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蓄音機でジャズを聴く!

蓄音機とジャズを中心に、日々の出来事をつづる。

HMV104

2013-05-07 14:34:25 | 蓄音機


HMV卓上型で最も小さな104です。
ターンテーブルは10インチ、シングルぜんまいモーター、ストレートホーン、サウンドボックスは5Aです。

音は、ポータブルの102と同じ傾向の、明るくて元気が良いものです。

ルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)録音のように、トランペット・トロンボーン・サックスなどのソロが前に飛び出てくる感じです。

HMVの卓上型、フロア型は、ビクトローラに比べてフロントグリルの格子等のデザインがしゃれていると思いますが、いかがでしょうか?
イギリスとアメリカ、国民性の違いなのでしょうねぇ。

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ゼンマイ切れました!

2013-05-04 15:15:59 | 蓄音機

HMV101です。
型番からも分かるように、102はこの後継機種です。
102との違いは、まずサウンドボックスがマイカ(ウンモ)の振動版を使用していること(HMV:No.4)、アームが細くてホーンが長いこと、などです。

音は、102のように広がりはないですが、落ち着いた良い音がします。ただ、電気ギターは苦手なようで、ベニー・グッドマン・セクステットのチャーリー・クリスチャンや、ナット・キング・コール・トリオのオスカー・ムーアなどは、上手く再生できません。(注:私のものだけのことかもしれません。念のため。)

さて、先日ゼンマイを巻いていたら突然手ごたえがなくなりました。
「やっちゃった!」と思いましたが、どうにもなりません。
思い切って、モーターをばらしてみることにしました。

中央の写真の分銅みたいなのが、回転数を自動調整するガバナー、下の写真の円筒状のものがゼンマイが入っている「香箱」です。
開けてみると、ゼンマイの真ん中辺りがキレイに切れてました。

繋ぐこともできるらしいのですが、自分では無理そうなので、交換用のゼンマイかモーターが手に入るまで待つことにします。時々オークションで見かけますので。

モーターに型番が刻んでありました。
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HMV102

2013-05-03 23:25:07 | 蓄音機


「イーグル」蓄音機を直してもらった店で、ベイシーのSPレコードを視聴させてもらったときの蓄音機がこの102でした。

音の素晴らしさに、ビックリしました。

帰って「イーグル」で聴きましたが、正直、102には及ばないと感じました。

いつか手に入れたいと思っていましたが、あるときネットオークションで格安で手に入りました。

ビクトローラもそうですが、ポータブル蓄音機というのは、卓上型やフロア型とは違う独特の「世界」があると思います。

その中でもこの102は、もちろん音は言うに及ばず造りの精巧さ、仕上げの美しさでも、国産のものとは一線を画しています。

なにしろ、これ以上のポータブル蓄音機はない(と言われている)機種なので、それが(高くても)10数万円で手に入るというのはとても喜ばしいことだと思います。

追記:その後「イーグル」にはHMV5Bという102に標準装備されているサウンドボックスをつけたところ、こちらはこちらでまた102とは違った中々魅力的な音で鳴るようになりました。
ちなみに、この102には5Aという卓上型・フロア型に標準装備されているサウンドボックスがついていました。
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ビクトローラVVJ2-12

2013-05-02 10:46:32 | 蓄音機


色々な蓄音機の音が聴きたくて、気がついたら「イーグル」を含め6台になっていました。

「イーグル」以外は、全てネットオークションで購入したものです。

この蓄音機は、持ち運びのできるポータブルタイプで、日本ビクターの製品です。

最大の特徴は、ホーンが木製だということでしょう。

「イーグル」のホーンは金属製ですし、その後オークションで購入した2台(コロンビア製のポータブル:既に手放してしまいました)も金属ホーンだったので、木製ホーンの音が聴きたかったのです。

金属ホーンでは、キンキンという感じだったピアノの音が落ち着いて聞こえます。

モーターは、シングルゼンマイですが強力で(幅が一般のものよりも広い:12mmということです)、ほとんどの盤を聴くことができます。

他の機種と聞き比べない限りは、特に不満もなく、充分に音楽を楽しめる蓄音機だと思います。

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イーグル蓄音機

2013-05-01 17:21:57 | 蓄音機


物置から出てきた蓄音機には、フタの裏に鷲のデカールがキレイに残っていました。

調べてみるとイーグル印の蓄音機は、日本蓄音機商会=ニッチク(後のコロンビア、現在のデノン)の製品だったということが分かりました。

付属していたサウンドボックスはNO.4の刻印があるものでしたが、現在はHMVのNO.5Bを付けています。アームとの径が合わないので、ボール紙を介して取り付けています。

ターンテーブルは25センチ、モーターはダブルゼンマイです。
中々トルクがあって、殆どの盤は演奏できます。

ストレートホーンのせいか、特にトランペットはリアルに再生します。

余談ですが、テイチク・レコードの「テイチク」が「テイコクチクオンキ(帝国蓄音機)」の略だとは、蓄音機に興味を持つまで知りませんでした。
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