アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

講演依頼

2014年06月25日 | 日記
今日
知り合いから講演の依頼がありました。

「命の尊厳」とか「死」をテーマとして
震災の経験を生で話してほしい と

仙台でフォーラムとか石巻の遺族会で
記者の方や報道の方から
「いつか遺族として人の前で講演とか
する事になるかもしれませんね」
と言われた事がありました。


まだまだ
話せません

しかも
今 住んでいるこの地元では
ムリ!

ちょっと取材を受けるだけでも
しばらくはいいかな?
と 思う位イヤなのに…

自分の中の震災が再び
襲いかかってくる作業なのです。
あの時の事
再び
巻き戻してたどる作業は
果てしなく苦しい作業なのです。

だから
お断り と言うか…
身内にお願いしました。

震災遺族でも
講演を出来る方はすごいなぁと思います。

私 気持ちが追いつかなくてムリですもの

それで
講演料とか頂くのもイヤだし…ね
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ガンバレ くーちゃん

2014年06月25日 | 日記
くーちゃんには
今 家庭教師の先生を付けています。
中々手強いらしい
くーちゃんが…

凛が産まれる前の夏休み少し前
アユが早目に里帰りして来ました。

なんてラッキー
共働き家庭にとって
夏休みは地獄の日々
ましてくーちゃんは三人兄妹の末っ子ちゃん
と言っても余りに歳が離れているので
言わば一人っ子
夏休みはもちろん
一人で留守番の
一人でお昼ご飯です。
母は心苦しい…と思いつつもそんな事は言ってられず
長期のお休みは
朝中々起きないくーちゃんに
朝食と昼食を置いて仕事に行きます。

そんな夏休みにアユが帰って来てくれました。

もちろん
すっかりお願いして……

お産で里帰りのはずの長女が里帰りで小学生の子持ちの様に…
「イヤ」とも言わず(言わせず…)面倒を見てくれました。

でも
でもです。
夕方 家に帰って来るとヘトヘトになっているアユでした。
ワガママのマイペースなんでしょうねくーちゃんが…
外では思いっきりいい顔したいい子ちゃんなのに
家では
歳の離れた三番目の末っ子ちゃん
甘やかされ放題のワガママに育つのも
まぁ仕方ないですかね。

そして今や
家庭教師の先生が…

どうやら頭は悪くないらしい
しかし は~~
さぁどうなる期末
ママが頑張っても成績は上がりません!

ガンバレ くーちゃん!



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トラウマ

2014年06月24日 | 日記
父が元気だった頃
10人位の人が乗れる船を持っていて
冬以外はずっと船に乗っていました。

釣ってくる魚が半端ない量で
ウチは魚屋か漁師か…
って感じでした。
普通にサラリーマン家庭だったはずなんですけどね。

その父が7~80センチ程のヒラメを釣って来て
ご機嫌で得意げに
「今日はオレが一番 大きかった」と
包丁でさばいていた時
指を切ってしまい
そのままタオルで押さえ
近くにいた私が病院へ走りました。

そのまま
顕微鏡手術 と言われ数時間
戻って来たお医者の先生の話しを聞きながら
貧血になって立てなくなった私



それ以来
普通に見る血は大丈夫なんですけど
健康診断の採血も大丈夫なんですけど
包丁で切った自分の指を見ると
クラクラしてしばらく何も出来なくなります。
トラウマ

今日は缶詰のフタで指を切ってしまい
しばらく料理 中断する所でした。
思った程 出血しなかったから大丈夫
よかった…

結局
父は小指の神経が切れてしまい
ずっと動かず 時々痛んで
苦労した様でした。

あの時の
出血と指
時々思い出す~

夏の怪談話しより私には
怖~~い!
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夕日

2014年06月22日 | 日記
酒田の日本海には夕日が沈みます。
海に沈む夕日を見るのが
この辺のカップルのデートスポットかな

私も夕日を見るのが好きです。
真っ赤な空に沈む夕日のなんてキレイなんでしょう。

太平洋側ではそれが
朝日なのかもしれませんが

こっちでは朝日に馴染みがないから
やっぱり夕日です。

海に沈む夕日が好きだったけど
今は海 見たくないから
遠くから見る夕日です。

昨日の空もキレイでした。

しばらくお天気がいい日は
そんな空を眺められる季節です。
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距離感

2014年06月22日 | アユと凛のこと
日常のストレスって
笑ったり友達とおしゃべりしたりすると
半分位はなくなってしまいますよね。

特に
女子にはおしゃべりって大事で
仕事のストレスや子供の事や
夫や彼氏のイライラは
おしゃべりする事でリフレッシュされるし
笑いに変えられたりする。

でもね
子供をなくした気持ちは
おしゃべりではどうにも消せないし
第一 笑いに変えられない。
泣いても泣いても
おしゃべりしても
1%も少なくならない。

逆に話せば話すほど
悲しみや切なさや辛さが増したりする事もあるのです。

でも
何もなかったように
いつでもスルーされるのもイヤで
悲しい気持ちの時
そんなアユと凛の話しを
今 生きてる子供達と同じ様に聞いてもらいたかったりする。

私の周りには
そうやって当たり前の様に
今 生きてる子供と同じ様に
話しを聞いてくれる人がいないような気がする。

だから
時々イライラする。
それは更年期でも気持ちの浮き沈みでも
何でもなくて
ただ単に「寂しい!悲しい!」って気持ちだと思います。

それを受け止めれる人はいない。
そんな想像力のある人は中々いませんね。

今を生きてる子供と生きれなかった子供とは
それだけはてしない距離があるって事です。

子供をなくした人と
なくしてない人との距離感とも比例すると思います。

心の距離でもあるのかな

コメント (2)
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