しんしんと冷える 冬の深夜
満天の星が 凍りつく
家々の灯りは 消え
屋根は 黒いシルエットになり
人々は 深く 静かに眠る
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祖父母 父母 妹が 墓に眠る
彼らがこの世に生きた 痕跡が消えていく
親しい人々の 記憶の中にも
しかし 我が心の中に 生き続ける
生きている限り
彼らがこの世に生きた 証のためにも
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あなたが 心から流す涙が
人間であることに
人間として 生きていくことに
希望を 与えてくれるのです
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社会の浮ついた あやふやなものの上に ではなく
泥くさくとも 確かなものの上に 足を置く
正直に あるがままに
そして その上で 詩をつくる
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