☆tenki fanの見解★

◇本ブログは、様々な出来事について、私個人の見解を示すブログです。気象・地震~政治分野と幅広い内容を取り上げます。◆

尖閣の公務員常駐 高村氏が慎重姿勢

2012-12-30 18:05:40 | Weblog

自民党の高村正彦副総裁は29日のテレビ東京の番組で、同党が衆院選公約に盛り込んだ沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐について「公約は『検討する』で、『常駐させる』とは書いていないわざわざ常駐させて、中国側の国民感情をあおるのは外交上、得策ではない」と述べ、慎重に対応すべきだとの認識を示しました
日中友好議連会長を務める高村氏は、公務員の常駐について「中国が乱暴なことをすれば、そういうこともあり得るというメッセージだ」と述べ、中国をけん制する意味合いを強調。自身の訪中については「具体的にいつ行くか、(交渉が)進んでいるわけではない」と語りました。


高村副総裁は自民党内の数少ない良識派ですね。個人的には高村氏が外務大臣になれば良いと思っていました安倍首相の政権運営を見ていると、今のところはナショナリズムを煽る方向に暴走せず、穏やかな姿勢をとっているようですが、もし仮に暴走するようなことがあれば、村氏には冷静な対応をするよう首相に促してもらいたいと思います
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2010年の元日にこのブログを始めて、早いもので3年が経とうとしています。皆様と日本全体の気象や、日々動く政治・経済を主な話題にしてまいりました。
早いもので今年も終わろうとしています。今年は東日本大震災の余震など強い地震が相次いだり、平成24年7月九州北部豪雨が発生したり、北・東日本を中心に猛烈な残暑となったりと、これまでにない自然現象が相次いだ1年でした。また、衆院選もあり、国民はこれまでの政権に厳しい審判を下しました。
また、これまで多くの記事に対するコメントを頂きました。来年も、当ブログを皆様の意見交換の場としても、自由闊達にご参加・ご利用戴けるようと願っております
皆様にとって来年もよいお年でありますようお祈り申し上げます。


北海道内、胆振・十勝などで大雪の恐れ 交通障害や雪崩警戒を

2012-12-30 10:35:50 | Weblog

低気圧が発達しながら北海道の日本海側を通過する影響で、北海道内は30日未明から、胆振管内や十勝管内を中心に大雪となる見込みです。大雪による交通障害や雪崩などに警戒が必要です。
31日朝から1月1日にかけて低気圧はさらに発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。道北や道南、石狩北部を中心に局地的に暴風雪や大雪の恐れがあります。年末年始にも当たりますし、猛吹雪や大雪による災害には十分警戒が必要です。

30日18時更新
<関東甲信地方も30日一杯大荒れに>
日本の南海上には前線を伴った低気圧があって発達しながら北東に進んでおり、30日夜のはじめ頃にかけて関東地方の南海上を通過する見込みです。関東甲信地方では、30日夜のはじめ頃にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、31日にかけてしける見込みです。また、雷を伴い50mm/hの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。暴風に警戒高波及び大雨、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。


沖縄知事 開いた口ふさがらない

2012-12-29 11:19:15 | Weblog

那覇市内のアパートのベランダに侵入したとして、県警那覇署は28日、米軍キャンプ・ハンセン所属の海兵隊伍長アニバル・バラッサ・オルティス容疑者(27)を住居侵入容疑で緊急逮捕しました。同署によると、同容疑者は飲酒していました。「コロンビアに住んでいたときの家と似ていたので、間違えて入った」などと供述しています。
沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は、この事件について、沖縄県庁で記者団に対し「(米軍の再発防止策の)夜中は出ないとか、酒は飲まないというのがまったく意味をなさない感じがあって、開いた口がふさがらない。米軍には強い抗議をしたい」と、不快感を示しました。


本当に、開いた口がふさがらないですね。ここ数ヵ月、米軍の犯罪が多すぎます。米兵全員ではないでしょうが、日本人をバカにしすぎでしょう。基地の外で酒を飲まない、という規則を確実に徹底させるべきです。

