イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

感覚の麻痺?

2024-05-18 08:22:47 | 日記

しばらく更新できませんでしたが、

この間、いろいろなことが起こりました。

 

一番大きな出来事が、

母の生前からお付き合いさせて頂いたご近所の方の死です。

亡くなったのはご主人。

病弱だった奥様は、入退院を繰り返しながらもお元気。

男性の方が若干寿命が短いって、本当ですね。

 

あんなにお元気に朝散歩をしていたご主人の死因は、心筋梗塞でした。

いわゆる、ぽっくりと逝ってしまったそうです。

理想の亡くなり方ではあるけれど、奥様はだいぶ落胆しておりました。

とても仲が良かったご夫婦だったからな・・・。

 

でも、娘さんやお孫さん達がしっかりとフォローしてくれるでしょう。

今は切ないけれど、また新しい環境でいい時を過ごされると思う。

私には無いものを、いっぱい持っている方。

いろんな意味で正直、羨ましさをたくさん感じていた方でした。

 

ご主人の訃報を聞いたのは、ちょうど仕事から帰宅した時。

1日の疲れが最もマックスな頃です。

同じく仲良くさせて頂いている方から、電話が入りました。

本来なら、ショックで言葉を失ってもいい位落ち込むはず・・・。

それが疲労が先に来てしまい、その方からの切々とした言葉もどこか上の空・・・。

涙さえ出なかったです・・・。

 

え?私ってこんなに冷たい人間だっけ??

 

もうね、この期に及んで自分のことで精一杯なんですよ・・・。

お世話になった方なのに、深い弔いの気持ちを持たなくてはいけないのに、

電話を切った後は疲労した体を鼓舞するように、いつものルーティンワーク。

感傷に浸る間もなく、粛々とこなす私って一体・・・。

 

人のことなど構っていられない。

そんな気持ちだったと思う・・・。

 

毎日忙しくて、薄氷を踏む思いで生きてる。

そんな日常を過ごしていると、いつしか人間らしい感情も失っていくのか。

それともこの方々の繋がりは、思う程大切なものではなかったのか。

 

職場は常に厳しい、競争の世界。

胃液が戻りそうなくらい、きりきりしながらの毎日。

騙し、騙され、時に小馬鹿にされ、時に怒鳴られ・・・。

更に自らに課されたノルマを背負う。

テレアポの仕事は、神経に剛毛が生えてないとやっていけない。

離職率が高いのも、至極当然。

 

でも、好きなんだけどね。

 

ああ、まともな感覚を取り戻そう。

今の仕事、生活を維持しながらも、まともな感覚を忘れてはいけません。

 

 

 


愛猫のために会社を休もうと思った日

2024-05-09 07:25:59 | 日記

昨日のことです。

本当にびっくりする程のわずかな時間で、その症状は現れました。

 

現在18歳の我が家の猫。

ふと見たら、後ろ脚を片方ですが引きずるようにして歩いている。

 

「え?え?ついさっきまで普通にしてたよね?どうしたん??」

こんなことは初めてだったので、

驚くと同時にどうしよう・・・と真っ暗な気持ちになった・・・。

人間で言うと18歳は90歳くらいだと思う。

何があってもおかしくないと、できるだけの覚悟はしていました。

引きずっている脚は少し腫れてみえる・・・。

何かばい菌でも入ったのか・・・。それとも骨折?

人と同じで、猫にも「いつの間にか骨折」があるのか・・・。

 

もう不安だけがぐるぐると頭を巡りました・・・。

 

動物病院に行くことは真っ先に考えた。

徒歩圏内にある病院だけど、キャリーケースを持って歩いていくには大変だ。

タクシーで行く?それとも唯一足になってくれそうな彼女に頼んでみる?

