7月の上旬の暑さは尋常ではなかった。それに加え蒸し暑さも尋常ではない。これに負けて、出かけるのを控えている私は、朝涼しいうちの散歩の際、題材を求めてきょろきょろ?、残念ながら成果がないうちに予定の日が迫ってくる。
10日の朝、散歩に出ようとした時、庭の片隅の草叢の中に植えてある(植えたときには草叢ではなかったが、世話をしないので草叢になった)、世話もしてもらえないプリンスメロンに実がついているのを見つけた。

草叢で見つけたメロン
何か得をした気分になり、せめてブログに載せようと写真を撮った。きょろきょろすれば何かいいことがあるかもしれないと思いながら出かけた散歩で近くのお宅の庭を許可も無く覗くと、ずいぶん立派な大きさの実のヤマモモがあった。

ヤマモモ
なぜかテレビドラマ“らんまん“の寿恵子の待合茶屋”山桃“を思い出した。自分の子供時代、太平洋に近い高知の母方の祖母の家で叔父が大きな木に登ってよく採ってくれたことを思い出した。ヤマモモは海に近い小高い山に生えるのに。海桃でないのが不思議なくらいである。優しかった叔父を思い出し、何か甘酸っぱい思いとともに懐かしく感じられた。
庭を野菜園にしているお宅では、立派なスイカが多分カラスに齧られているのを見つけた。

カラス?に齧られたスイカ
一生懸命世話をしていてもカラスにやられる、家のメロンは放ってあるから強く、大きくなるぞと、強がってみた。ブルーベリーを植えてあるお宅では、だいぶ色づいてきていた。

ブルーベリー
クリやカキの実も大きくなってきた。

クリの実

カキの実
田ではアオサギが目につく。


アオサギ
ダイサギも顔だけが出るだけとなるほど稲も成長した。

稲から顔を出すダイサギ
稲の上をツバメが忙しく飛ぶが、なかなかうまく撮れなかった。

稲の上を飛ぶツバメ
稲を植えていない田では、トビやカラスが群れを作って餌を探したり、ヒバリが囀ったり、空高く登ったりしていた。


田のトビ

田のカラス



草叢で囀ったり空に昇るヒバリ
桜並木には、ウスバキトンボが到着し、ニイニイゼミが現れ、アマガエルが休み、用水にはハグロトンボがいた。

到着したウスバキトンボ

出現したニイニイゼミ

桜の幹で暑さを避けるアマガエル

用水のハグロトンボ
この用水には例年多くの蛍がみられるが今年は時季を失してしまった。

用水の蛍【2022年6月】
遠くの空に雨脚が見えたので急いで帰宅した。

雨足が見える空
しばらく梅雨空が続きそうである。