初の家族旅行

コッコが産まれて初めての家族旅行に行った。

目的地は『熱海』だ。

朝７時すぎに出発した。



こんな朝早くからどこに行くんだよ～こんな重い荷物持ってさ
少し不機嫌な息子。

東京駅に着くと『踊り子』という特急電車が止まっていて
こんの電車に乗って行くんだよと言うと『トッキュウ、トッキュウ』と
電車マニア（？）のコッコは大喜びだった。



１時間２０分くらいで熱海に到着した。こっちも太陽ギラギラで暑い。
熱海駅を出ると無料で足湯に入れるコーナーを見つけて少し休憩した。
家族揃って足湯初体験。なかなか気持ちが良いもんだった。



ホテルに向かう途中に旅先恒例（？）の記念撮影用の看板を見つけると
まず飛びついたのは息子ではなく妻のミブーだ。
顔を出して何ともひょうきんなミブーとコッコ。

アップ、ダウンが激しい道のりを歩いた。
妻のお腹が張りだした。
そんな妻の様子を見たコッコは『ダイジョウブ？』と妻のことを
気にしていた。
１５分程でホテルに到着。

ホテルで着替えを済ませていざ『熱海サンビーチ』へ。
去年の夏に江ノ島の海に入ったことがあったが忘れてるかなコッコ。
怖がるかもしれないと心配だった。

しかし海を見た途端ひとりで怖れる事もなく海に突進。



気が付くと肩に浸かる程のところまで来ていた。
怖がるどこか気持ちよさそうな息子。



浮き輪を付けると足をバタバタさせて必死に進もうとする。



砂遊びに夢中になるコッコ。トンネル作ったよ。
波でトンネルが崩れると黙々とまた作りだしていた。
公園の砂場よりも１００倍楽しそうだった。

僕がふざけて溺れるフリをして『助けてくれ～』とコッコに手を伸ばすと



『ヨイショ、ヨイショ！お父さん立って』と必死に手を引っ張ってくれた（笑）。
お父さんにもお母さんにも優しいなコッコは。



ホテルのプールにも入った。パッと見ハワイみたいだ。

お風呂は露天風呂があってそこでも大ハシャギだった。
お風呂に入ると僕の背中がヒリヒリした。
鏡で見てみると真っ赤になっていた。
妻も息子も普段から公園で日焼けしていて下地が出来ているせいか
そんなには焼けていない。
僕だけが水ぶくれになるほど日焼けしてしまいトホホ・・・情けない。



夕飯の後にはコッコ初の手持ち花火をやった。
手持ち花火に少しおっかなビックリ？
火が消えると『もう１回、もう１回』と次から次へとやって
アッという間に終了。楽しんだのかな・・・慌ただしい花火だった。

初めての家族旅行、終始コッコはご機嫌で来て良かったなと思った。

こんに楽しい家族旅行は僕自身も初めてだ、もっと色んな所に行って
みたいな。

出発！進行♪

今日からお盆休みの始まりだ。

サンシャイン水族館の無料チケットをもらっていたので、いざ池袋へ。
楽しい一日になるといいなぁ～

池袋に着いて、網棚に荷物を置いたまま降りてしまった・・・。
イヤな予感。

事務室に行くと駅員の態度がひどずぎた。
妻の怒りの矛先は僕から駅員へと移った。良かった。

決まりですからの一点張りの駅員は当てにならなくて翌日まで捜す事は
出来ないと言うのだ。
自力で捜すことにした。一周してくる山手線を祈る思いで
１時間待った。
『あった！！』とコッコが叫んだ。
３人で電車に飛び乗り無事にカバンが戻ってきてくれて
一安心。
一家が団結した瞬間だった。