でもウチの猫、

大の病院嫌いでワクチンを打つ時でさえ恐ろしいケダモノに変わる。

それだけの元気があれば、見方を変えれば安心だ。

が、やはりきちんとレントゲンなど撮ってもらいたいし、

なんとか大人しくしていて欲しい・・・。

 

因みに結婚していた頃は、

夫が車を出してくれて夫が暴れる猫のフォローをしてくれていました。

女性の私には手が負えない程の力で、泣き叫ぶからです。

 

そんな過去を思うと、正直私だけで大丈夫か・・・とまたまた不安が膨らむ。

唯一の救いだったのが、足は引きずっていても食欲はいつもと同じ旺盛。

出したフードは一粒も残さずしっかり食べてくれました。

 

それでも不安を抑えきれなかったので、行きつけの病院に電話で相談。

とりあえず、腫れが長引くようなら一度受診してくださいと言われた。

とても感じの良い対応に、少しだけ安堵。

後ろ髪を引かれる思いで、出勤致しました・・・。

 

ほんとにね、昨日ほど会社を休みたいと思った日はなかった・・・。

 

帰ったら、脚どころか息をしていなかったらどうしようとか、

病院に行くことになったら、彼女に事情を話して一緒に行ってもらおうかとか、

とにかく仕事にまったく集中できず・・・。

定時になると、風のようにかたずけ嵐のように電車に乗り、原付を爆走。

玄関に入るや否や、「チャイ~~~~~!」と愛猫の名を絶叫。

 

飼い主の怒涛のような思いを知ってか知らずか、

のそのそと彼はいつものお出迎えをしてくれました。

その足取りは・・・。

 

まったくの普通でした・・・。

 

「え??、治ったの?お前、治ったの???」

 

情けない飼い主の目から、汗が出た・・・。

恥ずかしながら、号泣してしまったんですよ・・・。

腫れは若干残っているようにも見えたけれど、歩行が安定していたんでほぼ大丈夫。

明日になれば引くだろうと、彼の治癒力を信じました。

 

そして迎えた今朝。

一体、あの時の彼は何だったんだ?と思う程元気になりました。

一時的な関節炎か何かだったのか・・・。生命の不思議です・・・。

 

そして改めて思いました・・・。

私はこの子を失ったら多分ボケるだろうなと・・・。

と言うか、守るものがいなくなってしまうので、

もう生きていても仕方ないとただただ絶望してしまいそうです・・・。

しかしながら、その時は確実に来る・・・。

それもそう遠くない未来に・・・。

 

たった一人の家族です。

お願いだから長生きしてね・・・。

お願いします。

 

 


勝者と敗者

2024-05-08 08:18:48 | 日記

これ、明らかに別れると思う。

私が言うのは、人生における勝者と敗者です。

いわゆる、「勝ち組」とか「負け組」ってやつ。

 

昨日、それを如実に感じる出来事が会社であった。

誰かが「○○さんは負け組よね」なんて噂していたわけでは、当然ないです。

自分で勝手に思っただけの話。

 

でも明るい未来を約束された彼女と、

いつ奈落の底に墜ちるかもしれない自分・・・。

いや、一度底なしの奈落に墜ちたんで、今必死に這い上がろうとしている所。

超不安定な思いで生きています・・・。

 

それでも生きていくしかない。

敗者は敗者なりの生き方がある。

振り切るようにして仕事に没頭しました。

 

職場に行くと、当たり前だけど家に籠っている時の100倍の刺激を受ける。

しかしながら投げ込まれてくる弓やら槍やらを、

柳の如くかわしていかなければならない。

生活がかかっているのも勿論だが、その刺激を上手くかわせた時の自分が好き。

こうやって、少しずつでも自己肯定感を高めていきたい。

家にいてばかりでは、このような経験はできないだろう・・・。

鍛えられます本当に・・・。

 

昨日は予定通り、びしょ濡れになった。

でも平気です。雨なんてへのカッパ。

 

今日もお仕事、頑張ります。

 

 

 


連休中、誰とも話さず終わる

2024-05-07 07:53:38 | 日記

前半と後半を合わせて、

誰にも会わなかったし誰とも会話しませんでした。

 

買い物に出かけた際店員から声を掛けられたりしたけど、

これはカウントされませんよね。本当に独り、ぼっちな休日でした。

 

では何をやっていたかと言うと・・・。

 

前の記事とその前の記事で書いてある通りで、

草むしりや読書、あとこれは書きませんでしたが仕事絡みのことをしていました。

あと、趣味事なども少々・・・。

まあ、スーパー以外にどこにも行かず家にいたと言うことです。

 