<東証大納会 年初来高値で終了>
今年最後の取引となる大納会を迎えた28日の東京株式市場は、外国為替市場で1ドル=86円台まで進んだ円安を好感し、日経平均株価が4日連続の大幅高となり、一時、約1年10ヵ月ぶりに1万400円台を回復。前日終値より72円20銭(0.70%)高い1万0395円18銭で今年最後の取引を終えました。前日に続いて年初来最高値を更新しました。 大納会で年間の最高値をつけたのは、日本銀行がゼロ金利政策を導入して景気回復基調が続いた1999年以来、13年ぶりのことです。
東京証券取引所の大納会には、ロンドン五輪・女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手を迎え、1年を締めくくりました。
東証は13年1月1日付で大阪証券取引所と経営統合し、「日本取引所グループ」としてスタートします。東証しての最後の大納会となりました。


28日も道東中心に記録的な冷え込み 30日以降は北日本中心に大荒れ・大雪に

2012-12-29 09:19:45 | Weblog

道内は28日も上空に強い寒気が居座り、道東を中心に厳しい冷え込みに見舞われました。十勝管内陸別町では最低気温が今季最低の-27.2℃を観測。このほか道内172観測地点のうち、-26.8℃を観測した同管内本別町など11ヵ所で12月としては観測史上最低の気温となりました。
28日朝は陸別町のほか同管内大樹町でも-26.9℃と、十勝地方を中心に放射冷却現象の影響で冷え込みが強まりました。12月の観測史上最低を記録したのは本別町のほか、釧路市阿寒町中徹別で-25.7℃、千歳市の-22.7℃など。このほか北見市で-21.7℃、釧路市で-17.7℃、旭川市は-15.2℃を観測。札幌市は-9.2℃、函館市は-7.0℃でした。
29日以降の道内は、寒気が太平洋側へ移動するため寒さはやや緩みますが、30日は低気圧が接近するため風雪が強まる見込みです。

30日は低気圧が日本海北部を発達しながら北東へ進み、31日から1月1日にかけて北日本を中心とした強い冬型の気圧配置となる見込みです。このため、30日から1月1日にかけて、北日本を中心に大荒れの天気となり、北~西日本の日本海側を中心に大雪となるでしょう。大雪や暴風雪に警戒し、高波やなだれにご注意ください。
元旦の初日の出は全国的に、日本海側では見るのは難しくなる一方、太平洋側では晴れて見やすくなる見込みです。


安倍内閣支持率65%…読売調査

2012-12-28 12:44:30 | Weblog

12月28日の読売新聞の記事「安倍内閣支持65%、景気回復に期待…読売調査」を引用します。
 
 読売新聞社は第2次安倍内閣の発足を受けて、26日夜から27日にかけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。内閣支持率は65%で、2006年9月の第1次内閣発足時の70%はやや下回ったが、内閣発足直後の調査(1978年発足の大平内閣以降)としては野田内閣と並ぶ歴代5位の高さだった。不支持率は27%。

 内閣を支持する理由は、「これまでの内閣よりよい」がトップで、「政策に期待できる」が続いた。自民、公明連立政権に代わったことや、景気回復への期待が強いことが高い支持率の要因とみられる。

 閣僚の顔ぶれについては、谷垣法相の起用を「評価する」は54%だったが、経済運営の司令塔となる麻生副総理・財務相の起用を「評価しない」は45%で、「評価する」の43%と拮抗(きっこう)した。

