(写真はリング上で世界戦への抱負を語るミラン・メリンド)
PINOY PRIDEの続きです。ちなみに今回は純粋?に「フォトグラファー」って感じで参戦してます。楽でいいがに。(どこの生まれだ、お前は?)
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)セブはけっこう良いところになってきた♪
ALAの人たちとも去年のマニラ興行、3月のセブ興行に、4月のマカオ興行と顔を合わせているから
ある意味なあなあな関係で(どんなだ?)
今度WBO世界王座に挑戦するミラン・メリンドとも会ったのは3月が初めてだったんだけど、その後マカオでも会ってちょっと会話しただけで
偉そうに知り合い顔してるし… Σ( ̄□ ̄;)
というわけで今回の興行開始前に前回同様会場入り口前でファンサービスしてるメリンド捕まえてエストラーダとの試合について聞いてみたんだけど
「彼の試合のビデオはみてますよ」
「どう思うよ?」
「わかんないです」(おいおい)
「試合に勝つ自信はどれくらい?」
「んー、99パーで」
「100パーにせんかい、100パーに!」←この辺が偉そう
ただ前回マカオでのメリンドのインドネシア人との試合とエストラーダの試合を見比べると…
(メリンド的には)非常に厳しい戦いになりますな
と思っています。
では観戦記の続きです♪
[[ 2013年05月25日 ]] PINOY PRIDE30
場所:フィリピン、セブ島、セブ市、ウォーターフロントホテル&カジノ
▼第5試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量118ポンド
ラルフ・ルル(比) VS ジュニー・サロガオル?(比)
右がララ
右がサロガオル
ALAの有力選手の一人であろうララ。確かに総合的技術ではサロガオルを圧倒。間違いなく1枚も2枚も上。しかしサロガオルは技量差を承知して
ガードを固めてララの打ち終わりにパンチを返すことに専念
この戦法で被弾は多いものの要所要所でいいパンチを返すことがあり
サロガオルのパンチが決まると会場が「おお~~」
ララの打ち終わりの隙の大きさに助けられてぐらつかせるようなパンチを入れることもあるけど、手数や有効打(ガードの間からパンチを入れることも多かった)でララが圧倒。ただ彼は試合後半になって見せた長いリーチを生かしたアウトボクシングの方がいいんじゃないだろうか?と思いましたねえ…
結局試合は判定でララが勝利も、試合後花道ではサロガオルにも「ナイス・ファイト!」と声をかけておきました。少しでも励みにしてくれればいいな。
▼第6試合:ノンタイトル、4回戦、契約重量126ポンド
ジェッセル・マグサヨ(比) VS メルトン・サンダル(比)
攻めるマグサヨ(右)
中盤の締めの大一番は4回戦のデビュー戦ながら、マグサヨはフィリピンのナショナルゲームで4度優勝したつわもの。アマ出身ということで割り引いて見てたんですがいやあ
中々ワイルドな戦いぶり…(汗)
サンダルをバンバン攻めてロープに追い込んで2度のダウンを奪ってのストップ勝ち、っていうか
倒れているサンダルに殴るかかるワイルドさ…(滝汗)
今回の4回戦程度では実力が違いすぎて計りようがありませんでした。今後一気にホープ候補として浮上してくる可能性が高いです。
以下は外国人との対戦になるメインのカードです。
▼第7試合:WBOアジアパシフィック・ライトウェルター級タイトルマッチ
ジムレックス・ハカ(比) VS ホセ・エミリオ・ペレア(メキシコ)
今回のハカの相手は
ウェルターかスーパーウェルターの体格があるやろ…
というペレア。(汗)
攻めるハカ(右)
ハカは試合序盤から攻めてはいくんですが喧嘩四つのせいもあってか攻めが単発の左ストレートに偏ってしまい、体格差も重なって相手にあまりダメージを与えられません。
特に中盤以降はハカがラウンド後半にガス欠を起こし、ペレアに攻め込まれることしばしば。そして最後の12R、残り10秒の合図がなったところで
ハカ、ダウンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
しかしさすがにちと遅すぎました。結局判定はなんとかUDでハカに。
このポーズに苦戦のすべてが物語られている気が…
この後ミラン・メリンドがリングに上がって挨拶。
「ファンの皆さん、スポンサーなどフィリピンの皆さんのためにベルトを獲ってきます。」
と宣言。
▼第8試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量112ポンド
ジェネシス・セルバンヤ(比) VS イサック・ジュニア(インドネシア)
攻めるセルバンヤ(右)
噴飯ものの試合となったこの一戦。試合開始早々、受身のイサックをセルバンヤが電車道でロープまで詰め寄って攻めまくり
こりゃ1RKO?
