鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

ダチョウ王国・第4章~クリスマスはカピバラ三昧

2023-01-17 | 動物園・水族館


令 和 4 年 ( 2 0 2 2 年 ) 1 2 月 2 5 日 ( 日 )

午 前 1 0 時 1 3 分

茨 城 県 石 岡 市

ダ チ ョ ウ 王 国 石 岡 フ ァ ー ム



クリスマス。

キリスト教の開祖であるイエス・キリストの誕生を祝う日。
わが国ではキリスト教徒よりも仏教徒の方が圧倒的に多いにもかかわらず、仏教の開祖・ブッダの誕生日である花祭りよりも盛大に祝う日であります。

我々はキリストの降誕も、ブッダの降臨も祝うことはなく、



ダチョウ王国にやってきました。

この日の石岡市は快晴だったのですが、冷たい北西の風が吹いていました。
地面には霜、そして霜柱が残っています。




この日もまっすぐカピバラの柵へ。
女王様、早速カピとふれあっていますね。
カピたちの食欲は旺盛、これに対して我々も汚れていい服装と動きやすい靴を着装しています。





小屋の外でエサを食べているカピたち。
ほのぼのとした光景のいっぽう、



ほとんどのカピは、小屋の中でじっとしています。
カピバラは本来、南米アマゾン川流域といった、熱帯雨林の水辺に生息している動物です。
当然寒さには弱いので、小屋の中にはヒーターが取り付けられています。



寒さに弱い、このお方
気温1ケタの冷風に耐えられず、小動物がいる屋内に避難・・・。




「ダチョウ王国組織図」がありました。
これまで何度となく通っているダチョウ王国ですが、「組織図」を見たのは初めて。
カピバラばっかり見ているから、見落としていたんですね。

ダチョウ王国の組織のトップは、やはりダチョウさん。
会長に就任されているのは、ダチョウのココ氏だそうです。

そして社長には、アルパカだいち氏。



ジャムくん(茶色)にジュリエットちゃん(白)は、将来の社長候補でしょうか。

そして部門は哺乳類部、鳥類部と爬虫類部があり、哺乳類部のリーダーはカピバラミッチーパパだそうです。



ミッチー部長はこの日も繁殖制限のため小部屋に隔離され、おおいに欲求不満のご様子でした。


意を決して、外へ。
再び、カピバラたちとふれあいます。





チモシー(干し草)が入っている桶に、子カピちゃんが入っています。
カピ好きの間では「おけカピ」と呼ばれるのだそうな。
食べ物が十分入っている桶ではありますが、キャベツを差し出すと、チモシーそっちのけで食べてくれます。



赤カピちゃんもキャベツを食べていますね。
大きい葉でも、モシャモシャという咀嚼音をあげながらペロリと平らげてくれます。

しかし・・・・・・



寒い。




午 前 1 1 時 5 2 分

フ ァ ッ シ ョ ン セ ン タ ー し ま む ら 八 郷 店




急ぎ、上着を購入。
しまむらさんはダチョウ王国の近所にもあるんですねぇ~、有難いことです。
しかもお安く上着を購入できて、女王様もご満悦のご様子。

正午から午後1時までの「カピバラ休憩タイム」を利用してのお買いもの。
当日の入場券があれば、みなみのまきばには再入場できます。




午 後 1 2 時 4 3 分

茨 城 県 石 岡 市




再び、ダチョウ王国石岡ファーム

ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
カピバラを含む動物たちが飼育されているみなみ(南)のまきばに向かいます・・・が、このときは「カピバラ休憩タイム」

そこで・・・



ダチョウ肉、うまい!
串1本500円とそこそこの値段ですが、ちょっとした思い出と考えるなら安いものです。
味付けは塩コショウのみとシンプルで、味もウェルダンのビフテキ(昭和っぽい表現?)に近い感じ。
それでも、牛さんほどクドい味ではなく、なかなかにおいしかったです。

ダチョウ王国は、ダチョウをはじめとする動物園であるとともに、畜産用のダチョウを飼育する牧場でもあるのです。
そして王国の総合受付であるこちらでは、ダチョウの卵、加工肉をはじめ、卵アイスなどの加工食品も販売され、ダチョウ肉のステーキ串なども供されています。



彼らが・・・



こうなってしまう・・・・・・???

