
シップ(湿布)は
医薬品として分けると
●冷湿布
●温湿布
があります。
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しかし、言葉の意味としては
★★湿布:湿った(しめった)布(ぬの)★★
なので
湿り気(しめりけ)を与える行為と物体の全てを指すのです。
●濡れたタオルを身体に置く・貼る(はる)
●食品を乾燥させないように、濡れた紙や布を置く・あてる行為と物体
●家の壁紙(かべがみ)を貼る・はがす時の溶剤を含んだ物体と行為
ご記憶いただくと、便利かも知れません。
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私は温湿布:おんしっぷ
というものを全く信用せず
使用しないので
冷湿布についてだけ、記事を書きます。
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★冷湿布について。
最も多く使用し、目にする白い湿布:パップ剤といいます。
貼った瞬間、冷たい感じがするのは
含まれている水分の蒸発(揮発:きはつ)によってのものです。
この「水分」が無くなると、湿布それぞれの成分により、効果の違いが出てきます。
あるものは鎮痛:ちんつう:痛みを鎮める(しずめる)
あるものは消炎:しょうえん:炎症を消す
このように、薬の効果に違いがあります。
しかし、貼った当初の「冷感」とは裏腹に
消炎・鎮痛」は血行を促進してこそ、成り立つ面もあり
「アイシング」とは、区別・分別して考えなくてはいけません。
そう、湿布はアイシングではないことを
まずは、ご記憶いただくべきなのです。
急性の炎症(打撲・捻挫・骨折・脱臼・肉離れ)直後に
すぐにアイシングしよう!
という、おつもりで
湿布を貼って、かぶれたり、腫れが逆に強くなってしまったり
思う様な結果が得られなかった方も多いかも知れません。
やはり、「アイシング」というからには
基本は「氷

凍傷(とうしょう:意外にもやけどの一種なのです)に
充分なご注意をはらって
ガーゼ等で調節する・時間を加減することが大事です。
こういった工夫で初期の処置をおこなうことで
成果がまったく違ってくるのです。
「負傷をしたら、とにかくシップ!!」
このお考え方、今日で捨てましょう。
それぞれ役目の違い=長所・短所を使い分ける事が大事なのです。

写真は
白いパップ剤と
茶色いプラスター剤を比べてみました。
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整形外科でよく処方する、茶色のシート式のシップを
ご存知の方も多いでしょう。
あれは「プラスター剤」という種類であり
水分が極めて少ない分、冷感の持続は短いですが
使い勝手が良い面もあります。
(軽量・小型・汚れない・はがれにくい等の特長がある)
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整骨院・接骨院といえば
昔の「黒いシップ」に関する問い合わせが
今も時折りありまして、驚くことがあります。
あれも優秀な面が多くあったのですが、利便性等から
現在、流通量はかなり減少しています。
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湿布(しっぷ)は
患者様の様相によっては
アレルギー反応を惹起(じゃっき:引きおこすという意味)する時もあるので
シップを使うこと:そのものを禁止する場合もあります。
具体的には
★妊婦の方
★授乳中のお母様
★皮ふに耐性の無い・少ない・弱い乳:幼児のお子様
★皮ふ刺激に弱い方
★よく汗をかく方
★発汗量が多い方
★汗をかくことが予測できている方
この様な方々には、おの整骨院では、ご説明をした上で
使用をしないことを決めています。
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医師・薬剤師等の説明をよく聞く・場合によっては
自分から食いついて質問しなくてはいけないときもあるでしょうし
こういったことも、患者様側の心構えとしては必要な時は
絶対にあります。
何か聞きづらいと思わず
ご自分と、ご自分の大切な方を守るためにも
ご質問は絶対に控えたり隠すことなく、行ないましょう。
自分の身を守る為に。
説明は、面倒ではありません。
治療することに、誠実に努力している患者様への説明を面倒くさがる
そのような者は、真の医療者では無いことも
ご記憶下さい。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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