
今から10年以上前になりますが、妻の実家を立て替えることになって、物置を整理していたら大きな木製の箱状の家具のようなものがでてきました。
それが、蓄音機との出会いでした。
外観は、水にぬれたような跡があったり、虫に食われた穴があったりしましたが、フタを開けてみると割とキレイな状態でした。
伯母の遺品のSPレコードが何枚かあったので、とりあえずゼンマイを巻いてかけてみましたが、小さい音で回転も安定していませんでした。
そこで、ネットで蓄音機を修理してくれるところを探しました。最初のところでは完全には直らず、銀座の有名店に預けて完璧な状態になりました。
その店で聞いたSP盤の音の素晴らしかったこと!それまでオーディオで聴いていたのとは全く違う自然な音。
それ以来、蓄音機で聴くジャズに夢中です。