だいぶ春らしくなってきた
浅間山の姿もくっきりしなくなったのだ
佐久平では中部横断自動車道
工事があちこちで行われている
建設機械の音を聞くのもいいね
様変わりする佐久平の様子を
記録しておくことも大事
(仮)佐久南IC付近
だいぶ春らしくなってきた
浅間山の姿もくっきりしなくなったのだ
佐久平では中部横断自動車道
工事があちこちで行われている
建設機械の音を聞くのもいいね
様変わりする佐久平の様子を
記録しておくことも大事
(仮)佐久南IC付近
この時期チョコレートの話題ばかり
浅間山麓から佐久平にかけて
さながら映画で登場するチョコレート工場のような流れがある
雨で増水し濁った水になったのではないことは雪の状態で明らか
この川の名は「濁川」
浅間山の中腹に出ヘソのように突き出た
「石尊山」が源流だ
源流の地点の名も「血の池」とまさに恐ろしい
山麓を下り、しなの鉄道、小海線をくぐり
佐久平駅の脇を通り、湯川と合流してやがて千曲川まで注いでいる
濁川は年中このミルクチョコレートの色をしている
前記事のウィスキーを育む水もあれば
すぐ近くにチョコレート色の水も湧き出る
自然とはいえ浅間山山麓は魅力がいっぱいだ
休日に雪が降る ような気がする
昨日は雪かきを三回した
佐久平は晴天率が高く、昼夜の寒暖の差が大きい
日中は春のような日差しで雪が溶ける
冷え込みが厳しいから溶けた雪が氷のように凍る
雪かきに手間隙を惜しむとあとで余計に苦労するのだ
近所は空き家も多くなり、雪かきの範囲は増すばかり・・・・
いや、筋肉痛も運動と思って前向きに考えよう
翌朝は朝日が浅間山を赤く照らし、放射冷却現象も手伝って
田んぼ雪原がキラキラ、キラキラ
雪の粒が宝石を散りばめたように輝いていた
そして
田んぼを吹き渡る強風が畦道の雪を Big Wave に形を変えた
佐久平から浅間連山を毎日見ているとその天気の表情が日ごと、いや時間ごとに変化するのがわかる。
人口がある市街地から山頂までが近い事が理由なのか、雲のかかる位置が山頂を覆うときもあれば山麓だけにかかる時もある。この日は山頂を覆ったのだが、その雲が冷やされ山麓の木々にキラキラとした霜を着けた。
浅間山麓は小諸、御代田、軽井沢と標高700mから1000mに多くの人々の暮らしが息づいている。その小諸から軽井沢まで通称「1000m林道」という道がある。およそ等高線1000mにあいている林道だ。その林道が天気の境となることが多い。
浅間山の対峙にある蓼科山に上る県道40号線上には「雨境」なる地名がある。標高1300m付近であるが、地名の由来となったであろう天気の境目となることが多い。
写真は小諸市にある「市立小諸高原美術館・白鳥映雪館」
美術館がある飯綱山公園は標高830m、背後にうっすら白髪のように色をつけた木々、そして垂れ込めた雲を見ることができる。
半年振りに浅間山の噴煙が撮れた。
前回は昨年7月末のことなのだ。久しぶりに見る雪の噴煙は山頂の風によって左から右へたなびき、その見えない冷たい冬風が山肌を巻き込むように吹いていることを物語っている。
青くすっきりとした空に白い雪、そして噴煙。数ある名山の中でも煙を吐く名山は数えるほどしかない。佐久平の風景の一部だ。