この時期は雪が降ることが多い。以前にも書いたが、私は積雪を心待ちにしている。林に雪が積もると、トラツグミやカモシカなどが除雪された道路に、タシギなどが水のある田に出て来るからである。今回もそれを期待した。
今回は、雪の量がやや少なめで、トラツグミなどは見られなかった。小川の辺り迄行くと、ブッシュの中にホオジロと、何か判定できない鳥達が見えた。小枝に邪魔されずに写真が撮れるところに回り、ブッシュの中に佇む鳥を撮った。ベニマシコであった。2羽が並んでいるところも撮れた。

つがいのベニマシコ



ベニマシコ オス
メスは正面からはオオマシコとの区別が難しいが、体の色合い、左側に少し見える風切りがはっきりした白であることからベニマシコと結論した。


ベニマシコ メス
山道ではキジバトが餌を探していた。

キジバト
ツグミやメジロ、カシラダカもいた。

ツグミ

残った柿の実を突っつくメジロ


カシラダカとホオジロ?
田の方に行くと、白と黒のパターンが鮮やかな鳥の群れが見えた。ケリかタゲリかと思ったが飛んでいる時には断定できなかった。



空を飛ぶタゲリ?
そのうちに田に降りたので撮ってみると、ケリも冠羽の立派なタゲリもいた。

ケリ


タゲリ
セグロセキレイも元気に活動し、クサシギもいた。




忙しくいろいろなポーズをとる
セグロセキレイ

雪の田で餌を探すクサシギ
数多くのムクドリもいて騒がしく活動していた。

騒ぐムクドリ