<シルクロードを点で繋ぐ旅><朝顔・君子蘭・竹など>

シルクロードの都市を点々と歩き、砂漠や高山、信仰と食事=文化に興味を持つ。
朝顔・君子蘭・竹などを育てている。

團十郎さんを偲んで 勧進帳ー資料ー

2013-03-22 22:39:07 | 山.・墓・OLY・国芳・歌舞伎など
超有名な関所の場面をやり過ごし、
義経主従の艱難辛苦・心情を察して、冨樫が一献。

資料

源頼朝の怒りを買った源義経一行が、
北陸を通って奥州へ逃げる際の加賀国の、
<安宅の関(石川県小松市)>での物語。

義経一行は
武蔵坊弁慶を先頭に山伏の姿で通り抜けようとする。
しかし関守の富樫左衛門の元には
既に義経一行が山伏姿であるという情報が届いていた。
焼失した東大寺再建のための
勧進を行っていると弁慶が言うと、
富樫は勧進帳を読んでみるよう命じる。
弁慶はたまたま持っていた巻物を
勧進帳であるかのように装い、
朗々と読み上げる(勧進帳読上げ)。

なおも疑う富樫は山伏の心得や
秘密の呪文について問い質(ただ)すが、
弁慶は淀みなく答える(山伏問答)。
富樫は通行を許すが、
部下のひとりが義経に疑いをかけた。
弁慶は主君の義経を金剛杖で叩き、疑いを晴らす。
危機を脱出した一行に、

<富樫は失礼なことをした、と酒を勧め>、
弁慶は舞を披露する(延年の舞)。
踊りながら義経らを逃がし、
弁慶は富樫に目礼し後を急ぎ追いかける(飛び六方)。


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