アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

みんな悲しい

2014年11月24日 | 思う事
自分の中では
私の悲しみは誰より一番悲しい。
子供をなくした人でなくても
今、大変な状況にある人はみんな思うのだと思う。
誰でも世の中の中心は自分だから

子供をなくしてない人より
なくした私は悲しい状況なんだと思います。

前に
自死した息子さんの噂話をしていた人が
「自分で死んでしまう様な、命を粗末にするなら
その命 あなたの娘さんにもらいたいよねぇ」
と言った人がいました。
直ぐに答えられなくて何も答えなかったけど
答えは決まっているんです。

自死するには
それなりの苦しみがある。
それは私にはもちろんわからない。
そうやって言った その人になんてもちろん
わからない。
命を粗末にした訳じゃないんですよ きっと
だから
その命は頂けない。
頂きたいとなんて思わない。
そこには想像出来ない苦しみと悲しみがあるから…



我が子を自分の手で殺めてしまう若い親でさえ
苦しみがないわけじゃない。
その時から何年も何十年も
その人が亡くなるまで
その事を身体の全部に絡み付けて
生きていかなくちゃいけないだろう。
それこそ
真綿で首を絞められる苦しさではないのだろうか。
それを
「自ら無くしたモノだから、苦しみはないだろう。羨ましい」
と言ってしまうのは
あまりにも愚かで想像力がなさすぎると思う。


人がなくなる事は悲しく辛い
それが
歳の順ではない
これからまだまだ未来ある子供だったら尚更
それは
災害であれ、事故であれ、自死であれ
例え愛する親が殺めたのであれ

どの悲しみが一番で
どれが二番 なんてない
どれも、これもみんな一番悲しいと思う
イヤ!
子供をなくした親は
どの親も一番悲しい!

そう思う
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