紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

あと3日

2006-03-14 23:58:10 | ファミリー
 Kちゃんがアメリカに出発する日まで、あと3日。さすがに、夜になってからではあるけれど、必死にトランクの中味を確認して行き、あと何がまだなのかをチェック。

 「貧乏暇無し」というけれど、いつもいつも後ろから追いかけられるようなこぜわしさで、だからこそ、そうでない時間は何もかも忘れて、ゆったりと過ごす。

 今日の彦根での読書会は、とても贅沢な時間を過ごした。彦根城内にある博物館で井伊直弼ゆかりのお姫様のお雛様および雛道具などを見て、常設の井伊家のお宝を観て、お庭やお座敷や能舞台にも感嘆。

 顔が凍りそうなほど冷たい空気のなかでも、着実に彦根城のお堀に枝を垂らす桜のつぼみも膨らんで、お堀では白鳥や黒鳥が優雅に泳ぎ、城下町の落ち着いた風情に浸ってしまった。

 「たねや」の和のお店でいよいよ読書会に移る。『博士の愛した数式』が課題本の読書会は、なごやかで、しかも鋭い意見と深い視点を聞く事ができた。こちらの読書会は平均年齢がぐっとアップし、経験豊富で博学な先輩方の多彩なご意見が聞け、うなるばかり。

 その後、お昼をいただいて、お店に併設された「湖東焼き」の展示ルームへ。とても細かな絵付けや、繊細な手仕事に感服。名残はおしかったけれど、家では家事がお待ちかねなので、早々に吹雪の中を帰宅。でも豊かなひとときを過ごす事が出来、満足満足。