☆tenki fanの見解★

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「どうぞ4人でやりなさい」鳩山前首相が不満

2011-01-18 21:51:10 | Weblog
民主党の鳩山前首相が菅首相に対する不満を募らせています。
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日夜(日本時間16日深夜)には、訪問先のインド・ニューデリーで同行記者団と懇談し、今回の内閣改造人事が首相、枝野官房長官、岡田幹事長、仙谷由人次期代表代行の「4人組主導」と指摘されていることについて、「
(首相は)挙党態勢を望むと言いながら、自分の仲間だけで決めてしまう。『どうぞ4人でやりなさい』という気持ちだ」と言い捨てました。
特に、枝野氏起用については「(昨年の)参院選で幹事長として負けた責任は大きい。半年で責任を忘れていいのか」と批判。報道各社の世論調査で内閣支持率がやや上向いたことも、「『最強の体制』と首相が胸を張るほど、国民は期待していない」と断じたようです。

さすが鳩山前首相!国民の気持ちを分かっておられます。支持率を見ても分かる通り、鳩山前首相の言うように管第2次改造内閣に国民は期待していません。
第一、少数与党の参議院を抱えている限りは野党から協力を得なければ予算審議が立ち往生するのは目に見えていることです。野党との信頼関係を構築しなければならない菅政権が大臣任命で喧嘩を売ってはなりません。どうしても民主党に人材がないなら仕方ないですが、そうではないでしょう。旧大蔵省出身の民主党国会議員も一人や二人ではないはずです。彼らを差し置いて与謝野氏を任命して、その上参院選大敗の責任者が官房長官になるとなると、党内が本気で菅政権を支えようとは思わなくなっても仕方ないでしょう。「仲間内で勝手にやったら」と思うのが人情です。こう思っているのは鳩山前首相だけではなく、多くの民主党議員、そして国民が思っていることでしょう。