アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

思う事

2015年01月09日 | 思う事
阪神淡路大震災から20年になる。
その日が近づいて来て
新聞やテレビで取り上げられる事が増えてきた様に思います。

20年前の1月17日に生まれたお相撲さんが
新聞に出ていました。
「運命の日に生まれた赤ん坊」
「与えられた命に感謝」
「亡くなった人の命を背負って生きようと思う」
などの言葉が書かれてあった。
どれもこれも
気に入らない。


誰しもが「生まれたその日」が運命の日なのではないか?
「与えられた命」は明日消えるかもしれない。
そう言うことだ。

亡くなった人の命を背負って…って
力があれば背負えるものでもあるまいし
その意味がわからない。
例えばウチのアユと凛の事を「背負って」って言われたら
凄く不愉快
背負えないでしょうに…
何気に上から目線だし
歩けないおばあちゃんを背負うのと違う
何か間違ってると思いますよ。

そんな言葉を並べた記事に
生きていること
しんでしまう事への
境界線を感じて腹立たしく思う。

そして震災をイベントの様にまつりあげる事に
腹立たしさを感じる。

去年もそう思った。
今年もまた…3月11日もそう思うと思う。

1月17日は
阪神淡路大震災だけを思う日であってほしいと今年も思います。
コメント (4)
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