と思わせる展開に。そこからイサックがL字ガードでの粘りと時折繰り出すパンチでこらえましたが3Rにロープにつめられてパンチを食ってダウン。KO負け。
セルバンヤの力を計ろうにも計れない試合でした。ただ相手があれだけ消極的だったらもっと早く倒してもよかったですね。
試合後KO負けしたイサックが会場に流れる音楽に合わせて踊って観客の笑いを誘いましたが
あんな試合内容で格好つけんなや…
というのがあたしの正直な感想でした…(怒)
▼第9試合:WBOインターナショナル・ライトウェルター級タイトルマッチ
ジェイソン・パガラ(比) VS アーロン・エレラ(メキシコ)
フィリピン、メキシコ決戦となったメインイベント。体格の優位はエレラにあったと思うんですが、彼の攻撃はなぜかボディへのフック攻撃。
フックの攻めが多かったエレラ(左)
それに対してパガラのオーバーヘッドのストレートがよく決まって、エレラはすぐに顔面真っ赤に。ただチャンスはあったもののパガラが倒しきれないうちにエレラの距離の長い左ボディフックがパガラを捕らえてパガラの勢いが落ちます。とはいえ試合中盤に接近戦をしたりあたし的にはエレラサイドの攻め方が体格を生かしていない感が…
パガラ(右)のストレートはけっこう伸びてきてました
後半に入ってエレラ陣営が長いリーチを使ったワンツー主体に切り替えるとパガラの攻め手がなくなってきてポイント的に接戦模様に。
場内にものすごい鈍い音が響いたエレラのパンチ
ただエレラも倒すほど効かせる攻撃をできるほどでもなく、両者終盤まで打ち合いましたが結果判定はパガラに。まあ前半のリードを考えればしょうがないでしょうが、ジャッジが1人パガラに119をあげていたのはあげすぎだろ…(汗)
ルルの試合がちょっとダルかったことと、最後の試合も中盤技術戦ゆえの膠着があって観戦&撮影にきつい部分はありましたが、っていうか
こことかは下から見上げるようにしか撮影できないんですよねえ…
まあしかし中々面白いファイトも多く収穫があったPINOY PRIDEでした。今回は少しセブの観光もできたし、楽しめたのでまた遊び…もとい興行に参加にいきたいですな。
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
PINOY PRIDEの続きです。ちなみに今回は純粋?に「フォトグラファー」って感じで参戦してます。楽でいいがに。(どこの生まれだ、お前は?)
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)セブはけっこう良いところになってきた♪
ALAの人たちとも去年のマニラ興行、3月のセブ興行に、4月のマカオ興行と顔を合わせているから
ある意味なあなあな関係で(どんなだ?)
今度WBO世界王座に挑戦するミラン・メリンドとも会ったのは3月が初めてだったんだけど、その後マカオでも会ってちょっと会話しただけで
偉そうに知り合い顔してるし… Σ( ̄□ ̄;)
というわけで今回の興行開始前に前回同様会場入り口前でファンサービスしてるメリンド捕まえてエストラーダとの試合について聞いてみたんだけど
「彼の試合のビデオはみてますよ」
「どう思うよ?」
「わかんないです」(おいおい)
「試合に勝つ自信はどれくらい?」
「んー、99パーで」
「100パーにせんかい、100パーに!」←この辺が偉そう
ただ前回マカオでのメリンドのインドネシア人との試合とエストラーダの試合を見比べると…
(メリンド的には)非常に厳しい戦いになりますな
と思っています。
では観戦記の続きです♪
[[ 2013年05月25日 ]] PINOY PRIDE30
場所:フィリピン、セブ島、セブ市、ウォーターフロントホテル&カジノ
▼第5試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量118ポンド
ラルフ・ルル(比) VS ジュニー・サロガオル?(比)
右がララ
右がサロガオル
ALAの有力選手の一人であろうララ。確かに総合的技術ではサロガオルを圧倒。間違いなく1枚も2枚も上。しかしサロガオルは技量差を承知して
ガードを固めてララの打ち終わりにパンチを返すことに専念
この戦法で被弾は多いものの要所要所でいいパンチを返すことがあり
サロガオルのパンチが決まると会場が「おお~~」
ララの打ち終わりの隙の大きさに助けられてぐらつかせるようなパンチを入れることもあるけど、手数や有効打(ガードの間からパンチを入れることも多かった)でララが圧倒。ただ彼は試合後半になって見せた長いリーチを生かしたアウトボクシングの方がいいんじゃないだろうか?と思いましたねえ…
