8日の夕方は、皆既月食と天王星の惑星食が重なって、世紀の天体ショーに全国が興奮した。ブログでも多くの方が撮影に挑戦され、見事成功された方も多かったと思われる。私もあわよくば、天王星を捉えられるかもしれないと思い、挑戦してみたが、雲に遮られたりカメラを十分に使いこなせなかったりで、失敗してしまった。

皆既蝕近し

皆既蝕寸前

皆既蝕
露出が少し足りなかったようである。

皆既食終了
9日朝の散歩の時には、通常の満月に戻っていた。

9日朝の月
満月の翌朝の月を何と呼ぶのか知らないが、何か特別のようにも感じた。新聞にはカメラマンが撮った写真が載った。天王星を見事に捉えていてさすがにプロと感心した。

9日北國新聞朝刊より 天王星が矢印で示されている
宇宙の惑星の動きとは関係なく、地球上では生き物達が季節の変化にゆっくりと対応している。木場潟では栴檀の実が色づいたがカモの種類は少なく、イクリプスかな?交雑かな?と思われるマガモが目に付いたくらいであった。

栴檀の実

オナガガモの群れ

マガモ
2週間ほど前になるが千里浜に行ってみた。シギなどの鳥はすでに去り、浜にはほとんど何もいなかったが、トウネンなどよりやや大きめの鳥がいた。やや長めの黒い嘴がやや垂れ下がっている。ハマシギである。



ハマシギの群れ
ハマシギとミユビシギは高松から千里浜にかけての海岸で越冬する。忙しく歩いたり、周りを見回したりして餌を摂る。



餌を摂るハマシギ
浜ではセキレイも餌を探す。

ハクセキレイと思われる
セグロカモメなどはゆったりしているが、獲物が見つかった時は目ざとく追いかけ、他の鳥と争って獲物を奪ってしまうことも多い。


セグロカモメ
これから厳しい冬に向かう。海での生活は大変であろう。