かなり遅れたがサンシャインに着きやっと水族館へ。
ガーン。１３日から１７日は使えない無料チケットだった・・・。
またまたイヤな予感。

すると、柱に『みんなあつまれ！しゅっぱつしんこう』というトーマスのイベントポスターが見えた。
息子はトーマス大好き。良かった～。

急遽、トーマス博に行く事になった。



トーマスのジオラマを見つけると走り出すコッコ。
見知らぬ子供たちと列車の争奪戦が始まった。
「順番だよ」という僕の言う事に耳を貸すこともなく必死だ。



『ガッタン、ゴットン』と独り言を言いながらご機嫌に
遊んでいた。



レッツゴートーマスにも乗った。この手の乗り物は
もうひとりでも大丈夫なのだが何となく心配な僕と妻。



『もう１回、もう１回』の息子のエンドレスのお願いが始まった。
すっかり気分は運転手さんだね。
僕はコッコ、コッコと叫んで手を振って、妻はカメラを連写。
ニコニコと手を振り返す息子の姿がキラキラしていて可愛かったな。



『パーシーの列車』というボックス型の列車にも乗った。
コッコの隣にはパパさんにチビッコが乗っていて合い席だった。
『お父さん、お母さんも一緒に行こうよ～』と泣きべそを
かくかと思いきや『ひとりダイジョウブよ』となんともたくましい発言。
ここでも手なんか振っちゃって余裕だ。
そんなコッコが妙に面白かったな。

１０分前後の乗車時間のひとり旅を楽しんでいるようだった。

あっという間に１日が終わった。
夏の思い出もっと作ろうね。

ワッショイ！ワッショイ！

朝、窓を開けると「ピーヒャラ、ピーヒャラ」と笛と太鼓の音が聞こえてきた。
今日は近所でお祭りがあって３人で見に行くことにした。

見学のつもりが楽しそうな雰囲気だったので飛び入り参加することになった。



山車を引くコッコ、初めての体験だ。
周りはハッピにねじり鉢巻き姿のチビッコばかりで
麦わら帽子姿の息子は少し浮いていたかも。

すぐに飽きて抱っこしてって言ってくると思いきや意外に一生懸命山車の
ひもを引っ張っていた。



途中の休憩所でスイカが出た。
頑張って引っ張った後のスイカの味はいつもより美味しいね。
休憩が終わってさぁ～出発だよっていうのにスイカを離そうとせずに
食べながら歩き出した。
食いしん坊だな。



３０℃を超す暑さにコッコもしんどそうな様子だ。



あ～意識がもうろうとしてきたコッコもうやめて
ギブアップしてー。
コッコの姿を見ていたら僕の頭の中に「ロッキーのテーマ曲」
が流れてきた。
何かボソボソ言っているコッコの口元に耳を近づけると
「ソーレ！ワッショイ、ワッショイ」とまるで気合いを入れて
いるかのようにかけ声を出しているではないか。
格好いいぞコッコ。すごいよ～父さん感動してるよ。

子供が頑張っているというのに僕も妻もヘトヘト状態になっていた。
妻は妊娠中だよなお医者さんにあまりムリをしないように
って言われてるよな。
だけど、僕も妻もコッコも「帰ろうか？」なんて言わなかった。
家族３人のココロがひとつになってひたすら遙か彼方のゴールに向かって歩いた。
ちょっと大袈裟な文章になってきたな。

よし頑張ろうゴールまで楽しもうよコッコ。

ん？あれ！？



なんで山車の上に乗ってるの。
最後まで歩いてゴールするんじゃなかったのね。
さすがに疲れたよね。ヨシヨシ頑張った。





太鼓を叩いたり大きな団扇を持ってご満悦なコッコ。
すっかりお祭り男だね。
男の子らしく勇ましい姿が見れて嬉しかった。

なんとか無事にゴール出来て町内会の方々にご褒美のお菓子を貰った。

お菓子が貰えるなんて知らなかったのに最後まで頑張ったコッコ。
「頑張ったね～」と褒めてあげた。

暑い１日だったけど楽しかったねまたお祭り行こうね。