SPILLANE KISS

オリジナリティーゼロのコピペブログ。最近の出典はほとんど「ヤ○○メ」。某巨大掲示板はとんと立ち寄らなくなりました。

29歳の派遣社員 リアル物語

2008-12-17 00:09:35 | コピペ
29歳で派遣社員をやっている僕は、派遣先の会社で正社員にいいようにこき使われる哀れな奴隷生活を続けていた。そんな惨めな僕に転機が訪れたのは、昨年の冬のことだった。

7社目の派遣先に配属された初日、僕はまた奴隷のようにこの会社でもこき使われるのだろうとため息をつき、重い足取りで派遣先会社に向かった。

私が自分の席に案内されて仕事を始めると、隣の席の正社員K子が話しかけてきた。
「今日からお仕事を一緒にさせていただくK子です。わからないことがあれば、何でも聞いてくださいね。」
僕は今までの派遣先では感じたことの無い安心感を初めて味わった。その後も僕は、仕事のことやその他の雑談まで、隣の席のK子にいっぱい話しかけた。これまでの僕の人生で女性に対してこれほど積極的になれたことはなかった。完全にK子のことが好きになっていた。

以前の派遣先で働いていた頃は、日曜の夜は次の日の仕事のことを考えると憂鬱で仕方なかったのが嘘のようで、月曜が待ち遠しくてたまらなかった。転機が訪れたのは昨年のクリスマス・イブだった。

今日こそK子を食事に誘い、僕の本当の気持ちを分かってもらおうと決心した。心を静めるためにトイレに向かう途中、給湯室でOLが数人話していた。K子だった。
「で、K子 あの派遣クンどうなの? ずいぶんK子に気があるみたいじゃん」
「マジでカンベンって感じかな。 初日に優しくしたら勘違いしちゃってマジ、ウザイんだけど」
給湯室にOL達の笑い声が響いていた。

全てが嫌になった。何もかも。僕は所詮はただの奴隷でしかないんだ。僕は今、定職に就かずニートとして暮らしている。

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