この疑問を脳裏の深淵にしまいこんで・・・





カピバラさんのもとへ。





人間、とくに女王様にとっても寒いクリスマス。
本来アマゾンに生息するカピバラさんにとってはなおのことでしょう。
この日はヒーターのきいている小屋から出てこないカピバラも少なからずいました。



そんな中で、私の膝の上で戯れる子カピちゃん。
いや~、かわいいですねぇ~、このまま持って帰りたくなっちゃいますねぇ~。
そんな子カピちゃんの足は、泥だらけ
ズボンが汚れてしまう!・・・なんてことは想定内、まったく取るに足らないことです。
我々は、カピバラたちと体当たりでふれあいに来ているのですから。



坂の上をめざす赤カピちゃん。
この急こう配を上っていくわけですから、脚力をはじめとするフィジカル面が鍛えられていくわけですね。
そしてこの日の坂は、早朝の霜柱が融けたことで著しくぬかるんでいます。
カピバラたちは途中滑りそうになりながらも、己の膂力と4本足のバランスで、着実に坂を上り下りしていました。



イガグリのように毛が立っている、赤カピちゃん。





やっぱり、寒い。
しまむらさんの上着を着こんではみたものの、寒風に長時間さらされるのには耐えられなかったようです。



暖を取り、外へ。
夕刻が近づきつつありました。



ミッチーパパ、



カピバラ王国のみんな、



来年もよろしくね!!





午 後 6 時 1 2 分

茨 城 県 つ く ば 市

イ オ ン モ ー ル つ く ば

も ふ も ふ ふ れ あ い 動 物 園




ダチョウ王国のお次は、やっぱりコチラ。



横顔凛々しいパピコさん。



女王様の手にかかると、いとも簡単に転がされてしまいます。
転がったパピコさんは、終電を逃して駅前に転がっている酔っ払いのようにも見えます。
私もああならないように、自分を省みなければ・・・。



こちらのもうひとりのアイドルである、トイプードルあかつきさん。
かれこれ50回ほど訪れている我々とはすっかり顔なじみで、好んで膝の上に乗ってきてくれます。



そこに、パピコさんがやってきました。



パピコ「んん~~、なにしてんのぉ~~~」



!!!!!!



ご心配なく。
甘噛みだったようです。
パピコさんの鼻には、目立った流血も外傷もありませんでした。



パピコさんのお部屋と、あかつきさんのポジションとは、お隣り同士。
だからといって仲が良いかというとそうでもないようで、あかつきさんはパピコさんを完全に下位の者と位置付けているようです。
いっぽうパピコさんは・・・そういうのはあんまり気にしていないようですね。



午後6時前、園内のお客さんが減ってきました。
ここであかつきさんにとっては念願の「お解き放ち」です。
園内のお客さんの混み具合に応じて、あかつきさんは繋がれたり放たれたりしています。



あかつきさんが放たれているときの注意事項がひとつ。
それは、あかつきさんが動物のエサを横取りすることです。
女王様がパピコさんにエサをあげようとすると・・・このとおり、あかつきさんが横にやってきます。
そして隙を見せると、パクッとくわえて持ち去ってしまいます。

あかつきさんは現在の店長さん(動物園の園長さん)に畏敬の念を抱いているようで、彼女の前では決してこういったイタズラをしません。
しかし、彼女の眼が届かないと・・・



パピコ氏宅不法占拠といったイタズラも。
あかつきさんがたたずんでいる場所はヒーターがきいていて、寒さに弱いカピバラにとっては居心地の良い場所。
そしてパピコさんがご帰宅されても、「ウゥ~」と威嚇して追い返してしまいます。
このときに目をパチパチさせて困った表情を見せるパピコさん、仕方なく部屋の片隅で寝そべっていました。


パピコさんやあかつきさんが繰り広げる突拍子のないイタズラも、この動物園の魅力。



パピコさん、あかつきさん。
この一年本当にお世話になりました、とくに女王様が。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。







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