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~気まぐれ日記~

日記やグチ、映画や本の感想など、気が向いたらちょこちょこっとね。

「ヴァレンチノ」

2011年03月18日 | 宝塚歌劇、歌舞伎、演劇など
今日は梅田のシアタードラマシティで
宝塚歌劇宙組公演ミュージカル「ヴァレンチノ」を見てきました。

おもしろかった

最後は悲しい結末だけど
でも確かにハッピーエンド。


祐飛さんて、かっこよくてクールでダンディな役が似合うけど
今回のようなちょっとかっこ悪いというか
田舎者の役もうまい。良い味出してる。
さすがだわ~。

みーちゃん(春風弥里)も良かったわー。
この人はコミカルな役がよく合うのよね。
「ル・シャンテ」の時のこわ~い軍人さんの役もかっこよかったけど
今回のような「良い人」の役は彼女にぴったりだと思う。
「雨に唄えば」のシドとかね。
で、踊りもうまいし。
もっと出てきて欲しいなぁ。
そろそろバウで主演とか。良いと思うんだけどなぁ。

ともちん(悠未ひろ)は悪役復活!ですな。
ここ何作かは「良い人」路線で来てたけど
やはりこの人には「悪い人」がよく似合う。
でもどこかまぬけな所もちらりほらりと出ていて
ともちんらしくて良かったです。
それにしてもデカいなぁ。
で、手足がすごく長い~。
踊ってるとすご~くかっこいいんだわー


今回大注目が、かいちゃん(七海ひろき)!
かいちゃんてあんなに美人だったのねー
娘役さんと並ぶと「デカイ女」度が目立っちゃうけど
単独で立ってると、立ち姿も美しいし、ホント「いい女」
声もきれい。
で、やっぱり大和悠河に似てる
男役なのに何の違和感もなく「いい女」になっちゃうのは
大和悠河に勝ってるんでないかい?

「デカイ女」といえば
かける(風馬翔)のピンクのワンピース姿は良かったわー。
こういうちょっとポイントになるような役所で
若手がどんどん出てきてるのはいいね


ところどころにコミカルなシーンも盛り込まれて
楽しいお話でした。

となりで見ていた60代くらいのおばさま達、
時々声を出してうなずいたり、笑ったり、
ストーリーにあわせて反応するから、おもしろかった

今回はバウ組と別れてるから
出演者も少数。
その分下級生の人たちもたくさん出演シーンがあるので
オペラでみんなをチェックしながら見るのも結構おもしろい


昨日、東京公演の中止が発表されて
楽しみにしている人もたくさんいたはずだから
とても残念

青年館が使えるようになったら、
是非もう一度この「ヴァレンチノ」を再演して欲しいな。
宙組のみんなも東京公演ができなくなって、きっととても残念だと思うし。


とりあえず、
私たちはドラマシティで見ることが出来てラッキーだった。

実はこのチケットも何とか取れたけど、
祐飛さん人気がすごいので、入手しづらかったのだ。


公演後はカーテンコールがあって
祐飛さんが挨拶。
こういうときだから、みなさんに笑顔になっていただきたい、という思いで
公演を頑張るというような事を言ってた。

そして義援金の協力を呼びかけて
最後はいつもなら出演者みんな手を振って終わるところだけど
今回は全員そろって静かに礼をした姿勢で幕が降りてた。

この公演は最初からそうだったのかな?
最初の方は見ていないので分からないけど
今回の災害の後そうなったのかも、と思って見てた。

もちろん、私も義援金箱に気持ちばかりのお金を入れてきました。
となりにいたおじさんも
「ああ言われちゃなぁ~」なんて言いながら入れてました。

どうかこの宝塚パワーが
被災地の方々の力に少しでもなれますように


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