 自民党執行部人事では石破幹事長の留任を「評価する」との回答は71%に上り、党三役の政調会長と総務会長に女性が起用されたことも64%が評価している。

 政策面では、安倍内閣が最重要課題の一つに掲げる景気回復を実現できると思う人は48%で、「そうは思わない」は39%だった。
 ここまで


支持と言うより期待でしょうね。民主党がひどかったため、その分の反動や、景気回復を声高に叫んでいるため高い期待が出ているのでしょう

28日20時追記
<日本未来の党分党、記者会見で陳謝>
日本未来の党が分党したのを受けて、嘉田代表と「生活の党」の小沢一郎氏、森裕子氏が、大津市でそろって記者会見し、嘉田氏は「衆議院選挙で支持を寄せてくれた国民には本当に申し訳なく、心よりお詫びする。私の力不足で、小沢氏の力を十分引き出せず反省している。自民・公明の連立政権に対し、これからも共に戦い、お互いの違いを強みとして生かしていくことで、国民の期待に応えたい」と述べ、分党を陳謝しました。また、小沢氏は「原発や女性、それに若者の問題などで、同じ方向を目指して頑張っていくことに変わりはないので、政治的に力を合わせて、目標を達成するために努力していけばいいのではないかと思っている」と述べました。
日本未来の党は、先月末、滋賀県知事の嘉田代表が中心となって結成し、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎氏らが合流しましたが、党内の意見対立が解消できないことから、党を2つに分けることになり、小沢氏ら15人は「日本未来の党」を党名変更し「生活の党」になり、嘉田氏らは、新たな政治団体「日本未来の党」を立ち上げることを届け出ました。
総選挙を戦った実質的な本部事務所は旧「国民の生活が第一」が提供し、事務所に詰める人材の多くは旧「国民の生活が第一」の事務局員と小沢氏の秘書軍団が担っており、総選挙の費用の殆どは「国民の生活が第一」と候補者達が負担していたためです。
尚、亀井静香元金融相と、新党大地の平山誠参院議員は28日、谷岡郁子参院議員ら4人が共同代表を務める参院会派「みどりの風」に合流しました。みどりの風は同日、総務相に政党設立を届け出ました。届け出の代表者は谷岡氏ですが、共同代表制を維持します。


日本未来の党、党内で対立しているより、別れた方がお互いのためでしょう。小沢氏を潰したい勢力はやはり小沢氏のことをネガティブに言いまくっていますが、そんなことは気にせずに、これからも正々堂々と利権勢力に立ち向かっていってほしいと思います。


近畿、東海で厳しい冷え込み

2012-12-28 06:40:30 | Weblog

近畿地方は27日朝、列島上空に入った寒気と放射冷却現象で冷え込み、各地で12月の観測史上最低を記録しました。
観測史上最低だったのは、奈良県五條市で-5.3℃、大阪府豊中市で-4.5℃、同府八尾市で-2.7℃、兵庫県明石市で-2.2℃、和歌山県白浜町-1.2℃などです。大阪市も-0.6℃で今季最低を記録しました。

また、岐阜県高山市西部の六厩(むまや)で-18.2℃を観測するなど、東海地方でも、今冬一番の寒さに見舞われました。
東海3県の各地の最低気温は、名古屋市で-1.7℃、岐阜市で-2.7℃、津市で0.1℃となり、愛知県渥美半島の伊良湖岬と三重県中南部を除き軒並み氷点下となり、岐阜県中津川市では、12月としては観測史上最低となる-8.4℃を記録しました。
後は、28日昼からは平年並みか平年より高い気温になる見込みですただ、1つ前の記事の通り31日からまた強い寒気が流れ込み、寒くなりそうです。


3ヵ月予報、日本海側の雪多めの予想

2012-12-27 20:40:20 | Weblog

気象庁は25日、来年1~3月の3ヵ月予報を発表しました。アリューシャン低気圧が平年に比べ南寄りでやや強く、東・西日本と沖縄・奄美では冬型の気圧配置もやや強いため、1月後半と2月は寒気の影響を受けやすく低温傾向の見込みです。北日本(北海道と東北)の気温はほぼ平年並みでしょう。日本海側の降雪量は北日本でやや多く、東・西日本は平年並みか多い見込みです。3月は今のところ、全国的に平年並の気温となりそうです。

<31日~正月3が日、再び寒波来襲>
24日頃から26日にかけて日本海側を中心に猛吹雪や大雪となったばかりですが、北海道では、31日頃を中心に再び荒れた天気となるでしょう。北海道付近は31日頃、強い冬型の気圧配置となり、その後正月三が日にかけては非常に強い寒気が流れ込む見込みです。全道的に、31日頃は大雪や吹雪、雪崩に、31日から正月三が日にかけては低温による水道管の凍結や健康管理に注意が必要です。また、日本海側では、正月3が日にかけても大雪の続く可能性もあるかもしれませんので、最新の気象情報にご留意ください。


