坂東市から利根川を遡上して、境町にやってきました。
例によってチーバくんを使って説明すると、黒い鼻の先端部分が野田市関宿。
お城でいうと関宿城があるところですねぇ。
境町は、利根川を挟んで関宿城の対岸にある町です。
千葉・茨城を結ぶ県道から外れた、昔ながらの市街地に・・・

この日の2軒目・「松島屋」さんはあります。
開店時刻は、Googleさんによると午前11時ということですが、のれんが出ていないようです。
まさかの定休日かと、おそるおそる扉を開けてみると・・・

すでに1組2名の漢たちが着席しておりました。
開店したてだったので、のれんやのぼりがまだ出せていなかったようです。
座席は長テーブルが2列で、コロナ対応もあってテーブル1列につき4席となっていました。
厨房からは鉄板で炒めている焼きそばの音が聞こえ、そしてソースの香りが客席まで充満しています。
そして齢50、60くらいの女将さんが現れ、注文を確認します。
女将さんは接客担当、旦那さんは調理担当のようですね。
メニューは・・・
・焼きそば 小 340円 並 440円 大 510円 特大 620円
・五目焼きそば 小 490円 並 560円 大 610円 特大 720円
となっています。
私は五目焼きそば・並(560円)をオーダーしました。
先程来から忙しく響き渡る、麺を炒める音。
客は私を入れて2組3名だというのに、明らかに大量の焼きそばを作っているようです。
数分後、常連と思われる客が登場、それと同時に女将さんがパック詰めの焼きそばをレジ袋に入れています。
むむっ、予約制度ありなのか?!
テイクアウトの予約客が3組ほどやってきて、焼きそばをさらって行きました。
こうして予期せぬ待ち時間を過ごすことに。

厨房にかかっているのれん。
少し見えづらいかもしれませんが、日本三景のひとつ・松島を描いたものです。
屋号はこの松島からとっているようですね。
ご夫妻は宮城県のご出身なのでしょうか?
オーダーから約30分。

五目焼きそばがやってきました。
具は、人参、キャベツ、たまねぎ、豚肉のほかに、しいたけ、錦玉子、なると、ゆで玉子などがあって、刻みのりがふりかけられています。
青のりはテーブルに置いてあり、セルフでふりかけるようですね。

五目焼きそば、うまい!
まず麺は、ソース味が色濃く出ていて甘酸っぱいです。
そして全体的に脂分は強めのこってりタイプです。
具に注目すると、錦玉子は甘くないタイプ。
ゆで玉子には黄身に塩がふられています。
まだまだ焼きそばをハシゴする予定でしたので、サイズを並にしておきましたが・・・もっと大きいのをいただけばよかったです。
味で満足しながらも、ちょっとした後悔を胸に、お店を出ました。

外に出ると、晴天の下でのれんとのぼりがはためいていました。
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