うろたえる民主党 意外性を失った小沢氏なんて…
2007年11月7日 SANKEI WEB
党首会談終了からわずか２時間で大連立構想をつぶしながら、小沢一郎代表の辞任表明にうろたえる。２日の党首会談以降の民主党の動きは「いまだ、さまざまな面で力量が不足」（小沢氏）している党の現状を浮き彫りにした。
「ねじれ国会」で国政が停滞しているのは政府・与党の責任だけではない。防衛省の不祥事などで攻勢に出ているように見えても、自らの政策が実現できないのは民主党も同じ。そうした閉塞（へいそく）状況を打破しようと党首会談が開かれたが、福田首相と小沢氏は「全面的な政策協議－大連立」へと発想を飛躍させた。
民主党は小沢流の発想についていけず、「大連立」という言葉にアレルギーを起こしたかのように提案を一蹴（いっしゅう）した。大連立が実現するまでには、すでに各地で前哨戦が始まっている次期衆院選にどう対応するのかという難題が横たわる。民主党には政策協議で実績のみを“食い逃げ”し、連立合意には至らぬまま衆院選になだれ込むという選択肢があったかもしれないのに…。
与党にとって、慰留を受け入れて「意外性」を失った小沢氏など怖くない。民主党が対決姿勢を強めても足元を見透かされ、大連立という切り札がなければ政策協議も与党ペースになるだろう。「今、衆院を解散されたらボロボロだ」。民主党関係者からはそんな悲鳴も聞こえてくる。（総合編集部 近藤真史）
・・・・・・・・・・・
【政論探求】あえて小沢代表を擁護する
2007年11月6日 SANKEI WEB
民主党代表の辞任表明は小沢一郎氏の政治スタイルの集大成であり、その真骨頂といえるものだ。長い間、小沢氏の政治行動を見てきたが、直感的にそう思った。「壊し屋」とか「自爆」などといった俗論は当たらない。
福田康夫首相との党首会談で大連立を打診され、これを党の役員会にはかったら全面拒否された。これは不信任と同じだから、誠意を示してくれた福田首相へのけじめをつける意味からも辞任する…。
この辞任理由は完璧（かんぺき）にスジが通っている。中日の落合監督は完全試合目前の山井を降ろして、最終回を守護神・岩瀬に託したが、これをコーチ陣から非難されたようなものだ。野球も政党も指導者論の観点から見ると、共通する側面がある。
小沢氏の記者会見を聞いていて、「やはり…」と得心できたのは、民主党は力量不足で政権担当能力に疑念が持たれ、次期衆院選もきわめて厳しい情勢にある、という現状認識だ。
民主党内には参院選圧勝の勢いで衆院選も勝ち抜き、一気に政権奪取を、という声が満ちているが、そんな容易なものではないと冷や水を浴びせたのである。党内にはぎくっとした向きも多かったのではないか。
現に、衆院選では自民党は現職を５０人落としても過半数を維持できるが、民主党は倍増させても過半数に届かない。参院選は、年金、政治とカネ、閣僚失言などの「敵失」による勝利だった。その厳粛な事実を党内では直視できないままだ。
「衆参ねじれ」によって国民に約束した政策が実現できない、であるならば実現できる体制をつくろう、政策を実現するのが政治だ…これもスジが通っている。国会を大混乱に陥れて福田政権を追い込みバンザイさせる戦略を取るのかと思っていたが、この大転換には脱帽せざるを得ない。
この局面で大連立に参画することと政権交代可能な２大政党時代をつくる目標は矛盾しない、という指摘も小沢氏ならではだ。大連立でまず政権担当能力を示し、その上で２大政党時代を目指した決戦に臨む。この目線の違いを民主党の幹部陣は理解できなかったのであろう。
傍目には「異次元」的に映るところが、小沢氏の政治手法であり、われわれはそれを何度も見せられてきたはずだ。
参院選後、日本政治は新しいステージ、「衆参ねじれ」という未知の領域に移行したのである。ねじれ解消にはいったん大連立をという発想。それも自衛隊の海外派遣をめぐる政策転換を軸にするというのだから、なるほど、これはダイナミズムを秘めている。（客員編集委員 花岡信昭）
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SAPIOに連載中の業田良家さんのマンガにもあったけど、この人こそ、創価のウラもオモテも知る政治家ですね。
私は反カルトなんで、今のところこの人を支持することはできませんが、もし日本を変革するなら（正常に戻すなら）この人の知識と人脈はスゴイ武器になる。
それは確か。
庶民の王様以後ってのを考えると、この人がどっちに転ぶか？あるいは政界のドコにいるか？ってのは結構デカイ。
汚染されたマスコミや官僚の力なんぞ、その時には木っ端みたいなモノ。
世論が動くから。
ただ、そう言う風に進むかはワカラナイ。
この人のスタンスってのも不透明だし。
今回の騒ぎでわかる通り、民主党ってのは毒もクスリも一緒だし（まぁ自民党もですが）。
まだカルトみたいな“全部毒”のが扱い易いわな。
あぁ、ちなみにカルトってのは文化多様性とは何も関係ないですから。
アレはねずみ講みたいな詐欺集団なんで。
ただ、ここがわからない人が多くて困りますけどね。
だから答えは・・・
「焼き払え！」
「・・・腐ってやがる・・・」
「腐っておるから焼き払うのだ」
「おっしゃる通りで」
「総力を結集し、痕跡を留めぬ状態にしろ！一欠けらも残すな！」
「癌より性質が悪いぜ」
「癌？何を戯けたことを。あんなかわゆいモノではない。断固滅殺あるのみ！」
ってしないと手遅れになるよ。
アレは歪んだ病だから。