第96代首相に安倍・自民総裁   未来、「平和的に」分党へ

2012-12-26 22:26:20 | Weblog

<第96代首相に安倍・自民総裁>
自民党の安倍晋三総裁が26日午後、特別国会の首相指名選挙で第96代首相に選出されました。その後、皇居での首相任命式などを経て、公明党と連立の第2次安倍内閣を発足させました。別の首相をはさんで首相に再登板するのは、戦後まもない吉田茂以来になります。

衆院での首相指名選挙では、安倍氏が328票と3分の2以上を獲得。民主党の海江田万里代表は57票、日本維新の会の石原慎太郎代表は54票でした。


これまでの民主党政権(特に菅・野田政権)とは違い、概ね適材適所の人事配置をしており、この点は安倍氏が慎重に考慮した結果ですね。ただ、前回の総選挙でNOを突き付けられた麻生元首相を重要もポスト(副総理兼財務相・金融相)に当てたことはいかがなものかとは思います。
この点を除けば、悪化している日中・日韓関係の改善に向けて取り組んでいますし、良い船出と言えるのではないでしょうか

<未来、「平和的に」分党へ>
滋賀県議会は26日の本会議で、日本未来の党代表を務める嘉田由紀子知事に対し、「効果より、県益を損ねることの方がはるかに多いと危惧される」として兼務の解消を求める決議を賛成多数で可決しました。最大会派の自民党県議団などが提案し、嘉田氏を支持する地域政党会派を除く全ての会派が賛成しました。
法的拘束力はありませんが、対応次第で議会側は攻勢を強めそうです。嘉田氏は本会議終了後、「党の活動は継続するつもりだが、決議を重く受け止め知事としての職責をしっかり果たしたい」とのコメントを発表しました。
また、嘉田氏は26日夜、県庁で会見を開き、日本未来の党について小沢一郎氏と平和的に分党する方向で協議していることを明らかにしました。分党の呼びかけは26日朝に小沢氏側からあったといいます。嘉田氏自身は分党後も代表にとどまる意向です。近く小沢氏と共同で会見を開く予定です。


本来、党が選挙で惨敗したなら代表は責任をとって辞任すべきでした。しかし、嘉田代表が居座ったため、混乱を招きました。未来の党に所属する議員の中で良識ある人は、責任もとれないような代表についていかないでしょう。本来は嘉田氏が辞任すべきでしたが、意地でも辞任しないのなら、分党はやむを得ないでしょう。


民主党代表選 海江田氏が勝利

2012-12-26 07:54:55 | Weblog

民主党の代表選挙は、両院議員総会で、党所属の国会議員による投票が行われた結果、投票総数145票のうち、海江田氏が90票、馬淵氏が54票で、無効の1票を除く、有効投票総数の過半数を獲得した海江田氏が、馬淵氏を破り、民主党の新しい代表に選出されました。
海江田氏は、衆議院比例代表東京ブロック選出の当選6回で、63才です。経済財政政策などに詳しい論客として知られ、経済産業大臣や経済財政担当大臣を歴任しました。
海江田氏の代表としての任期は、3年後の平成27年9月末までで、来年の参議院選挙に向けて、党の立て直しが課題となります。

また、海江田新代表は、25日夜、党の役員人事で、幹事長に細野政策調査会長を起用する意向を固め、就任を要請したのに対し、細野氏もこれを受け入れ細野氏の幹事長就任が内定しました。また、大畠元国土交通大臣は党代表代行に内定しました。


海江田代表、細野幹事長という体制になります。昨年8月の代表選の段階でこのような(人事の)展開になっていれば、今の民主党はこれほどまで落ちぶれていなかったでしょう。海江田、細野両氏を良いと言っているわけではありませんが、少なくとも野田よりはマシだったのではないでしょうか。今は民主党と言うだけで拒否感をもつ国民が少なくない状態ですが、今後長期的に、海江田新代表・細野新幹事長が民主党の立て直しをできるのか、手腕が注目されます。