結局試合は判定でララが勝利も、試合後花道ではサロガオルにも「ナイス・ファイト!」と声をかけておきました。少しでも励みにしてくれればいいな。
▼第6試合:ノンタイトル、4回戦、契約重量126ポンド
ジェッセル・マグサヨ(比) VS メルトン・サンダル(比)
攻めるマグサヨ(右)
中盤の締めの大一番は4回戦のデビュー戦ながら、マグサヨはフィリピンのナショナルゲームで4度優勝したつわもの。アマ出身ということで割り引いて見てたんですがいやあ
中々ワイルドな戦いぶり…(汗)
サンダルをバンバン攻めてロープに追い込んで2度のダウンを奪ってのストップ勝ち、っていうか
倒れているサンダルに殴るかかるワイルドさ…(滝汗)
今回の4回戦程度では実力が違いすぎて計りようがありませんでした。今後一気にホープ候補として浮上してくる可能性が高いです。
以下は外国人との対戦になるメインのカードです。
▼第7試合:WBOアジアパシフィック・ライトウェルター級タイトルマッチ
ジムレックス・ハカ(比) VS ホセ・エミリオ・ペレア(メキシコ)
今回のハカの相手は
ウェルターかスーパーウェルターの体格があるやろ…
というペレア。(汗)
攻めるハカ(右)
ハカは試合序盤から攻めてはいくんですが喧嘩四つのせいもあってか攻めが単発の左ストレートに偏ってしまい、体格差も重なって相手にあまりダメージを与えられません。
特に中盤以降はハカがラウンド後半にガス欠を起こし、ペレアに攻め込まれることしばしば。そして最後の12R、残り10秒の合図がなったところで
ハカ、ダウンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
しかしさすがにちと遅すぎました。結局判定はなんとかUDでハカに。
このポーズに苦戦のすべてが物語られている気が…
この後ミラン・メリンドがリングに上がって挨拶。
「ファンの皆さん、スポンサーなどフィリピンの皆さんのためにベルトを獲ってきます。」
と宣言。
▼第8試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量112ポンド
ジェネシス・セルバンヤ(比) VS イサック・ジュニア(インドネシア)
攻めるセルバンヤ(右)
噴飯ものの試合となったこの一戦。試合開始早々、受身のイサックをセルバンヤが電車道でロープまで詰め寄って攻めまくり
こりゃ1RKO?
と思わせる展開に。そこからイサックがL字ガードでの粘りと時折繰り出すパンチでこらえましたが3Rにロープにつめられてパンチを食ってダウン。KO負け。
セルバンヤの力を計ろうにも計れない試合でした。ただ相手があれだけ消極的だったらもっと早く倒してもよかったですね。
試合後KO負けしたイサックが会場に流れる音楽に合わせて踊って観客の笑いを誘いましたが
あんな試合内容で格好つけんなや…
というのがあたしの正直な感想でした…(怒)
▼第9試合:WBOインターナショナル・ライトウェルター級タイトルマッチ
ジェイソン・パガラ(比) VS アーロン・エレラ(メキシコ)
フィリピン、メキシコ決戦となったメインイベント。体格の優位はエレラにあったと思うんですが、彼の攻撃はなぜかボディへのフック攻撃。
フックの攻めが多かったエレラ(左)
それに対してパガラのオーバーヘッドのストレートがよく決まって、エレラはすぐに顔面真っ赤に。ただチャンスはあったもののパガラが倒しきれないうちにエレラの距離の長い左ボディフックがパガラを捕らえてパガラの勢いが落ちます。とはいえ試合中盤に接近戦をしたりあたし的にはエレラサイドの攻め方が体格を生かしていない感が…
パガラ(右)のストレートはけっこう伸びてきてました
後半に入ってエレラ陣営が長いリーチを使ったワンツー主体に切り替えるとパガラの攻め手がなくなってきてポイント的に接戦模様に。
場内にものすごい鈍い音が響いたエレラのパンチ
ただエレラも倒すほど効かせる攻撃をできるほどでもなく、両者終盤まで打ち合いましたが結果判定はパガラに。まあ前半のリードを考えればしょうがないでしょうが、ジャッジが1人パガラに119をあげていたのはあげすぎだろ…(汗)
ルルの試合がちょっとダルかったことと、最後の試合も中盤技術戦ゆえの膠着があって観戦&撮影にきつい部分はありましたが、っていうか
こことかは下から見上げるようにしか撮影できないんですよねえ…
まあしかし中々面白いファイトも多く収穫があったPINOY PRIDEでした。今回は少しセブの観光もできたし、楽しめたのでまた遊び…もとい興行に参加にいきたいですな。
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