これだけ長い期間独りでいると、自分自身を嫌と言う程見つめられる。

私が今のような環境になったのも、なるべくしてなったと思える。

そして元夫のこと・・・。大嫌い。本当に嫌い。憎い。

 

優しかった頃の彼を思い出し、たまにその幻影に騙されそうになった。

でも結局奴は、超自己中でモラハラ。どこまでも私を見下していた。

離婚して良かったんだと言う結論に至ることができたのは、大きな収穫。

また少し強くなれたかも。

 

同じカテゴリーのシニアの皆さん、

上位の方々のみの拝読ですが、なんだかとてもキラキラに見えてしまう。

一言、羨ましいしか出てこない環境だったり生き方だったり・・・。

こんな底辺の私のブログなんて、

読者はつかないわけだし共感されなくても当たり前のように思うわ・・・。

 

でも、これが今の自分。

願いは一つ、これ以上落ちないことです。

 

あ、落ちないってブログランキングではないですよ。

生活のレベル、モチベーション、

その他諸々の意味で今以上のダウンは避けたいのです。

 

 

今日は朝から酷い雨。通勤中、びしょ濡れは確定です。

以前ならそれだけで胃が痛くなる程嫌でした。

が、最近は仕方ないと早々に諦め、さっさとカッパを着て駅まで原付で爆走。

びしょ濡れが気持ちいい程になりました。

 

そう、世の中上手くいかないようにできてるんですよ。

雨の日もあれば風の日もある。晴天ばっかりではないのです。

 

お仕事、頑張ってきます。

 

 

 


半額シール 新しいエアコン 読了した本

2024-05-05 07:47:53 | 日記

もはやワタクシ、値引きシールハンターです。

 

料理ってあんまりしたくない・・・。

だって、お独り様ですもの。下手に作ると、かえって高くつく。

なので、半額のお惣菜を買いだめして休日中にちびちび消費。

賞味期限?全く大丈夫。

まあ、お刺身とかは当日食べたけど、あとの品はほぼほぼ平気。

神経質な方には推奨しない買い方、食べ方だけどね。

 

あと、連休前にエアコンを一台、遂に買い変えました。

2年程考えた末、やはり変えた方が良いと決断。

町の電気屋さんに頼んでエアコン本体は6万くらいで、

古い機器を外して新しい物との取り換え工事は、3万ちょい切れるくらい。

合計で10万近い出費でしたが、悔いは全然ありません。

 

因みに古いエアコンは20年近く働いてくれた。

でも2年前にフィルターの掃除をした時に蓋が割れてしまい、

100均のガムテープでべたべたに貼り付けていました。

それがなんとも貧乏臭くてね・・・。

 

おまけに稼働した時の屋外機の音がかなり大きい。

隣が空き家だった頃は気にしませんでしたが、今は立派なお家が建っている。

動かす度に気になっていました。

 

そして何より、冷え方や温まり方がイマイチだったと思う。

夏はそれでも大した電気代ではなかったけれど、冬はやられた・・・。

8000円から9000円の電気代って、独り暮らしではありえない・・・。

 

結局、何もかもが寿命だったんですよね・・・。

この春を持って、さよならしました。

 

こういう、絶対にやった方がよいと思った出費に後悔はない。

逆に、例えば100均で買った品で「失敗・・・」と感じた買い物には、

無性に腹が立つ性分です。

 

読了した本とは、先日ここでも書いた「八日目の蝉」です。

何とも考えさせられる、そして切なくなる本でした。

映像化もされているようですが、うん、これは確かになるね。

役者さんがしっかりした演者であれば、

ドラマティック且つ様々な論議を呼ぶ作品になるでしょう。

 

著者の角田光代さん、やっぱり面白い。裏切らないです。

好きな作家さんとして、5本の指に入る。

そして読書はいいな。改めて本が大好きです。

毎度お世話になっている図書館は、

月ごとに最近話題になった作品を数冊入庫してくれる。

貧乏人にとっては、本当にありがたい存在。

 

こうして、遠出などすることなく家で過ごす休日。

これでいい。私らしい。

もう新幹線やバスにのって県外に出る自分なんて、1ミリも想像できなくなった。

気を使って、頭を使って、お金を使っての遠出は、一生無理。

 

粛々と残りの休日をエンジョイします。