心のままに

おもいを言葉に

牢獄のように

2024-01-16 22:46:25 | 日記

 

  牢獄のように 心をおおう壁を

  一篇一篇 詩を書くことによって

  削り取っていく

  来る日も 来る日も

  すると その壁が 

  少しずつ少しずつ 明るくなっていく

  そんな 気がするのだ

  雪のかまくらの壁を 削り取っていくように

  そうすると 心の外に広がる 

  大いなる世界の光が かすかに見えてくる

  そんな 気がするのだ

 

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  どんなに頭によって

  言葉を重ねたところで

  そこに詩は生まれない

  心の言葉によってのみ

  そこに詩が生まれる

  永遠なる

 

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現代の脳科学によると

2024-01-08 23:26:02 | 日記

 

  現代の脳科学によると

  心というものは 

  脳の中に 脳細胞の中にあるという

  泣いたり 笑ったりする心

  どこにあろうとも 心は確かにある

  しかし 心というものの不思議さ

  ひとつところに とどまることなく

  広々と広がる外界に 飛び出して行く

  レンズを通った光が スクリーンに像を結ぶように

  心にとって脳とは 

  このレンズのようなものではないか

  心は 脳に束縛されることなく 

  自由に 外界を飛びまわる

  そこは人智の及ばない 神のみぞ知る領域

  心とは こういうものに違いない

  そう 確かに思うのだ

 

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