2007年11月7日 SANKEI WEB
党首会談終了からわずか２時間で大連立構想をつぶしながら、小沢一郎代表の辞任表明にうろたえる。２日の党首会談以降の民主党の動きは「いまだ、さまざまな面で力量が不足」（小沢氏）している党の現状を浮き彫りにした。
「ねじれ国会」で国政が停滞しているのは政府・与党の責任だけではない。防衛省の不祥事などで攻勢に出ているように見えても、自らの政策が実現できないのは民主党も同じ。そうした閉塞（へいそく）状況を打破しようと党首会談が開かれたが、福田首相と小沢氏は「全面的な政策協議－大連立」へと発想を飛躍させた。
民主党は小沢流の発想についていけず、「大連立」という言葉にアレルギーを起こしたかのように提案を一蹴（いっしゅう）した。大連立が実現するまでには、すでに各地で前哨戦が始まっている次期衆院選にどう対応するのかという難題が横たわる。民主党には政策協議で実績のみを“食い逃げ”し、連立合意には至らぬまま衆院選になだれ込むという選択肢があったかもしれないのに…。
与党にとって、慰留を受け入れて「意外性」を失った小沢氏など怖くない。民主党が対決姿勢を強めても足元を見透かされ、大連立という切り札がなければ政策協議も与党ペースになるだろう。「今、衆院を解散されたらボロボロだ」。民主党関係者からはそんな悲鳴も聞こえてくる。（総合編集部 近藤真史）
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【政論探求】あえて小沢代表を擁護する
2007年11月6日 SANKEI WEB
民主党代表の辞任表明は小沢一郎氏の政治スタイルの集大成であり、その真骨頂といえるものだ。長い間、小沢氏の政治行動を見てきたが、直感的にそう思った。「壊し屋」とか「自爆」などといった俗論は当たらない。
福田康夫首相との党首会談で大連立を打診され、これを党の役員会にはかったら全面拒否された。これは不信任と同じだから、誠意を示してくれた福田首相へのけじめをつける意味からも辞任する…。
この辞任理由は完璧（かんぺき）にスジが通っている。中日の落合監督は完全試合目前の山井を降ろして、最終回を守護神・岩瀬に託したが、これをコーチ陣から非難されたようなものだ。野球も政党も指導者論の観点から見ると、共通する側面がある。
小沢氏の記者会見を聞いていて、「やはり…」と得心できたのは、民主党は力量不足で政権担当能力に疑念が持たれ、次期衆院選もきわめて厳しい情勢にある、という現状認識だ。
民主党内には参院選圧勝の勢いで衆院選も勝ち抜き、一気に政権奪取を、という声が満ちているが、そんな容易なものではないと冷や水を浴びせたのである。党内にはぎくっとした向きも多かったのではないか。
現に、衆院選では自民党は現職を５０人落としても過半数を維持できるが、民主党は倍増させても過半数に届かない。参院選は、年金、政治とカネ、閣僚失言などの「敵失」による勝利だった。その厳粛な事実を党内では直視できないままだ。
「衆参ねじれ」によって国民に約束した政策が実現できない、であるならば実現できる体制をつくろう、政策を実現するのが政治だ…これもスジが通っている。国会を大混乱に陥れて福田政権を追い込みバンザイさせる戦略を取るのかと思っていたが、この大転換には脱帽せざるを得ない。
この局面で大連立に参画することと政権交代可能な２大政党時代をつくる目標は矛盾しない、という指摘も小沢氏ならではだ。大連立でまず政権担当能力を示し、その上で２大政党時代を目指した決戦に臨む。この目線の違いを民主党の幹部陣は理解できなかったのであろう。
傍目には「異次元」的に映るところが、小沢氏の政治手法であり、われわれはそれを何度も見せられてきたはずだ。
参院選後、日本政治は新しいステージ、「衆参ねじれ」という未知の領域に移行したのである。ねじれ解消にはいったん大連立をという発想。それも自衛隊の海外派遣をめぐる政策転換を軸にするというのだから、なるほど、これはダイナミズムを秘めている。（客員編集委員 花岡信昭）
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SAPIOに連載中の業田良家さんのマンガにもあったけど、この人こそ、創価のウラもオモテも知る政治家ですね。
私は反カルトなんで、今のところこの人を支持することはできませんが、もし日本を変革するなら（正常に戻すなら）この人の知識と人脈はスゴイ武器になる。
それは確か。
庶民の王様以後ってのを考えると、この人がどっちに転ぶか？あるいは政界のドコにいるか？ってのは結構デカイ。
汚染されたマスコミや官僚の力なんぞ、その時には木っ端みたいなモノ。
世論が動くから。
ただ、そう言う風に進むかはワカラナイ。
この人のスタンスってのも不透明だし。
今回の騒ぎでわかる通り、民主党ってのは毒もクスリも一緒だし（まぁ自民党もですが）。
まだカルトみたいな“全部毒”のが扱い易いわな。
あぁ、ちなみにカルトってのは文化多様性とは何も関係ないですから。
アレはねずみ講みたいな詐欺集団なんで。
ただ、ここがわからない人が多くて困りますけどね。
だから答えは・・・
「焼き払え！」
「・・・腐ってやがる・・・」
「腐っておるから焼き払うのだ」
「おっしゃる通りで」
「総力を結集し、痕跡を留めぬ状態にしろ！一欠けらも残すな！」
「癌より性質が悪いぜ」
「癌？何を戯けたことを。あんなかわゆいモノではない。断固滅殺あるのみ！」
ってしないと手遅れになるよ。
アレは歪んだ病だから。
