命が 命を産み
そしてまた 命を産む
延々と 絶えることなく
これが 命の本質
大自然の 大いなる摂理
我々の命は この大自然の
大いなる摂理のもとに ある
男女の 普遍的な恋愛感情も
きっと この大自然の
大いなる摂理のもとに あるのだろう
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心の 豊かさ
それは 美しいものを美しいと
素直に 感じる心
あらゆるものを 分け隔てなく
受け入れる心
あらゆるものを 篩にかけ
選り分けたものを 受け入れる
その篩の目が 粗ければ粗いほど
きっと心は 豊かに育っていくのだろう
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アメリカという国の 芸術
それは 心とは無縁な
経済によって ドルによって
支配されているように思える
そこに 人類の希望があるとは思えない
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年の瀬の 満天の星空の中
神社の御札を 配って歩く
山間の集落の 宮総代として
どの家も 敬虔の念深く
御札を神棚に 大切に納める
家内安全と 平安を祈りながら
冬の寒さに沈む 集落の中に
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草間彌生はきっと 生きている限り
水玉模様を 描き続けるのだろう
念仏を 唱えるように
地球を おおいつくすように
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絵には 画家の心がある
それが 我々の心を打つ
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誰もが頭上に 風船を浮かべている
紐につながった
その風船の中身は 排出されたガス
車の排気ガスのように 濁ったガスが
濃淡はあるけれど 誰の頭上にも
どんなに取り澄まして 生きたところで
それが生きるということなのだと
誰も気がつくことなく
気がつこうともせずに
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この世に生きている限り
誰もが 心の平安を願う
しかし どんなに精神の高みに至ろうとも
心は 常に揺れ動く
波のように
そして 世界も揺れ動く
この瞬間にも 世界のどこかで紛争が起き
多くの人々が 地獄の苦しみの中にいる
飢えに苦しむ 多くの子供たちがいる
人の心は 人々の心と共にある
強いては 全人類の
平安を願う 心の中に
これらの苦しみの声が 鳴り渡る
人間として この世に生きている限り
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