クリスマス、北海道内厳寒

2012-12-25 10:53:50 | Weblog

北海道内は25日、大陸からの強い寒気に覆われ、旭川市内の江丹別で-29.7℃、網走・北見・紋別地方の滝上で-28.6℃、札幌市手稲区手稲山口で-16.7℃(12月の最低記録を更新)を記録するなど今冬一番の冷え込みとなりました。
寒波は27日まで続く見込みです。水道管の凍結や体調管理に十分ご注意ください。また、局地的に大雪になる可能性もあります。


政権再交代:歓迎の経産省、複雑な財務省…

2012-12-23 20:19:00 | Weblog

26日発足する安倍新政権では、政治家と官僚の関係も問われそうです。民主党政権は官僚排除を鮮明にしたが、経験不足から、具体的な政策では官頼みになりました。自民、公明両党は政治主導を掲げつつ、官僚を使いこなす立場だが、うまく“操縦”できるのでしょうか。各省庁は衆院選前から自公との関係強化に動き、選挙後は幹部が自民党本部をひんぱんに訪れる。ただ、新政権との距離感は省庁によって異なるようです。

経産省は原発事故で発言力が低下、省内で反論が根強い「30年代原発ゼロ」政策を覆せず、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加も決められませんでした。自民党にはコメなどの関税を残せばTPP参加を容認する議論もあり、政権中枢に人材を送り込めば巻き返しを図れます。新政権の「日本経済再生本部」の担当相には、元経産相で商工族の甘利明政調会長が就任する見通しで、他省庁からは「経産省主導の政権にならないか」との懸念も出ています。

一方、消費増税が悲願の財務省は、新政権の財政拡大路線に複雑な表情を見せます。「年末年始返上で、デフレ脱却に資する予算を編成してほしい」。安倍氏は19日、自民党本部で真砂(まなご)靖・財務事務次官らに指示しました。自公両党から大規模な補正予算案を求める声が相次ぎ、「10兆円規模」が既成事実化。ばらまきなら財政が悪化しますが、財務省は「新政権の政策を邪魔する形になるのはだめだ」と、当面は積極財政で政権を支えます。安倍氏はデフレ脱却を実現できない限り消費増税は認めない立場で、景気が回復しないと、増税先送りが現実味を帯びるためです。

野田政権とは蜜月だった財務省ですが、前回の安倍政権では増税路線が嫌われ、政府税制調査会の会長人事で財務省案が差し戻されるなどぎくしゃくしました。自民党は、新規国債発行額に枠をはめるルールを凍結し、景気対策の財源を借金で調達する方針。「規模ありきでなく、効果が大事」というのが財務省の本音ですが、新政権との関係構築を優先します。


この他にも各省庁、自公との関係強化に動いています。今年度の大規模な補正予算案の編成には賛成です。公共事業のばらまきなら財政が悪化しますが、景気回復に資する支出なら積極的にするべきでしょう。
安倍内閣の閣僚が官僚に取り込まれないよう願っています。


公明・斉藤氏 原発新設に否定的

2012-12-23 07:31:55 | Weblog

公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は22日午前の読売テレビの番組で、自民党の安倍総裁が原子力発電所の新設を認めないとした民主党政権の方針を見直す考えを表明したことについて、「現実に今、新設ができる状況にはない。連立合意した4年間で、新設が認められるという状況にない」と述べ、否定的な姿勢を示しました。
また、憲法96条で憲法改正の発議要件を「衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成」と定めていることについても、「妥当なハードルではないかという意見が党内にはある。今すぐ解決しないといけない問題ではない」と指摘しました。安倍氏が96条の改正で発議要件を緩和すべきだと主張していることに対し、慎重な対応を求めたものです。


斎藤幹事長代行の言う通りです。現実に今、新設できる状況にはありません。電力需要がひっ迫している所で止むを得ず最低限の再稼働、というのならまだしも、新設なんて考えられません。斎藤幹事長代行には、今後もこの姿勢を貫いてほしいと思います。
憲法については、65年以上前につくられたものであり、時代に合わなくなった部分もあるでしょう。そういった部分を変えるために、改正の発議要件を変えることを検討するのはあっても良いと思います。が、9条を改正し軍を結成することには反対です。


