アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

良かった事など一つもない

2018年06月16日 | 日記
「都市空景観大賞」というのがあって
「都市空間部門」の大賞に
女川の駅前レンガ道周辺地区が選ばれたそうです。


あれから
7年と数ヶ月
生きている人達は一生懸命で
誰もが当時の思いとは違ってくる。

当たり前の事だ。

今を生きていく人達は
やっぱり楽しい未来を見つめて生きる。

当たり前だ。

でも
でもです。

その景観の美しさは
震災があったからで
震災がなかったらその景観はできなかった。

だから
「よかったじゃん!」って言われたらムカつく。


私には
震災があって「良い事」は
やっぱり一つもない。

女川の高校生は
「新しい学校ができて
新しい友達ができて
震災がなかったら出会わなかった人達と出会えて
震災も悪い事ばかりじゃなかった」
と話していた。



多分
若者は
震災がなかくても
「新しい友に出会って
新しい仲間が増えて
違う道をいくつもみつけられる」


「震災があって良かった」
と言葉としても聞きたくない。

そんな言葉 失くしてしまいたい。

震災があって
良かった事なんか
一つもない!
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