心のままに

おもいを言葉に

言葉によって

2024-02-13 09:22:11 | 日記

 

  言葉によって表現される 詩というもの

  その言葉は 完全なものではない

  その言葉をあやつる人もまた 完全ではない

  人は 神ではないのだから

  だからそこに生まれる詩も 完全なものではない

  そうではあるけれど

  詩は人の心によって 心の言葉によって語られる

  誰にでもある 心によって

  その心の言葉が 他の人の心をゆさぶるのだ

  共鳴するように

  そこにこそ 詩というものの存在意義がある

  こうして生きている 我々にとって

 

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こうして生きている

2024-02-09 20:04:50 | 日記

 

  こうして生きている私とは 何ものであるのか

  背骨のように芯となる 

  変わることのない 心を持ちつづける

  変わることのない 私でありつづける

  しかし 老いた今 

  そのような心が 私が おぼろになり

  母なる自然の中に ゆっくりと融和していく

  私はもはや 私である必要はなく

  大いなるものの中へ

  永遠なるものの中へ とけこんでいく

  そのように老い行く日々を 生きている

  何事もなく あるがままに

 

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  本物の 魂の歌を聴くと

  胸にひびくのです

  心臓のあたりに

  切ないほどに

  それがなぜか 

  ほとんど 女声の歌なのです

 

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  この世に人として 生きている限り

  心が魂が 追い求めるものがある

  おそらく誰にも

  そういうものを 言葉にあらわす

  そこに 詩が生まれる

  しかし 本当に追い求めるものは

  言葉の向こうにある

  言葉をこえた 向こうに

 

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母なる自然の中に

2024-02-02 19:50:12 | 日記

 

  母なる自然の中に 生きる

  青い青い 空の彼方に 

  広々とした空間が 広がる

  そこは 魂が浄化されるところ

  

  人間社会のしがらみの中に 生きる

  牢獄のように 閉ざされた空間に

  そこには人間の 悲しみ 苦しみ 喜びがある

  そこは 魂が成長するところ

 

  どちらも人間にとって 魂にとって 必要なところ

  この世に人間として 生きていくために

 

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  マーチを 聴く

  老いた心身に ひびく

  細胞のひとつひとつに ひびく

  生きる勇気が わいてくる

  これぞ 音楽の力

  人の心の 為せるわざ

  頼もしく ただ頼もしく

 

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  たどたどしく鼓動する

  心臓を打ちたたく

  しっかり動けと

  迷うことなく 我が道を行けと

  老いて 鼓動が止まるまで

 

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  暗闇に あかりを求めるごとく

  水中に 空気を求めるごとく

  人のこころは 光を求める

  人として この世に生きている限り

  誰もが

 

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  未熟な魂と 魂が争う

  それぞれの未熟さを 自覚することなく

  さらなる闇の中へ 落ちていく

 

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