーバーテイク。
しっかりとトヨタ勢にくらいついていきました。


レースは進み、予想通りトヨタ勢は早いピットイン。
ココで燃料を多めに積んで、タイヤはハードタイヤ。
これで順位を下げて、さらにはペースも上がりません。
どうもハードタイヤが良くないみたいです。
これでトヨタの優勝は　THE END。
結果論ですが、この選択は間違っていたみたいですね。
２台いるのだから無難な選択をするか、それぞれ違う戦略をとっても良かったのかもしれません。
何とも残念ですねぇ～


ココでトラブルとかが無い限りほぼ優勝を手中にしたのがバトンです。
ハミルトンを抜いた後のバトンは終始危なげの無い安定した走り。
後続に差をつけてからは、セーブして走っていました。

ベッテルもかなり早かったのですが、スタート後からハミルトンの後塵を拝し、ピット後はペースの上がらないトゥルーリの後ろで自分のペースで走れず。
その点がバトンとの大きな違いでした。


結局そのままバトンが優勝。
開幕から４戦で３勝って凄いですね。
勝てるマシンを手にして、実際に優勝してからのバトンは明らかに今までとは違う感じ。
勝ち方を理解しているというか、レース運びが上手になったように思います。
今日のレースについて言えば、スタートで抜かれたハミルトンをすぐに抜き返したのがポイントでした。


で、去年のトップチームを見てみると、マクラーレンの復調ぶりが目立ちます。
今年のテスト段階で散々だったことを思えば、この上昇具合には目を見張るものがありますね。
さすがというか、正しい方向で開発が進んでいるということでしょう。

片やフェラーリは中々上昇しませんねぇ。
ライコネンが５位になったことで、開幕４戦ノーポイントという悲惨な状況は避けられましたが、速さはナッシング。
開幕戦ではまだ戦えるかと思ったのですが、どうしたんでしょう？

ＢＭＷに至っては重症ですね。
ガソリンを満タンにした戦略も災いして、終始ビリ。
全くもって良いところがありませんでした。


４戦目にして始めてまともなレースとなりましたが、やはりブラウンＧＰは強いですね。
ただ次戦のスペインＧＰからトップチームをはじめとして、改良版の車を続々と登場させてくるでしょう。
そうなった時にどうなるのか。
楽しみですねぇ～