こんなときこそ。

数ヶ月前に申し込み、予定していた韓国へ行ってきました。

大変な災害が起こっている最中で
家や家族や仲間を、一瞬で奪われた人たちの心中を思うと
深い悲しみでいっぱいになって
まだ続く災害の数々に、どうしようもない不安を覚えるけれど

我々がしょぼんとして元気をなくしたところで何も変わらないし
それより何か行動すべきであって、
とりあえず予定通り行ってきました。
昨日帰ってきました。

帰ってきて、大阪の知人に聞いたところによると
スーパーでは、レトルト商品の棚に商品が全くない、とか。

それは被災地の人たちへ送るため？
それとも地元の人たちが買い込んだの？


世界中が今日本に注目しています。
どの国のニュースも連日、まず日本の災害に関するニュースを取り上げてたし
シンガポールのＬちゃんからも心配のメールが届きました。

みんな深い同情や応援しているという気持ちで注目している。

中国などは
こんな大変な災害を受けながら、驚くのは
日本の人々が冷静に対応しているということだ、とコメント。

配給の列はだれも乱さずきちんと並んでるし、
停電で信号の消えた交差点を、お互い譲り合いながら車が行き来している。
クラクションの音はしないとか。

それでこそ日本。

自らも被害を受けながら、人々に無料で食べ物を配給している方もいる。

危険を承知の上で、福島原発の処置に当たっている人たちがいる。

寝る時間を惜しんで判断、指示を出している人がいる。


なのに、その反面、
被災地でない人たちの、不必要な買い占めが起こってるの？
スーパーの棚に商品が並んでいない、ってホント？

昨日まで外出していて、我が家の冷蔵庫も空っぽなので
今日これから買い物に行くのだけど
…どうなんだろう。


被災地の人たちが不安や苦痛に耐えながら、
落ち着いてお互いを思い合って頑張ってるのに

情けないことだよね。


無駄な危機感と焦りは捨て去ろう。

冷静に、平常心で。

こんな時こそ。


＜追記＞

買い物に行ってきました。
私の行ってるガソリンスタンドも、スーパーもいたって平常。
いつも通りでした。

ただお米がいつもに比べると
棚にあまり残っていなかった。

もし車で数時間で行ける距離なら、
ごはんをいっぱい炊いて暖かいおにぎりを作って
多くの人に配ってあげたい。
そんなことをチラッと考えたりした私ですが
同じ考えの人が大勢いるんだ、と思いたい。