自民党の高村正彦副総裁は29日のテレビ東京の番組で、同党が衆院選公約に盛り込んだ沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐について「公約は『検討する』で、『常駐させる』とは書いていないわざわざ常駐させて、中国側の国民感情をあおるのは外交上、得策ではない」と述べ、慎重に対応すべきだとの認識を示しました。
日中友好議連会長を務める高村氏は、公務員の常駐について「中国が乱暴なことをすれば、そういうこともあり得るというメッセージだ」と述べ、中国をけん制する意味合いを強調。自身の訪中については「具体的にいつ行くか、(交渉が)進んでいるわけではない」と語りました。
高村副総裁は自民党内の数少ない良識派ですね。個人的には高村氏が外務大臣になれば良いと思っていました。安倍首相の政権運営を見ていると、今のところはナショナリズムを煽る方向に暴走せず、穏やかな姿勢をとっているようですが、もし仮に暴走するようなことがあれば、高村氏には冷静な対応をするよう首相に促してもらいたいと思います。
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2010年の元日にこのブログを始めて、早いもので3年が経とうとしています。皆様と日本全体の気象や、日々動く政治・経済を主な話題にしてまいりました。
早いもので今年も終わろうとしています。今年は東日本大震災の余震など強い地震が相次いだり、平成24年7月九州北部豪雨が発生したり、北・東日本を中心に猛烈な残暑となったりと、これまでにない自然現象が相次いだ1年でした。また、衆院選もあり、国民はこれまでの政権に厳しい審判を下しました。
また、これまで多くの記事に対するコメントを頂きました。来年も、当ブログを皆様の意見交換の場としても、自由闊達にご参加・ご利用戴けるようと願っております。
皆様にとって来年もよいお年でありますようお祈り申し上げます。