紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ひょ~

2006-03-28 21:18:56 | ファミリー
 昨日は無事小学校短期留学のメンバーが帰って来た。LAは珍しく雨が降ったり温度の寒暖が激しかったりして、体調を崩す子どもたちもいたけれど、全員「帰りたくない」「もっといたい」という楽しい滞在だったそうだ。

 久々に会うKちゃんは、目を合わすのも照れくさそうにして、ややアダルトな感じで、疲れもみせず元気に帰って来た。
 帰りの飛行機でも友達が爆睡するなか一睡もせず、音楽をきいていたらしい。家に着いても買って来たローラースケートを組み立てたり?して、11時をまわっての就寝だったのに、翌朝9時前には起きてテレビを観ていた。

 タフなやつだとは知っていたけれど、これほどまでとは・・・。驚愕。おまけに添乗員さんも引率の先生も、「Kちゃん、1日目からネイティブでしたよ!」「彼女は会ったその日にすぐ、ホストファミリーと打ち解けていました」「Kちゃんはアメリカでますますパワーアップしてきました。ご家族は、さびしかったでしょう?」はい、それはもう!

 大雑把でおおらかだけど、観察力と洞察力は大人以上という彼女の特技を生かしきったようで。「言葉は通じなくても、人類共通のコミュニケーション」みたいなのを使える人なのかもしれない。

 で、今日は彼女は日本にいなかった期間、撮り溜めていたテレビ番組を見まくっていた。お昼過ぎには大雨が振り雷鳴が轟き、やたら大きなバラバラ!!という音に驚く。

 「Kちゃん、この音は雹(ひょう)や! 外、見てみよ!」
ベランダへのドアを開けてみると! 直径1センチ弱くらいのでっかい雹が大量に降って来て、あっという間に積もって行った。雹が降るのは何度か遭遇したが、積もる程の時間と量と大きさは初めて。

 雹自体が初体験のKちゃんは大興奮! 
 「おかーさん! 外、出たい! ヒョウ体験したい!」というのを、危ないからと押しとどめ、ベランダに転がっているヒョウの粒を手に乗せてやる。

 その間に、お兄ちゃんはちゃっかり?「ヒョウ体験」して、自宅とたぬき亭の3歩の間を「いたい、いたい」とヒョウに打たれながら歩いたらしい。彼も野次馬根性の塊だからなあ。

 ヒョウの降る時間に外出していなくてよかった。車がぼこぼこにならないか、ちょっと心配なくらいのヒョウだったから。

 ということで、帰国早々、貴重なヒョウを体験したKちゃんでした。