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2018.1.20 ラピュタ阿佐ヶ谷で『警視庁物語 深夜便130列車』を観る。相変わらず面白い!

2018-01-20 | 映画レビュー
ラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショー、先週に続き「警視庁物語 DEKA-SPIRITS」連続上映、今日は『深夜便130列車』(1960年)を観る。いやあ、相変わらず面白い。

いま発売中の「サライ」の「サライ名画館」という連載で、川本三郎さんが取り上げていた。「このシリーズの特色は、刑事たちがよく町を歩くので、昭和三十年代の東京の懐しい風景が随所にとらえられているところ」という。

汐留の貨物駅、引き取り人不明のトランクから異臭がし、中に女性の死体が出てきたところから映画が始まる。おなじみの神田隆以下の捜査一課に加え、加藤嘉、山茶花究ら大阪の警察も捜査に加わる。加藤はこのシリーズの他の作品では、スリ捜査の刑事だったな。他にも稲葉義男とか、織本順吉、忘れちゃいけない菅井きんさんなど、シリーズではいろいろ役を替えて出演している。のちの名優探しも楽しい。

タイトルにあるように、今回は国鉄の深夜列車が登場する。朝の5時頃に東京駅に着く夜行列車。犯人がこの列車に乗っているのを突き止め、大船駅から刑事たちが乗り込む。60年の大船駅はこんな感じだったんですね。鉄道好きは必見だな。

シリーズ全24作の12本目。監督は飯塚増一です。
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