海江田氏が25日の代表選出馬へ

2012-12-22 21:31:35 | Weblog

民主党は22日午後、両院議員総会を東京都内のホテルで開き、衆院選惨敗を受けて辞意表明した野田佳彦首相(党代表)の後任を選ぶ代表選を25日に実施すると決めました。総会後、海江田万里元経済産業相が記者会見して立候補を表明。「火中のクリを拾う気持ちで、代表選に臨む決意をした」と述べました。
代表選は25日午前に立候補を受け付け、午後の両院総会で国会議員計145人(衆院57人、参院88人)の投票により新代表を選出します。海江田氏の対立候補が出馬するかが焦点です。
出馬待望論がある細野豪志政調会長と前原誠司国家戦略担当相は、既に立候補しない意向を固めています。


今となってはもうほとんどの国民が民主党代表選なんか気にしてませんね。ただ、海江田氏が代表になれば、政策的に社民党や未来の党とやや近い面もあるので、そういった面では部分的に連携していくことができるかもしれません。


23~26日頃、北海道~本州の日本海側中心に大雪

2012-12-21 18:28:30 | Weblog

北海道地方は、日本海側を中心に12月はじめからの降雪量が平年の2倍程度と多い状態となっています。今後、強い寒気と冬型の気圧配置の影響で23日から26日頃にかけ、北海道~本州の日本海側を中心に大雪となり、特に道央圏や、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が指向する北陸~近畿北部で雪の量が多くなる恐れがあります。大雪による交通への影響やなだれ、農作物や施設の管理、除雪中の事故などに注意が必要です。
また、東北北部を中心に気温がかなり低くなる所がある見込みです。水道管の凍結などにご注意ください。

22日夜更新
<クリスマスイブも北海道~本州の日本海側で大雪>
民間気象情報会社のウェザーニューズの発表によると、22日に低気圧と前線が通過する影響で広い範囲で雨や雪となり、その後寒波が到来する見込みです。このため、クリスマスイブの24日夜から翌25日朝は、北日本の日本海側から山陰にかけて大雪になる恐れがあります。北日本の太平洋側でも、寒気の影響で24日夜から雪雲が流れ込み、小雪が舞う可能性もありそうです。 


政権交代「よかった」57%

2012-12-20 13:44:00 | Weblog

衆院選の結果を受けて朝日新聞社が17、18日に実施した全国世論調査(電話)では、自民中心の政権に交代することを「よかった」と思う人は57%で「よくなかった」16%を大きく上回りました。ただし、自民、公明両党が定数の3分の2を超える325議席を得たことは「よかった」35%、「よくなかった」43%でした。新首相になる自民の安倍晋三総裁に「期待する」は51%で、「期待しない」の42%を上回りました。
政党支持率は自民31%(前回12月8、9日の調査では19%)、民主11%(同13%)、維新9%(同5%)など。自民支持率が30%台に乗るのは麻生政権時代の08年11月以来、約4年ぶりです。


私は自民党支持者ではありませんが、世論調査を見ると自民党の安倍総裁に期待する国民の声が過半数となっています。安倍総裁には、国民の期待に応えた政権運営をしてもらいたいと思います。

<特別国会26日から…会期は3日間>
衆院は19日、与野党の各派協議会を開き、特別国会を26日に召集し、会期を28日までの3日間とすることで合意しました。

26日に首相指名選挙と正副議長を選出します。27日に常任委員長の選出、28日に開会式が行われる見通しです。
一方、国会内の控室の割り当てについて、衆院選で大勝した自民党が「一等地」とされる国会議事堂正面側2階の部屋を求め、他党も基本的に受け入れました。2009年に自民党政権から民主党政権に変わってから、民主党が「一等地」を独占していましたが、今回自民党が奪い返す形となります
また、国民新党(代表・自見庄三郎参院議員)は18日、解党する方針を固めました。連立政権を組んできた民主党が衆院選で大敗し、野党に転落するのを機に解党の道を選びました。国民新党関係者によると、自見氏は解党後に古巣の自民党との連携を模索する方向で、野党が多数を占める参院の情勢に影響する可能性もあります。